ワークマンから2025年夏、酷暑対策用に通気性抜群のコスパ抜群カーゴパンツが発売されました!
今回はそんなワークマンの新商品が夏の釣りで使えるのか、気になるところ等について紹介します。
【ワークマン】ツーキットカーゴパンツをインプレ!釣りで使った感想は?
ワークマン ツーキッドカーゴパンツの概要

値段:2,500円(税込)
サイズ:S、M、L、LL、3L、4L
重量:175g(Lサイズ)
カラー:チャコール、ベージュ、セージグリーン、グレー
今回紹介するのはワークマンのツーキッドカーゴパンツです。
値段はワークマンらしい2,500円と手ごろな値段をしています。

実はこちらのアイテムは4月に実施された酷暑対策展示会にて、担当の方が「軽さと通気性を極限まで追求したアイテム」と激推しており、僕も実際に着用したところあまりの履き心地の良さに一目ぼれしました笑
実際にユーザーからの評価も非常に高く、ワークマン公式オンラインストアの口コミでは2025年5月末時点で5点満点中4.3点の高評価。

特に注目すべきなのは通気性で、ウエストの二重構造や膝裏のベンチレーションなど、体の蒸れた空気を外に逃がすための仕組みが構造レベルでデザインされているのです。
夏用パンツとしての機能面も素晴らしく
- UVカット
- 速乾
- 通気性
と、夏の釣りで必要な機能を兼ね備えています。
それではこちらのアイテムの詳細について、詳しくレビューしていきます。
外観をチェック
まずは外観をチェックしていきます。

実際に着用した様子はこちら、ゆったりめのシルエットをしています。
履いてみた感想としては「ビックリするほど軽い」です。
店頭で手に取ってみるとわかるのですが、重さがLサイズでも175gしかなく、明らかにズボンの重さではありません。

僕が購入したのはMサイズなのですが、測ってみると165gでした。
あまりの軽さに、初めのうちはなかなか慣れないレベルです。
続いて各部位の詳細をチェックしていきます。
まずはウエストの部分は2重構造になっていて

ウエストの部分をアジャスターで絞るとメッシュの部分が立ち、腰回りの蒸れた空気を逃がしてくれます。

実際に着用してみるとこんな感じで

ウエストの部分には指が1本入るくらいの隙間が空いています。
特に腰やお尻の周りは汗をかきやすく熱がこもりやすいので、こもった空気を外に逃がしてくれるのは嬉しいですね。
さらに夏場は膝の裏に汗をかいたことのある方も多いと思いますが

膝の裏側にもベンチレーションがあり、こもった空気を外に逃がしてくれます。
人の体で汗をかきやすい部分をここまで構造レベルで対策してくれているのは本当に凄いです…!
また足首の部分にもアジャスターがついているのですが

こちらの紐を絞ることで

足首を露出させることができます。
足首も太い血管が通っているので熱を持ちやすいですし、足首を露出することで更に通気性を高めることができるので、本当に暑い時は足首を露出させると良さそうですね。
生地は触ってみると、指の形が分かるほどの薄さ。

生地が薄いとすぐ破れないか不安になってしまいますが、触ってみると案外丈夫そうな様子。

伸縮性もあるので、動きやすそうです。
釣りでは小物も多いのでポケットの数も重要ですが、さすがは職人用ということで収納は充実していて前面に4か所と

後ろ側には2つの、合計6つもあります。

釣りではさすがにここまでの収納は必要ないかと思いますが、収納面で困ることはまずなさそうですね!
ツーキッドカーゴパンツを実際に釣りで使ってみた
それではワークマンのツーキッドカーゴパンツを釣りで使ってみました!

