夏の釣りやアウトドアで避けて通れないのが「熱中症対策」です。
その中でも最優先で守るべき部位が“頭部”であることは、多くの釣り人が実感しているはず。
そんな中、ワークマンの人気シリーズから、2026年モデルとなる「エックスシェルター暑熱αハット(シェード付き)」が登場しました。
なお、昨年モデルについてはすでに詳しくレビューしているので、気になる方はこちらも参考にしてください。
👉【昨年モデルのレビューはこちら】
本記事では
- 前作との違い
- 実際の使用感(釣り場レビュー)
- サイズ感と注意点
- 熱中症対策としての有効性
を、みなさんの疑問に答える形で詳しく解説します。
エックスシェルター暑熱αハットとは?

値段:1780円(税込)
管理番号:16652
カラー:ブラック、ホワイト、コヨーテ、セージグリーン、パステルレッド
「エックスシェルター暑熱αハット」は、ワークマン独自素材「XShelter」を採用した夏用ハットです。
XShelterの素材の特徴は以下の通り。
- 断熱性(直射日光の熱を遮断)
- 高い通気性(蒸れた空気を外に逃がす)
- 吸水速乾
- 接触冷感
- 紫外線カット
実際にかぶると、“日傘の中にいるような感覚”に近いのが最大の特徴です。
前作(XShelter暑熱ハット)との違い
2026年モデルの進化ポイントは主に2つです。
① 首元を守るシェードを新搭載
最大の変更点が、首の後ろを覆うシェードの追加。

これにより、
- 直射日光を受けやすい首元を保護
- 太い血管が通る部位の温度上昇を抑制
といった、熱中症対策としての性能が大きく向上しています。
個人的にシェードは待ち望んでいたので、今作が登場してめちゃくちゃテンションが上がりました!
というのも熱中症対策ではいろんなアイテムがありますが、首元はちょうどインナーと帽子の継ぎ目に当たる部分なので、首元までしっかり覆えるアイテムってなかなかないんですよ。
そのために首の部分に日焼け止めを塗るのもな…と思っていた部分なので、これは個人的にめちゃくちゃアツいです…!
ちなみにシェードが付くとデザイン的に暑さ対策に特化しすぎて街中では使いづらいかと思ったのですが

なんとこちらはクルクルと丸めて収納が可能!
つばの裏側にしっかりと収まるようになっているので、収納してしまえば完全に普通のハットです。

これなら普通に電車にも乗れるようになるので、電車釣行組にも嬉しいですね!
② ツバの剛性アップで使いやすさ向上
前作はややツバが柔らかく、折れやすいという弱点がありましたが

今年のモデルは
- ツバにハリが追加
- 型崩れしにくくなった
ことで、釣り中の視界確保や扱いやすさが改善されています。

前作は困るというほどではなかったのですが、強風時などに形が変わって見にくくなることもあったので、これは釣りで使う上では大きな改善です。
③ 価格は+500円(機能追加分)
- 前作(シェードなし):1280円
- 新作(シェード付き):1780円
シェード追加を考えれば、価格アップは妥当と言えるでしょう。
なお、シェードなしモデルも継続販売されています。
実釣レビュー(4月・気温20℃・晴天)

実際に釣り場で使用してみた感想です。
発売時期が3月末ということもありまだ真夏の検証は出来ていないのですが、この日は気温が20度と4月上旬としてはなかなかの気温です。

気温が低いためそこまで暑さは感じないものの、日差しは強く肌が露出している部分は日焼けしそうな感じがします。
ですがやはりさすがのXShelter、高い断熱効果と紫外線カット機能で、肌が露出している部分と明らかに日差しの熱の感じ方が違います。

また帽子のフィット感も前作よりも良くなったのか、キャスト時にズレることもありません。
なかなか風の強い日だったのですが、風が吹いても帽子が飛んでいくこともなく安心して使えました。
また特に印象的だったのが、首元の保護性能。
シェードのおかげで首の後ろがしっかり日差しから守られている感じがしたので、このシェードの存在というのはやはり大きいですし、真夏にはよりそのありがたみを実感できるはず。
真夏のヘチ釣りや船釣りは本当に暑さが厳しいので、これは重宝しそうですね!
真夏での使用感(前作ベース)
今年モデルはまだ真夏未使用ですが、前作をシーズン通して使った経験から言えることがあります。

