釣りに便利なアイテムや情報を紹介している「釣りの知恵袋」なるフィッシュです!
ルアーフィッシングといえばエサ釣りと違って、ルアーにアクションを加えることで魚を騙して釣るというイメージがあるため、一生懸命動かしている方もいると思います。
ですが状況によっては動かさない方が釣れるシチュエーションがあるのをご存知でしょうか?
そこで今回は、動かさなくても釣れるあるワームについて紹介します。
動かさないから釣れる!WAMWAM60の凄さと使い方
動かさなくても釣れる、ジャッカルのWAMWAM
◆ジャッカルWAMWAM60の基本情報
サイズ:60mm
重さ:5.5g
個数:5個
値段:600円前後
今回紹介するのは、ジャッカルのWAMUWAM(ワムワム)というワームです。
こちらはエビ系の甲殻類を模したワームで、ずんぐりとしたボディが特徴的です。
魚がボトムのエサを意識している時に強く、僕の地域では特にテナガエビが活動する梅雨~夏ごろに活躍してくれます。
サイズは40と60の2種類です。
ワムワムは塩入の高比重ワームで40は3.5g、60は5.5gとワーム単体でも重さがしっかりしています。
60のサイズならノーシンカーでもベイトリールでしっかり飛ばせるので、個人的には60のサイズがオススメです。
WAMWAM(ワムワム)のここが凄い
ワムワムの凄いところは、なんといってもその食わせの力です。
こちらからアクションを加えて魚にアピールするワームではなく、水流の変化などをうまく利用して自然に魚にアピールするので、魚もしっかりエサと認識して食ってきているようなアタリが出ます。
上の写真はワムワムで釣ったバスなのですが、食いが相当深かったようでワムワムが喉の奥までがっつり飲み込まれています。
またワムワムにはエビのフレーバーが配合されているので、自然なアクションに加えて匂いでも魚にアピールすることができます。
パッケージを開けると確かにほのかにエビのような匂いがするのですが、かすかに香る程度なので魚を寄せるほどのものではないかと思います。
オススメのセッティング
続いてオススメのセッティングについて紹介します。
ワムワム60はしっかりと重さのあるワームなので、自然な動きで誘えるノーシンカーがオススメです。
フックサイズはオフセットフックの#1/0か#2/0が推奨されています。
#2/0はセットするとやや小さい気がするので、オフセットフックなら#1/0が良いと思います。
ただ個人的にはオフセットフックも良いのですが
上の画像のような、ねじ込み式のフックが刺しやすくてずれにくいのでオススメです。
僕はマキサスフックの#1を使っています。
WAMWAMの使い方
ワムワムは自分でアクションを加えても釣れないことはないと思うのですが、真骨頂は流れに乗せて使うこと。
ずんぐりとしたボディが水の流れを受けて、流されてくるベイトを演出してくれます。
また長く伸びた2本の手や、両サイドの足が非常にリアルで、視覚的にも魚を騙してくれます。
使い方としては流れのあるところの上流側にキャストして、糸ふけを取りながら底を転がすようなイメージで使っています。
この時、ボトムは何もないところよりも岩などの障害物がゴロゴロと点在しているところの方が釣れやすいです。
釣れる魚
ワムワムのメインターゲットはスモールマウスバスです。
特に川スモールには効果が覿面で、流れの中を好むスモールマウスバスと、流れの中で真価を発揮するワムワムは相性が抜群。
ハードルアーにスレた魚にも自然なアプローチで口を使わせることができます。
また僕は釣ったことがないのですが、ワムワムでチヌも使えるみたいでチニングのワームとしても使われているみたいです。
ワムワムのアタリは独特?
ワムワムは食わせのワームなので、他のワームを使った時と違って独特なアタリが出ます。
例えばミノーなどで魚をかけた時には魚がルアーを加えた瞬間に反転するのでガツンとしたアタリが出るのですが、ワムワムはエサのようなアプローチなので、まずは小さくコツンとしたアタリが出ます。
この小さなアタリの時には恐らく魚がワームを口に含んだだけで反転はしていないので、この瞬間にワセを入れると高確率ですっぽ抜けます。
小さなコツンとしたアタリの後、魚がスーっとワームを咥えて持ち去るので、この瞬間にアワセを入れるとバシっと決まります。
文章で紹介するとわかりにくいのですが、下の動画で詳しく紹介しているので気になる方はぜひご覧ください。
ワムワムはどこで買える?
ワムワムの購入方法ですが、あまりメジャーなワームでないせいか釣具屋で置いているのをあまり見かけたことがないので通販がメインとなります。
Amazonでは500円以下で買える場合があるので、僕はいつもAmazonで購入しています。
5個で500円程度と、ワームとしてはとても安いわけでないのですが、よく釣れる実績のあるワームなので満足して購入しています。
カラーはグリパンなどのナチュラル系のカラーがオススメです。
今回はワムワム60の凄さや使い方について紹介しました!
自分で動かすタイプのワームと違って、流れの力を借りて自然にアプローチできるので食わせの力は抜群です!
気になる方はぜひ一度使ってみてください!