釣具の釣り扱いがどんどん豊富になり、今やタコエギさえ手に入ってしまうダイソー釣具。

ですがメーカー品と比べてあまりに安すぎることから
- ダイソーのタコエギは本当に釣れるの?
- メーカー品との違いは?
- 強度は大丈夫?
- 改造は必要?
と気になっている方もいるんじゃないでしょうか?
そこで今回は、実際に船タコ釣りでダイソーのタコエギを使用し、メーカー品と比較しながらレビューしてみました。
ダイソー タコエギのスペック

値段:220円(税込)
サイズ:3.5号
重さ:35g
カラー:イエロー、ピンク
今回紹介するのはダイソー釣具のタコエギです。
値段は1個220円と、市販のエギが1,000円程度であることを考えると1/5程度の値段で購入できます。

重さはブレードやフック込みの重さで約35gとスペック通り。
用途は特に指定されていないのですが、船タコにもおかっぱりでも両方使用できます。
フックはカエシなし、フックの先にはゴールドのブレード付き。

本体はラトル入りで振るとシャカシャカと音がなり、このサウンドでタコにアピールできます。
しかも暗闇で光る蓄光仕様。

ここまで見ると市販のエギと全く変わらないように見えますが、これで値段はたったの220円。
あまりに安すぎて、逆に不安になってしまいますね(笑)
ということで、メーカー品のエギと何が違うのか見比べてみました。
ダイソータコエギと大手メーカー品のエギを比較、一体何が違う?
ダイソータコエギと大手メーカー品のエギの違いを探るために、シマノの蛸墨族と比較していきます。

上がシマノの蛸墨族で、下が言うまでもなくダイソータコエギです。

並べた様子がこちら。
蛸墨族が4号なので若干ダイソータコエギが小さく見えますが、同じ号数ならサイズに違いはなさそうです。
ともにブレード付き、3本針とおおまかな構造は同じなのですが、詳しく見てみると気になる違いがありました。
違い① フックの強度
一つ目の違いはフックの強度。

上が蛸墨族、下がダイソーなのですが、並べてみると蛸墨族に比べてフックの軸が細いように見えます。
また素材についても蛸墨族は手で曲げようとしても形が殆ど変わらないのに対し

ダイソータコエギはキュッとつまむと簡単に形が変わりそうになるので、フックの素材自体が安価な物を使用してそうな気がします。

パワー重視の釣りであるタコ釣りにはフックの強度不足はかなり不安で、蛸を根から引きはがすときや、大型の蛸がかかった際にフックが曲がってバレてしまう可能性もあるので、これは結構気になるところですね。
ちなみにフックの鋭さについては意外と良くて、蛸墨族が鋭いのは当然なんですけど、ダイソータコエギも指で触れると皮が引っかかるくらいには鋭いです。

違い② 接続部分の強度
続いて接続部分の強度。

これも先ほどのフックの強度に通ずるものがあるのですが、蛸墨族に比べてダイソータコエギは
- フックとボディ
- フックとアイ
の接続部分の補強が弱め。
そのため引っ張ったら蛸墨族に比べて簡単に抜けそうな感じがします。
先ほどのフックの強度もそうですが、せっかく大ダコがかかったのにアイやフックが抜けてしまうのは勿体ないので、ダイソータコエギを使う際には強度面で何らかの対策をした方が良さそうですね。
ちなみにダイソータコエギも蛸墨族も同じ蓄光だったのですが、光り具合を比べてみると

左の蛸墨族の方がハッキリと光っているものの、同じ蓄光であることに変わりはないですし、

蛸墨族とダイソータコエギのブレードを比べてみても、大差はなさそうでした。
またどちらもラトルインで音でアピールする仕様。

蛸墨族に比べてダイソータコエギは雑さが気になる部分はあるものの、全体的な作りとしては強度以外に明確な違いはなさそうです。
ダイソータコエギでも釣れる?メーカー品で釣果に差はある?
では皆さん一番気になっているであろう「ダイソータコエギでも釣れるの?」問題。
結論から言うと、ダイソータコエギでも普通に釣れます。

