ルアーのフックを交換したり、釣った魚の口からフックを外すのに使用するフィッシングプライヤー。
今ではダイソーでもプライヤーが手に入る時代ですが、Amazonや楽天で探してみるとウミボウズ(Umibouzu)のプライヤーが驚くほど評価が高いので、気になっている方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、そんな釣り人からの評価が高いとウミボウズのフィッシングプライヤーを実際に購入してレビューしました!
ウミボウズのフィッシングプライヤーの評判は?気になるところも紹介
ウミボウズ(Umibouzu) フィッシングプライヤーの概要
こちらが今回購入したウミボウズのフィッシングプライヤーです。
一見、何の変哲もないプライヤーに見えるのですが、実はAmazonでは3,300件以上レビューが入っているのに5点満点中4.2点、楽天では5点満点中4.84点という釣り人からの評価が非常に高い商品なんです!
ウミボウズのフィッシングプライヤーを評価してみた
ウミボウズのフィッシングプライヤーを一般的なプライヤーと比較して評価してみました。
使いやすさ 10
使いやすさに徹底的にこだわっているだけあって、他のプライヤーと比較して使いやすさは文句なしの10点です。
グリップ部がデコボコとして手にフィットしやすいですし、握った時にちょうど人差し指の位置にロックが来るように設計されているので瞬時にロックが解除できます。
この使いやすさは一度使うと他のプライヤーに戻れなくなります。
フックの外しやすさ 10
フックの外しやすさは10点です。
魚の口からフックを外しやすいようにロングノーズに設計されています。
フック交換のしやすさ 7
フック交換のしやすさは7点です。
先端がかぎ爪状になっているので交換はしやすいのですが、#3以上のリングでの使用を想定しているようで、シーバスなどでメジャーな#1のリングでは交換がしにくいため惜しくも7点でした。
#2以下のリングを想定したラインナップも用意してくれると嬉しいですね。
防錆性 10点
防錆性は文句なしの10点です。
表面にコーティングが施されているだけの防錆対策ではなく、アルミやステンレスといったサビに強い素材を使用しているためサビにくいです。
ただし塩が固着した塩噛みは避けられないので、使用後は水洗いが推奨されています。
ラインカッター 10点
ラインカッターは文句なしの10点です。
カッターの刃はタングステンカーバイド製で、PEラインでも驚くほど軽い力で切れるので気持ちいいです。
軽さ 9点
軽さは9点です。
丈夫な作りでありながら、ボディは軽量アルミを使用しているなど軽量化にも力を入れています。
そもそものサイズがある程度大きめなので非常に軽いわけではないものの、一回り小さいプライヤーと比べても同じくらいの軽さでした。
値段 7
値段は7点です。
プライヤーは探せば1,000円以下の物もたくさんある中、ウミボウズのプライヤーは3,000円程度と少し高めの部類です。
ただし耐久面や防錆性の面で安価なプライヤーと差があるので長く使うことができますし、機能面も非常に充実しているので値段に見合った価値は十分にあると思います。
ウミボウズ フィッシングプライヤーの魅力
ウミボウズのフィッシングプライヤーの魅力を一言でまとめると、使いやすさを徹底的に追求した商品だということ。
では一体どこが凄いのか、細かく紹介していきます。
凄さ① 素材へのこだわり
一つ目の凄さは、素材へのこだわりです。
パーツごとに適した素材を使い分けているようで、ボディの部分には軽量アルミが使用されています。
そのため重さが約85gと、手に持った感覚がこのサイズのプライヤーとしては結構軽いです。
ちなみにボディの形状にこだわり抜かれていて、グリップの部分がデコボコになっているので
プライヤーを握った時の、握り心地が非常にいいです。
先端の黒い部分は力がかかりやすい部分ということで、強度の高い強化ステンレスが使用されています。
先端はかぎづめ状になっていてフックの交換ができる他、がん玉つぶしなどもついています。
また海で使っても錆びないよう素材はサビに強いものを使用しているので、防水・防錆となっています。
素材選び一つとっても、使いやすさを追求して作られていることが伝わってきます。