- 真夏でも頭が蒸れにくい
- 日差しのダメージが大幅に軽減
- 体感温度が明らかに変わる
より詳しい真夏レビューは、こちらの記事でまとめています。
👉【真夏に使ったリアルな感想はこちら】
XShelter素材の実験結果がすごい
■ 吸水速乾テスト
XShelter暑熱αハットの速乾性を試すために、水を垂らして実験してみました。

すると当然、生地に水が染みこんでいくのですが

すごい勢いで周りにじわじわと水が広がっていきます。
これは毛細管現象といって周りの布に水をパスする現象なのですが、表面積を増やすことで空気に触れやすくなり水が蒸発しやすくなるのです。
これは汗をかいた時にも同じことが起こり、汗をかいてもすぐに乾きます。
また気化冷却によって水が蒸発する時に一緒に熱を奪ってくれるので、汗が乾く時に一緒に体の熱も奪ってくれます。

生地は接触冷感で触るとひんやりして気持ちがいいですし、水に濡れても張り付かないので、真夏に汗をかいてもサラサラに保てて気持ちがいいです。
ちなみに水で濡らして7分後には

見た目では水の境目が分からないくらいに乾いていました。
3月下旬の室内でこの結果なので、真夏の屋外なら5分もあれば完全に乾くと思います。
■ 断熱テスト
続いて断熱性の実験です。
この薄い布一枚で日差しの熱を遮断できるのか気になる人もいるかと思います。
そこで沸騰したお湯を、熱伝導率の高い銅コップに注いで実験してみました。

まず素手で触るとやけどしそうなほど熱く、1秒も我慢できないほどの熱さなのですが、では試しにXSHelter暑熱α越しに触ってみると

普通に触れるのです。
さすがにずっと触っていると熱くなるのですが、10秒くらいなら触っていられるほど熱を遮断してくれます。
- 素手:1秒も触れない
- 生地越し:約10秒触れる
ということで、沸騰したお湯の熱が遮断できるなら日差しの熱くらいは余裕だということがお分かりいただけたかと思います。
サイズ感の注意点(重要)
サイズ選びはやや注意が必要です。

実はこちらのXSHelter暑熱αハット、フリーサイズなのですがサイズが小さめなのです。
僕は頭のハチのサイズが58cmなのですが
- 頭囲58cm → 若干余裕はあるがややギリギリ
- アジャスターで小さくはできる
- 大きくすることは不可
つまり、
👉 60cm以上の人はキツい可能性あり
購入前にここは必ず確認すべきポイントです。
ちなみにアジャスターがあるので、小さくする分には問題ありません。

こちらの商品は本当に優秀なので、来年はもっとサイズの大きいものも発売して欲しいですね!
なぜ頭を守ることが最重要なのか?
熱中症は、
- 頭部の温度上昇
- 血液温度の上昇
によって引き起こされます。
つまり、
- 頭部の直射日光を遮る
- 頭の熱を逃がす
この2つを同時に満たすことが重要です。
さらに今回のモデルは、
- 頭 → ハットで保護
- 首 → シェードで保護
と、熱中症対策として理想的な構造になっています。
まとめ|夏の釣りでは“ほぼ必須装備”
エックスシェルター暑熱αハットは、
- 断熱 × 通気の両立
- 首元保護の追加
- 実用性の高い進化
によって、完成度がさらに高まりました。
特に釣りでは、
- 長時間直射日光を浴びる
- 逃げ場が少ない
という環境のため、
👉 「頭を守る装備=快適さと安全性に直結」
します。
昨年モデルは夏本番で店頭から消えた実績もありますし、今年のモデルは既に店頭販売を開始しているのでもし欲しい方は早期確保が無難でしょう。
今回はリニューアルされたXShelter暑熱αハットシェード付きについて紹介しました。
他にも同じ生地を使ったワークマンのXShelter暑熱αフーディ、XSHleter暑熱αカーゴパンツと組みわせれば夏の釣りの暑さ対策のレベルをグッと引き上げることができるので、気になる方はぜひこちらもワークマンで揃えてみてはいかがでしょうか?


