ダイソー釣具から遂に匂い付きのストレートワームが登場しました!
果たしてこちらでどんな魚が釣れるのか、またオススメの使い方について紹介します。
ダイソー釣具から匂い付きワームが登場!?釣れる魚やオススメのセッティング方法
新型ストレートワームの基本情報
まずはダイソー新型ストレートワームの基本情報を紹介します。
価格:110円
数量:10本入り
長さ:96mm(3.77インチ)
重さ:1.45g
ごく一般的なミミズ型のワームで、主にブラックバス釣りで使用します。
1本110円と非常に高コスパ商品なのですが、こちらの商品の最大の特徴はなんといってもフレーバー入りであること。
パッケージを開けて匂いを嗅いでみるとほんのりかっぱえびせんのような香りがするのですが、このフレーバーの効果なのか、こちらのワームは普通に釣れます…!
評価としては以下の通りです。
◆評価
飛距離:★☆☆☆☆
アピール:★☆☆☆☆
食わせ:★★★★★
小さめのワームなので遠投性やアピール力は低いのですが、食わせの力はすさまじいです。
フレーバーの効果なのか、魚がいるところに投げ込めばすぐに魚のアタリがありますし、魚の食いも深い気がします。
魚の居場所が限られる小場所で威力を発揮するワームです。
新型ストレートワームの凄さ
その① 魚の食い付きが抜群にいい
一つ目の凄さは、やはりなんといっても魚の食い付きが抜群にいいところです。
やはりこのエビフレーバーの力なのか、魚がいるところに落とすとすぐに反応を得られます。
つい先日、近所で試しに使ってみたら、仕掛けを足元に落とした瞬間に
良型のハゼが釣れました。
しかも凄いのか、こちらのハゼは針が口にかかっておらず、ワームに食いついて顎の力だけでぶら下がって釣れてきたところ。
このフレーバーの匂いを本物の餌と勘違いしたのか、全く離そうとせず相当な食いの深さでした。
またさらに使い込んでみると、テトラの周りでは
ブルーギルが釣れました。
他にもギル、ギル、ギルと
ギルがたくさん釣れたのですが、当然ギルが釣れるということは
ブラックバスも問題なく釣れます。
メーカー品のワームを落としても反応がない時に、ダイソーのストレートワームに変えたら食ってきたなんてことも何度もあったので、食わせの力は本当にすさまじいです。
その② 100均ワームとは思えないリアルな質感&見た目
こちらのワーム、匂いだけでも十分優秀なのですが、見た目や質感も本物のミミズそっくりでワームとしての完成度が高いです。
全体に入った細かい横縞や、程よく弾力のあるボディ。
実際に針にセットして水中で動かしてみても
体を揺らしながらユラユラと落下し、アクションを加えると艶めかしく動く様子は、見るだけで間違いなく釣れると確信できます。
新型ストレートワームで釣れる魚
新型ストレートワームで釣れる魚について紹介します。
その① ブラックバス
ます一つ目の魚はブラックバスです。
ストレートワーム(ミミズ型ワーム)はもともとバスフィッシングで主に使用されているだけあって、ブラックバスは当然釣れます。
詳しいセッティングは後述しますが、ノーシンカーやダウンショットリグがオススメです。
その② 根魚(カサゴなど)
2つ目の魚は根魚(カサゴなど)です。
こちらは冬の時期に盛り上がりを見せるテトラの穴釣りで使用します。
飛距離やアピールがないものの食わせの力抜群のストレートワームは、魚の居場所が分かっているテトラの穴釣りにピッタリです。
その③ ハゼ
3つ目の魚はハゼです。
ハゼは近くにエサが落ちると貪欲に食いついてくるので、食わせの力が強いストレートワームと相性が抜群。
ただし口が小さくそのままではなかなか針がかりしないので、ワームを適当な長さにカットして使用するとよいです。
オススメのセッティング
ダイソー新型ストレートワームのオススメのセッティングについて紹介します。
その① ノーシンカーワッキー
一つ目のセッティングはノーシンカーワッキーです。
マス針をワームのボディにちょんがけしただけのシンプルなセッティングですが、ワーム本来のポテンシャルを最大限に引き出せるので魚に口を使わせやすくなります。
ただしワーム本体が1.45g程度しかなく非常に軽いので、飛距離が出ない上にスピニングリールでしか扱えないというデメリットがあります。
流れがなく水深の浅いエリアでの使用がオススメです。
