300mで530円!?海外製激安PEラインが釣りで使えるのか徹底検証!

アイテム紹介

ルアーフィッシングでメジャーとなっているPEラインですが、ナイロンなどに比べてトラブルが多いため、あまり安いものを使うのは不安ですよね。

ただ消耗品であることに変わりはないため「安いPEラインないかな」と探していると、国産では考えられない安さの海外製のPEラインを見つけました!

果たしてこれが本当に釣りで使えるのか、飛距離や強度を実際に測定しながらインプレしていきたいと思います!

300mで530円!?海外製激安PEラインが釣りで使えるのか徹底検証!

Sougayliang(ソウガイロン) PEラインの概要

海外製PEラインSougaylangのPEライン
Sougayliang PEライン1号の概要

値段:530円(セール時の価格)
長さ:300m※実際と差異あり
太さ:0.16mm※実際と差異あり
強度:12.8kg
編み数:8本編み
商品リンク:https://s.click.aliexpress.com/e/_opUAQVX

今回紹介するのはSougayliang(ソウガイロン)のPEラインです。

こちらは先日実施されていたアリエクスプレスのセールで見つけたものなのですが、PEラインを探していたところ300mで530円というあり得ない値段のPEラインが。

国産のPEラインだとシーガーX8の1号が300mで2,590円だったので

  • シーガー1号300m:2,590円
  • Sougaylang1号300m:530円

と、比べてみるとその値段は国産ラインの5分の1

国内だと激安で知られるダイソーのPEラインが200mで550円なのですが、こちらはあくまで4本編みです。

一般的に4本編みよりも8本編みの方が値段が高い傾向にあるので、8本編みでダイソーPEよりも安いとなると、安すぎてもはやちゃんと釣りが成立するのか不安になるレベル

いかにも海外製な感じで地雷臭が凄いのですが、購入して試してみることにしました。

外観をチェック

まずは外観をチェックしていきます。

購入後はこのような箱に届いて到着しました。

パッケージはなぜか着物の女性や富士山、桜が描かれた和柄のパッケージ。

中国メーカーのラインですが、原糸に日本製のものを使っているという訳でもないため、一体どうしてこのようなコンセプトになったのかは不明です。

さてラインの方はと言いますと、

めちゃくちゃ普通の見た目をしています。

触ってみても国産のしっかりしたPEと比べると若干表面がざらつくものの、許容できるレベル。

もっとザラザラで安さの理由がわかるものかと思いましたが、ここまでは思ったよりも普通で驚いています。

若干ざらつくとは書いたものの、ダイソーのPEラインは触ると明らかにザラザラするレベルなので、それに比べてば断然滑らかで飛距離は出そうな予感。

糸の質感としてはかなり柔らかめで、コーティングについてはしているのか触っただけではわかりませんでした。

太さを国産品と比較!

見た目は普通のPEラインといった感じだったのですが、太さについてはどうでしょうか?

PE1号といってもいろんな太さがあり、海外製ラインは強度が高いように見えても表記より実際は太いというのもザラ

今回のSougaylangのラインは1号で0.16mmと数値だけ見ると国産PEラインと同程度なのですが、強度は12.8kgとこれが本当ならあり得ないほどの強さです。

さすがにこの値段のラインが国産よりも強度が高いとは考えにくいので、まずは国産ラインと太さを比較してみました。

比較用に用意したのが、ダイワのデュラセンサー8本編み。

こちらの太さは公開はされていないのですが、国産ラインの中でも少し細めなので恐らく1号で0.15mmといったところでしょう。

ではダイワのデュラセンサーと比べてみると

あれ、だいぶ太いぞ

上がSougayliangのラインなのですが、目視でも明らかにデュラセンサーよりも太いです。

ちなみにダイソーのPEライン1号0.181mmで1号の中でも太めと言われているのですが

そんなダイソーPEと比べても、同程度か若干太い気さえします。

0.16mmの記載は絶対に嘘で、実際は0.19mm~0.2mmといったところでしょうか?

ちなみにダイソーPE(下)と比べると、8本編みなだけあってラインのデコボコも見えにくく、ガイドへの干渉も少なそうですね。

強度を測定!

続いて強度を測定していきます。

先ほどの太さが表記よりも盛られていたので、強度についても表記通りの数値が出るのか疑ってしまうもの。

ということで、引張試験機にセットして強度を測定してみました。

それでは試験機にセットして、力を加えてみると

結果は12.75kgでした。

パッケージの表記が12.8kgだったので、表記との差も許容できる範囲です。

念のためあと2回測定して、平均値を算出してみました。

1回目2回目3回目平均値
12.75kg12.20kg11.64kg12.19kg

3回の平均値は12.19kgということで、パッケージの12.8kgほどではないものの、十分に近い数値が出ていると言えます。

糸が太いため1号(太さ0.16mm程度)と比較すると強度が高く出るのは当たり前なのですが、では同じ太さの糸と比べて強度が高いのか気になったので調べてみると

シーガーX8 1.5号(太さ0.2mm):平均強度10.9kg

とのことだったので、0.2mm程度のラインと比較してもやや強めであるとの結果となりました!

太さ詐欺ではあるものの、強度に関しては十分実釣レベルだと言えそうです。

一応、ダイソーPE1号でも同じ実験を行ったところ

種類1回目2回目3回目平均値
Sougayliang12.75kg12.20kg11.64kg12.19kg
ダイソーPE1号8.75kg9.48kg8,89kg9.04kg

平均強度は9.04kgとなりました。

恐らくダイソーPE1号の方が細いためフェアではないものの、ダイソーPE1.5号(太さ0.24mm)でも10kgなので、引っ張り強度はSougayliangの方が上と言えそうです。

本当に300mある?製品の長さをチェック!