ただこの記事を読んだ人ならきっと「上手い人がやればダイソーのタコエギでも釣れるんじゃないの」と思った方もいるはず。
ですがご安心ください。
僕は船タコ初心者です。
船タコ初心者でもダイソータコエギで十分釣れます。
今回の釣行ではトータル5匹で、その内訳は
- ダイソータコエギ:2匹
- 蛸墨族:2匹
- ノンブランド品:1匹
という結果でした。
もちろん1回の釣行だけで断定はできませんが、実際に使用していても、タコの反応が明らかに悪いと感じる場面はありませんでした。
そもそもタコエギは釣果差が出にくいルアー
そもそもタコエギはシーバスルアーやエギング用エギのように、アクション性能が釣果を大きく左右するルアーではありません。
基本的には海底をトントンとシェイクさせて誘う釣りなので、エギを泳がせるようなことはないからです。
なので最低限の品質さえクリアできれば、高いエギを1本買うよりもダイソータコエギを3-4本揃えた方がプラスになると感じました。
ダイソータコエギの使い方
それではダイソータコエギでタコを釣る方法について簡単に紹介します。
今回は船釣りを想定していますが、基本的にはおかっぱりでもオモリの重さが変わるだけだと思います。
用意するのは
- タコ用スナップ(3又)
- エギ2本
- オモリ
です。
下の写真のように接続します。

タコエギ用のスナップですが、専用の物は値が張るので安価で揃えたい方は市販のスナップをスプリットリングで3つ接続するだけでも大丈夫です。
ぶっちゃけ、エギが1本ならスナップがなくてもエギとオモリをスプリットリングでつなぐだけでも釣れますから…
ただし強度が低いとスナップが開いてエギがなくなることもあったので、強度が20kg以上のゴツめのものを用意した方が良いと思います。
オモリは船宿から指示があると思うので、予約する時に確認して多めに揃えておくといいです。(場所によってはかなりロストが多いので…)
今回は15号のオモリを使用しました。
あとはタコエギをキャストして

ロッドに手を添えて、ボトムのゴツゴツ感を感じながらひたすらシェイク

ボトムから離れると食ってこないので、ボトムから離さないことが重要です。
あとは添えた手でシェイクしている時に、今まで5cmほどシェイクできたものが1cmくらいしか動かせなくなったらタコが乗った合図。
すぐにはアワセず5回くらいしゃくってみて、オモリが動くようであれば根がかり、オモリも殆ど動かず弾力のある感触がしたらタコなので、おもいっきりアワセます。

あとはひたすらリールを巻くだけ。
すると…

タコが釣れました
タコがかかった後はずっしり重いだけで、魚のように引くことはないのですが、掛けるまでのやり取りが楽しくゲーム性が高いです。
ダイソータコエギ以外にも蛸墨族やノンブランド品のタコエギを使ってみたのですが、どれでも釣れて釣果に偏りはなかったので、どちらかというとタコエギの種類よりも流し方で釣果に差が出ていたような気がします。
ダイソータコエギは改造・補強がおすすめ
ダイソータコエギは十分釣れる一方で、そのまま使うには強度面には不安があります。
そこでおすすめしたいのが簡単な補強です。
フックの根元を瞬間接着剤で補強
定番ですが、フックの根元を瞬間接着剤で補強します。

この時、フックの近くに接着剤を塗るだけでも変わるのかもしれませんが、太めのPEライン(2号以上)をフックの周りにグルグルと巻きつけ、瞬間接着剤をたっぷり塗って固めるのがオススメです。
ちなみに釣りで使用する瞬間接着剤ですが、負荷がかかることや水の中で使うということで
- 耐衝撃性
- 耐水性
のものを使った方がよく、僕はニッペの瞬間接着剤を使っています。
作業も数分で終わるため、購入後に行っておいて損はありません。
アイ周辺も補強しておくと安心
ラインを結ぶアイ部分も負荷が集中しやすい場所です。
こちらも瞬間接着剤で補強しておけば安心感が増します。

220円のエギではありますが、少し手を加えるだけでかなり実戦向きになります。
まとめ|ダイソータコエギは釣れるが強度には注意
実際に船タコ釣りで使用した結果、ダイソーのタコエギでも問題なく釣れます。
今回の釣果は、
- ダイソー:2匹
- 蛸墨族:2匹
- ノンブランド:1匹
であり、釣果面で大きな差は感じなかったので、個人的には根がかりに備えてとにかくたくさんエギを揃えておくことが大事だと感じました。
そのためダイソータコエギは
- とにかく安くタコ釣りを楽しみたい
- 予備のタコエギをたくさん持っておきたい
という方には十分おすすめできます。
ぜひダイソータコエギをタコ釣りで使ってみようという方は、ぜひ参考にしてみてください。