凄さ② 絶妙な位置にロックがある
二つ目の魅力は、絶妙な位置にロックがあること。
ロック機能のあるプライヤーは珍しくないのですが、注目して欲しいのがロックの位置。
例えばダイソーのプライヤーのロックは、グリップの内側にあるのですが
この位置にロックがあると、片手でも外せないこともないのですが、ロックを外すために握り直す必要があります。
ですがウミボウズのプライヤーはロックの位置が人差し指にフィットする位置にあるので
人差し指で操作をするだけで、簡単にロックを外すことができます。
今までは他のプライヤーでもロックを外す動作にストレスを感じたことがなかったのですが、一度このプライヤーを使ってしまうと、あまりの使い心地の良さに他のプライヤーでは我慢できなくなってしまいますね。
凄さ③ 切れ味最強のラインカッター
3つ目の凄さが、ラインカッターの鋭さです。
今までいろんなラインカッターを使用してきましたが、このプライヤーの切れ味ははっきり言って異次元です。
というのも、先端の刃の部分にタングステンカーバイドという非常に硬い金属を使用しているのだとか。
切れ味をチェックするためにフロロカーボンの6号をカットしてみたのですが、刃が閉じる程度にそっと握っただけなのに、フッとラインが切れる感触が手に伝わりました。
ビッグベイトに使用する太めのラインが、まさかこんなにあっさり切れるなんて…
PEラインの2号も同様に試してみたのですが、いつ切れたのかわからないくらい簡単にカットできました。
切れ味だけをとっても凄いのですが、硬い金属が使用されているということもあって、他の金属でできた刃よりも刃こぼれもしにくいというメリットもありそうです。
その他の凄いところ
他にも細々とした凄いところがたくさんあって、例えばフィッシングプライヤーの落下防止用にスプリングコードとカラビナが標準装備
しかもスプリングコードには中にワイヤーが入っているので、簡単に切れることもなく安心です。
またこちらのプライヤーはロングノーズタイプになっているので
右のプライヤーのように先端が短いと、魚の口からフックを外すときに魚が暴れてフックがて刺さることがあるのですが、ロングノーズだと魚の口から距離があるので安心です。
このように、ウミボウズのフィッシングプライヤーは細部にまでこだわり抜いて作られているので、一度使うと手放せなくなるくらい使いやすいです。
気になるところは?
ここまで良いところばかり紹介してきたので、気になるところについて紹介します。(正直、満足度の高い商品なので強いて言うなら…というレベルです)
その① 小さい番手のリングだとフックが交換しにくい
一つ目の気になるところは、小さい番手のリングだとフックの交換がしにくいところです。
これは公式の商品ページにも記載があるのですが、リングの推奨サイズは#3以上となっています。
サイズだけ聞いてもピンと来ない方もいると思いますが、シーバス用の9cm程度のルアーでも#2のリングが普通に使われているので、シーバスルアーでもフックの交換がしにくいことがあります。
バスやシーバス程度であれば、リングの外側からこじ開ける形で対応できるので使えないこともないですが、渓流などの小型ルアーをメインで使用する釣りでは、別のプライヤーを使った方がいいと思います。
その② ケースが必要な場合は別途購入する必要がある
二つ目の気になるところは、ケースが必要な場合は別途購入する必要があるところです。
プライヤーをカバンに入れずに持ち歩く際、ケースがないと誤って開いてしまった時に危険なのでケースに入れて持ち歩きますが、残念ながらウミボウズのプライヤーには付属のケースはありません。
ただこれも取るに足らないもので、例えばセリアのキャンプコーナーに売っているハサミケースでも、問題なくセットできてしまいます。
安価でケースを揃えたいという方は、ぜひセリアで探してみて下さい。
今回はウミボウズのフィッシングプライヤーについて紹介しました!
値段は2,980円ともっと安いプライヤーはたくさんあるのですが、細部までこだわり抜いて使いやすさを追求しているので、間違いなく値段以上の価値があります。
自分で使う分にもいいですし、見た目も高級感があるのでプレゼントとしても喜ばれること間違いなしです!
気になる方はぜひ、Amazonでチェックしてみてはいかがでしょうか?