海外製品といえば検品がガバガバなことが多く、今回のケースだと本当に300mあるのか気になった人もいるのではないでしょうか?

そこで実際にラインを巻きとって長さをチェックすることにしました!

では実際に、ラインを巻き取ってみると

気になる結果は

まさかの279.3m!

おい、あと20mどうした!!

念のために補足すると、強度のチェックでラインをカットした分短くなっているのではと思う方もいるかもしれませんが、実はこのことも考慮して先に長さのチェックを行っており、これは完全に未使用の時点の長さです。

ちなみにスケールがズレている可能性も考え、別のスケールで確認しても同じような長さとなったので、こちらの製品が表記より短いということで間違いないかと思います。

280mで530円だったとしてもめちゃくちゃ安いことに変わりがないものの、このあたりがいかにも海外製激安ラインといった感じですね笑

飛距離を測定!

それでは皆様お待ちかね、SougayliangのPEラインで実際にルアーをキャストしてみました!

比較用に国産ラインでテスト

いきなり飛距離を測定してもピンと来ないと思うので、まずは国産PEでキャストしてみましょう。

用意したのはシーガーの完全シーバス0.8号。

僕がシーバスやチニングで愛用しているラインで、こちらはキャストするとルアーがスーッと気持ちよく飛んでいきます。

こちらで20gのミノーをキャストしてみると

飛距離は41.7mでした。

5回キャストして、平均値を算出したものがこちら。

1投目2投目3投目4投目5投目平均値
41.7m41.3m41.2m46.1m42.2m42.5m

平均値は42.5m

ラインは0.8号と細いため完全シーバスに有利な条件ではありますが、激安ラインの飛距離はどれほどのものなのでしょうか?

いざ本命、SougayliangのPEライン

さて、真打のお出ましです。

こちらも同じ条件でキャストしていきます。

すると

あれ、普通に使えるぞ…?

先ほどの完全シーバスに比べると若干糸鳴りがするものの、全然気にならないレベル。

気になる飛距離は

39.5mでした。

5回キャストした結果がこちら。

種類1投目2投目3投目4投目5投目平均値
完全シーバス41.7m41.3m41.2m46.1m42.2m42.5m
Sougayliang39.5m40.0m41.2m40.8m39.9m40.3m

流石に糸が太いので完全シーバス0.8号ほどではないものの、実質1.5号のラインとしては大健闘なのではないでしょうか?

強度がそこそこあってこの飛距離であれば、普通に使えるレベルだと思います!

ちなみに同様の実験をダイソーのPEライン1号でも行ってみたのですが

種類1投目2投目3投目4投目5投目平均値
完全シーバス41.7m41.3m41.2m46.1m42.2m42.5m
Sougayliang39.5m40.0m41.2m40.8m39.9m40.3m
ダイソーPE1号33.8m39.5m39.3m35.6m42.8m38.2m

結果は38.2mで、ダイソーPEよりも太にも関わらず2mほどよく飛ぶという結果に。

恐らく4本編みと8本編みの差が出ているのではと思っているのですが、飛距離の面でもダイソーのPEラインよりもSougayliangの方が上という結果となりました。

気になるところ、注意点

めちゃくちゃいいラインという訳ではないものの、強度や飛距離の面で問題なく使えるSougayliangのPEラインですが、ここからは気になるところや注意点について紹介します。

長さ詐欺

やはり一つ目は長さ詐欺について。

上の文章でも紹介したとおり、検品がガバガバなのか300mのラインなのに280と表記よりもかなり短い長さで送られてきました。

280m530円でも十分に安いのですが、これはどうしても損した気分になってしまいますね笑

今回がたまたまという可能性もありますが、購入する時は10%程度は表記より短くなるということも覚悟した方がいいかと思います。

太さ詐欺

続いて太さ詐欺について。

これは上の長さ以上に影響が大きく、商品ページを見て国産メーカーと同じ基準で選ぶと、太さがかなり違うのでギャップを感じやすいかと思います。

ただ太さの割に強度はしっかりしているので、購入する時は国産メーカーより2つほど号数を落として購入するのがオススメです。(1号が欲しいなら0.6号あたり)

コーティングスプレーはあった方がいいかも

これは懸念レベルではありますが、コーティングが一般的なPEラインに比べて薄い気がするので使用時はPEにシュッ!などのコーティングスプレーを使用した方がいいかと思います。

ラインの摩擦も減らせて長持ちしますし、飛距離もアップするため、コーティングが不安なSougayliangのラインとは相性がいい気がしました。

余談ですがPEにシュッ!で飛距離が伸びるのかについては、過去の記事で実験結果を紹介しています。

今回は海外製激安PEライン、SougayliangのPEラインについて紹介しました!

めちゃくちゃいいラインという訳ではないものの

  • しっかりした強度
  • そこそこの飛距離

があり、同じ激安PEであるダイソーPEよりも断然使いやすいかと思います。

普段は300mで850円程度なのですが、セール時には安くなるかと思うので、気になる方は下のリンクから探してみてはいかがでしょうか?

Sougayliang PEライン商品ページ(アリエクスプレス)

この記事を書いた人

SNS総フォロワー数4万人の釣り情報メディア「釣りの知恵袋」なるフィッシュの管理人で、Yahoo!ニュースエキスパートとしてYahoo!ニュース等で釣りに関する情報を発信するWEBライター。
2020年から釣りに関するアイテムや情報の情報を発信し、今までに得た釣りのノウハウや、1,000種類以上の釣具を試してきた経験から釣りに役立つ情報を皆様にお届けします。

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