釣りに便利なアイテムや情報を紹介している「釣りの知恵袋」なるフィッシュです!
海釣りでは8月頃になると大量発生するのがクラゲ。
クラゲが大量にいる時って、なんだか釣れる気がしなくなるものなのですが、果たしてクラゲがいると魚は釣れなくなるのでしょうか?
そこで今回は、僕の過去の経験をもとにクラゲと釣りの関係や、クラゲがいても釣れるときの条件について紹介します。
クラゲがいると釣れない?海釣りとクラゲの関係とは
クラゲが発生すると釣れにくい
結論から申し上げると、「クラゲが大量に湧いている時は釣れないわけではないが、釣れにくくなる」というのが僕の今までの経験からの答えです。
今までクラゲがたくさんいてもシーバスなどの魚が連続でヒットしたことはあるのですが、それ以上にボウズで終わったことの方が多い気がします。
というのもどうやら調べてみると、クラゲはご存知の通り触手に毒があるのですが、これは人間だけでなく魚にとっても有害なようで、クラゲの種類によっては小魚などを触手を使って捕食するものまでいるそうです。
なので大量に発生したクラゲを避けて、魚が別のところに散ってしまうという可能性は十分に考えられます。
またクラゲが活発に活動する水温は20-30度程度と言われていますが、例えばシーバスなどの魚は適水温が14-18度程度とも言われており30度付近になると暑すぎるため、魚の活性が低くなって釣れなくなるのではとも考えています。
クラゲがいても釣れる条件とは?
先ほどもお伝えした通り、クラゲがたくさんいても釣れるときは確かにあります。
それは「クラゲのいる層といない層が分かれている時」です。
海でたくさんクラゲがいたとしても、例えば上の画像のように表層にのみ固まっている場合は、クラゲが湧いていても魚が釣れる可能性があります。
過去に潮通しのよい堤防で釣りをしていた時にクラゲが湧いていたのですが、レンジを下げるとクラゲの反応がなく、その下にシーバスがついていたために連発したことがあります。
人によってはルアーがクラゲにあたった時に起こるイレギュラーなアクションが誘いになって、シーバスの捕食スイッチが入るとも言っているので、クラゲと魚の遊泳する層が違うときには問題なく釣れると思っています。
クラゲがいて釣れない時
先ほど、クラゲと魚の遊泳する層が違うときは釣れる可能性があるとお伝えしましたが、こればっかりはお手上げだなというときがあります。
それは、クラゲが表層から底までびっしり湧いている時です。
このような状況だと、僕もほとんど釣れた経験が釣れた経験がないためお手上げ状態となります。
クラゲが表層から底までびっしり湧いていると、どのレンジを通してもクラゲがフックに刺さってしまって、そもそも釣りにならないことが殆どです。
クラゲが表層だけに湧いているのであれば、レンジを変えればルアーに引っかからないようになるのですが、どのレンジを引いてもクラゲが当たってくるような場合は、あきらめて場所を移動するようにしています。
結論:クラゲがいても釣れるときはあるが、いない方がいい
結論としてましては「クラゲはいても釣れることがあるものの、いない方がいい」と感じています。
クラゲが大量にいると釣れないことが多いですし、釣れるにしてもルアーやラインにクラゲが絡んで干渉されるため、クラゲはいないに越したことはないです。
またクラゲが湧いている時に注意して欲しいのが、クラゲの触手。
クラゲが大量に発生した海で釣りをすると、ラインやルアーにクラゲの触手が絡むことがあるのですが、クラゲの触手は本体から離れても毒性が失われないので絶対に素手では触れてはいけません。
僕も過去に知らずに素手で触れてしまって、腫れてしまったことがあります。
ちなみにラインに付着したクラゲの触手を手で触れずに取り除くなら、セリアから発売されているラインクリーナーがオススメです!
こちらをロッドに取り付けて、ラインをセットしてからリールを巻くだけで、クラゲの触手を手で触れずに取り除くことができます!
これからの時期に海釣りで活躍すること間違いなしなので、これからの時期に釣りをする方はぜひセリアで探してみてください。
今回は釣りとクラゲの関係について紹介しました!
クラゲがいても釣れる場合があるのですが、表層から底までびっしりクラゲがいるような状況だとさすがに厳しいので、あまりにも量が多い時には場所を移動した方がいい気がします。
また夏の時期は水温が高く、魚が釣れにくくなる難しいシーズンなので、魚が釣れずに困っている方はぜひこちらの記事も参考にしてみてください。