結論から言うと、めちゃくちゃ快適です…!
この日は日焼けするような暑い日なのにも関わらず全然蒸れません。
特に通気性がいいというのは思ったよりも快適なようで、ちょっとした風が吹いた時に足の中を風が通り抜けるような感じがして涼しく感じられました。
特に凄さを感じたのが自転車に乗っている時で

息が上がるレベルで漕げばさすがに暑くなるかと思ったのですが、走っている時の風で足にこもった空気を外に逃がしてくれるので、蒸れた感じが全然しませんでした。
また伸縮性も良くて自転車に乗っても窮屈な感じや、破れそうな感じがしなかったので、釣り程度の運動であれば邪魔になることはなさそうです。
今年発売ということでまだ本格的な夏に使用できていないのですが、これだけの速乾性や通気性があれば真夏の釣りでも活躍してくれること間違いなしだと思います!
ツーキッドカーゴパンツの気になるところは?
ここからはツーキッドカーゴパンツの気になるところについて紹介します!
縫製が不安?
一つ目の気になるところは縫製について。
こちらのツーキッドカーゴパンツ、2,500円のカーゴパンツとは思えないほど機能性が高いこともありユーザーからの評判も良いのですが、低評価のレビューの中に縫製の弱さを指摘するものが…。
僕はまだツーキッドカーゴパンツでは経験していないもののワークマン製品では思い当たる節があり、過去にワークマンの商品で新品購入なのにも関わらず1-2回の使用で糸がほつれてしまったことが何度かあります。

こちらは今年に購入した超透放湿レインジャケットの手首の部分なのですが、初回の使用で糸がほどけてマジックテープが取れてしまっています。
ツーキッドカーゴパンツのレビューには腰の部分のアジャスターが取れたといった内容のものがあり、特に腰や膝のアジャスターの部分は要注意ですね。
防水・撥水がない
二つ目は防水・撥水がないことです。
これは欠点ではなく商品特性で、購入前に知っておいて欲しいのですが、ツーキットカーゴパンツは速乾性を追求しているので水に触れると素早く吸収します。

これは僕が船釣りで着用した時の様子なのですが、船での移動中に水を被り、膝が濡れてしまいました。
なので船釣りや雨の日など、水に濡れる可能性が高いシチュエーションでは着用は避けた方が良いと思います。
ただし防水性がないことが一概にデメリットであるかというとそうではなく、真夏に汗をかいた時に素早く吸って逃がしてくれるということでもありますし、そもそもこちらのアイテムが活躍するのは真夏の雨が少ない時期。
この時期は防水性よりも速乾性、吸汗性、通気性の方が重要なので、シチュエーションを選んで着用すると良いと思います。
耐久性
3つ目に耐久性です。
こちらは懸念レベルではありますが、やはり生地が薄いということで耐久面に不安はあります。
僕はこちらを着用して藪漕ぎは1度しかしておらず、その時はたまたま何ともなかったのですが、もしハードな藪漕ぎを繰り返すと簡単に破れたり穴が空いたりしそうだなと感じました。
もし藪漕ぎをするような場所であれば、しっかりとした生地のパンツを履いた方が良いと思います。
真価を発揮するのはファン付きウェアと組み合わせた時!
ワークマン新商品のツーキッドカーゴパンツ、そのままでも十分涼しいのですが実は真価を発揮するのはファン付きウェアと組み合わせた時。
腰の部分からファンの空気が足に流れ込むので、足元まで風を受けて涼しく感じるのです。
僕も展示会で試してみたのですが

ファン付きウェアのスイッチをオンにすると、足に空気が送られて膨らんでいるのが分かります。

風が当たるだけでも涼しいですし、足が全然蒸れた感じがしないのでとても快適でした!
近年は暑さが厳しくて釣りのシーンでもファン付きウェアを着用される方が多いので、お持ちの方はぜひ組み合わせて使ってみて下さい。
今回はワークマンの新商品、ツーキッドカーゴパンツについて紹介しました!
夏の釣り用パンツを探している方はぜひワークマンで探してみて下さい。
またワークマンの別のアイテムレビューの記事も投稿しているので、こちらもぜひ参考にしてみて下さい!