冬の釣りにピッタリ!おたふく手袋の蓄熱ソックスを徹底レビュー

アイテム紹介

冬の釣りといえば防寒対策が必須ということで、しっかりと寒さ対策ができる靴下を探している方もいるのではないでしょうか?

僕も真冬でも釣りをするので何か良い防寒グッズがないか探していたところ、冬の釣りにピッタリの靴下が!

そこで今回は、そんな冬の釣りでピッタリの防寒用ソックスについて紹介します。

冬の釣りにピッタリ!おたふく手袋の蓄熱ソックスを徹底レビュー

おたふく手袋 JW-231 BTサーモエボ蓄熱オールパイルソックスの概要

商品名:JW-231 BTサーモエボ蓄熱オールパイルソックス
値段:2足セット1,400円程度(執筆時点のAmazonでの価格です)
カラー:ブラック、グレー

今回紹介するのはおたふく手袋のBTサーモエボ蓄熱オールパイルソックスです。

値段は2足セットで1,400円程度と、防寒用ソックスの中では手ごろな価格をしているのですが、これがめちゃくちゃ暖かい

詳しい外観については後ほど紹介しますが、厚手の生地で見るからに暖かそうなのに、生地には蓄熱鉱石の粉末が練り込まれているので効率よく体の熱を蓄えてくれるのです。

おたふく手袋商品ページより引用

もともとおたふく手袋には蓄熱インナーグローブと言って、手袋の下にはめることで保温効果が爆上がりすると言われているアイテムがあったのですが

あまりに暖かいとの評判から、同じ素材を靴下に転用したのが今回紹介するBTサーモエボ蓄熱オールパイルソックスという訳です。

それではこちらの靴下の詳細について紹介していきます。

外観をチェック

まずは外観をチェックしていきます。

取り出してみるとこんな感じで、防寒ソックスらしくかなり分厚めの生地

足は冷やされた地面からの冷気が直に伝わってくる場所なので、これくらい分厚いと心強いですよね。

靴下の裏側の素材をチェックしてみると

表地よりもやや柔らかめで、タオル生地のように吸水性が良さそうに見えます。

実際に足を入れた様子がこちら。

履いてみると柔らかめの素材なので厚めの割に動きやすいですし、足が包まれているような感じでじんわりと暖かみを感じます

さて現時点ではかなり良さそうに見えるこちらの靴下ですが、実際に釣りで使った場合はどうなのでしょうか?

実際に釣りで使ってみた

それでは実際にBTサーモエボ蓄熱オールパイルソックスを釣りで使ってみました。

この日の気温は3度と冬らしい天気で、防寒アイテムの検証にはピッタリ。

ちなみにインナーには同じくおたふく手袋の新作、蓄熱インナー「サーモエボボア」を着用しています。

さて、3度の気温の中で使用した感想なのですが、結論から言うとめちゃくちゃ快適です。

堤防も冷え切っていますし、この日は間違えて防寒用の靴を履いてくるのを忘れてしまったのですが、寒さを感じることなく釣りを楽しめています。

冷たい風が吹きつける冬の朝マヅメということですぐに心が折れても不思議ではないのですが、体感的には11月頃のような感じ。

確かに顔や手は露出しているので冷たいものの、体全体が温められているせいか末端まで暖かいです。

また冬の防寒用ソックスといえば気になるのが汗冷えですが、汗冷えに関しては指と指の間などの布が触れていない部分については多少汗を感じるものの、水分を外に逃がす機能が高く、防寒用ソックスの中ではかなり蒸れにくいような気がします。

この日は6時間程度釣りをしたのですが、暖かさ、動きやすさの点でも冬の釣りで安心して使えるレベルのアイテムでした!

気になるところ・注意点について

続いてBTサーモエボ蓄熱オールパイルソックスの気になるところ注意点について紹介します。

指と指の間はどうしても蒸れる

一つ目は「指と指の間がどうしても蒸れてしまう」こと。

これはこの靴下に限った話ではないのですが、どうしても指と指の間などの布が触れていない部分は湿気が溜まります。

布が触れている部分については蒸れを感じないので生地のせいではないのですが、状況によってはこの汗が冷えて汗冷えに繋がる可能性はありそうですね。

もしこれが5本指タイプになって指の間まで汗を逃がせるようになれば、かなり理想的な気がします…!

これ一つで対策は完結しない

二つ目は「この靴下一つで防寒対策は完結しない」ということ。

防寒アイテムを紹介すると「使ったけど寒かった」といった意見を見かけるのですが、このケースで多いのが特定のアイテムで防寒対策を完結しようとしていること。

防寒はトータルバランスが大事で、たとえばこちらの靴下を使っても足が冷たいと感じる場合、もしかしたら

・靴が防寒使用ではない
・インナーやアウターによる対策が不十分

といった可能性が考えられます。

僕の経験上、インナーやアウターなどの防寒がしっかりできている場合、体の芯から温まることが多いため自然と指先まで暖まるケースが殆どのように感じます。

またこちらのソックスは通気性が良い分、風には弱く温めた空気が逃げてしまうため、防風性のしっかりした靴下とセットで使う必要があります。

【参考】「発熱」と「蓄熱」の違いについて

近年の防寒用アイテムの定番といえば発熱と蓄熱がありますが、ここでは発熱と蓄熱の違いについて簡単に紹介します。

「発熱」について

まず発熱についてですが、これは繊維が体から出た水分に反応して熱を発する仕組みのこと。

生地の素材にはレーヨンなどが使用されることが一般的です。

「蓄熱」について

続いて蓄熱についてですが、これは鉱石などを使用して体の熱をうまく蓄える仕組みのこと。

仕組みには鉱石が人体の熱を反射するものから、熱を効率よく蓄えるものなど様々ですが、発熱と違い体の熱を利用していることから体が暖まり過ぎるリスクが低いです。

発熱と蓄熱はどっちがいい?

では気になる発熱と蓄熱のどちらがいいかについて。

これだけ読むと発熱の方が水から熱を発する分、いいように思えるのですが、テーマとなるのが汗冷え

吸湿発熱素材でメジャーなレーヨンですが、実は一般的に吸った水分を逃がすのが苦手と言われており、水分の量が増えるとかえって汗冷えしやすいと言われています。

なので結論としては

発熱:履き始めから暖かい。汗をかくと冷えやすいので、あまり動かない釣り向き
蓄熱:必要以上に温めすぎない。水分を逃がすのが上手く、動き回る釣り向き

といった具合に、目的に合わせて使い分けるのが良さそうですね。

ちなみにおたふく手袋には蓄熱ソックスの他に、レーヨンを使った発熱ソックスも売っています。

こちらも使ってみると厚手で暖かく、去年まで冬の釣りで愛用していたので、あまり動き回らない釣りではこちらのソックスもオススメです。

今回はおたふく手袋の新商品、BTサーモエボ蓄熱オールパイルソックスについて紹介しました。

1足あたり700円程度と防寒ソックスの中では安価ですし、しっかりした靴下を持っておくと寒さの感じ方が変わってくるので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

他にも冬の防寒用アイテムについて紹介しているので、気になる方はこちらもご覧ください!

この記事を書いた人

SNS総フォロワー数4万人の釣り情報メディア「釣りの知恵袋」なるフィッシュの管理人で、Yahoo!ニュースエキスパートとしてYahoo!ニュース等で釣りに関する情報を発信するWEBライター。
2020年から釣りに関するアイテムや情報の情報を発信し、今までに得た釣りのノウハウや、1,000種類以上の釣具を試してきた経験から釣りに役立つ情報を皆様にお届けします。

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