ちなみにマス針についてはオススメの物があって
セリアで110円で売っているこちらのマス針、20本も入っているのに110円という圧倒的な安さをしています。
品質についても針先は鋭く、また強度もしっかりあって35cm程度のバスもしっかり抜きあげられています。
サイズもちょうどダイソーの新型ストレートワームにピッタリなのでオススメです。
セリアのマス針の強度や鋭さなど、詳しいインプレは下の記事からご覧いただけます。
その② ダウンショットリグ
続いてダウンショットリグです。
先ほどのマス針をリーダーの途中にセットして、下にシンカーをつけます。
ノーシンカーと違ってシンカーがついているので、水深があるところでも底まで落とすことができます。
シンカーについては水深や水草などの有無に合わせて変えていますが、障害物がなく水深が1m程度のところなら2g程度でよいと思います。
またシンカーがワームよりも上についていることで、シンカーの着底後にふわっとワームをフォールさせることができます。
シンカーについてはダイソーで売っているダウンショットシンカーもいいですし、3.5g以上の重さが欲しい時にはAmazonや楽天で売っているdukesというメーカーのものが安くてオススメです。
dukesのダウンショットシンカーのインプレは下の記事で紹介しています。
その③ ネコリグ
続いて一つ目のノーシンカーワッキーにシンカーを挿入したネコリグです。
ワームの頭の部分にネイルシンカーを埋め込んで使用します。
ただしワームが非常に細いことや、ワームの重量が軽いことから、シンカーの存在で動きが悪くなります。
その③ カットして使用
ハゼやブルーギルなど、対象魚の口が小さい時にはカットして使用します。
カットすることでワームの動きはほとんどなくなってしまいますが、ハゼやギルなどの魚は小さいエサでも臭いを頼りに食いついてくれるので、通常の使い方でアタリがあるのにフッキングしない時には小さめの針にカットしてつけるのがオススメです。
ダウンショットリグの組み方
個人的に一番活躍機会が多いと思っている、ダウンショットリグのセッティング方法について紹介します。
フックの結び方はたくさんあるので自分のやりやすい方法を選んでもらえればよいのですが、今回は僕が知人から教えてもらった簡単な方法について紹介します。
まずはリーダーを二つ折りにします。
この時のリーダーの長さがフックの位置になるので、フックの位置を高くしたい方はなるべく長めに取りましょう。
ここではフックとシンカーの間を10cmくらいにしたいので、15cmほど折り返します。
続いて、フックの輪の中に二つ折りにしたリーダーを通します。
続いて、この状態で折り返してぐるぐるとねじりまして
上のフック側の輪の中に、二つ折りにしたリーダーの端を通して縛ります。
ここまで来たら、次はリーダーの端をフックの輪の中に通します。
ちなみにこの右手で持っている側がボトム側です。
フックの穴にリーダーの端を通したら、この輪っかの部分は用済みなので
ハサミでカットします。
あとはボトム側にダウンショットシンカーをセットしまして
あとはワームをチョンがけすれば完成です。
こちらをテトラの際や、キャストしてズル引きするだけで、ギルやバスなどの魚が食ってきます。
ちなみに根がかりが多いところだと
このように針先を隠してセットすることで、根がかりを軽減させることができます。
Q&A
使用する上で気になりそうなポイントをまとめてみました。
全然飛ばない、沈まない
→非常に軽いワームなので、距離は出しにくいです。使用する時はスピニングリールで、ラインも細いものに変えると扱いやすくなります。また沈まない場合は、ダウンショットでシンカーを重くしてみて下さい。
アタリがあるのにフッキングしない
→アタックしてくる魚のサイズが小さいか、魚の口が小さくて針がかりしない可能性があります。このような時はワームを半分にカットして、フックのサイズを下げてみるとよいです。
小さい魚しか釣れない
→ワーム自体が細く小さいので、型狙いには不向きです。サイズは小さくでも、とにかく魚を釣って楽しみたい方にオススメのワームです。
今回はダイソー釣具から登場した新型のストレートワームについて紹介しました。
10本110円と非常に安い上に非常に良く釣れるワームなので、気になる方はぜひダイソーで探してみて下さい!