ダイソー釣具を代表するメタルジグから、新しく60gと80gが登場しました!
今回はそんな新登場したダイソージグの価格やカラー、従来のモデルとの変更点に加え、オススメのアレンジ方法や注意点などについて詳しく紹介します。
ダイソージグに60gと80gが新登場!価格やカラー、強度などを徹底解説
ダイソージグ60gと80gの概要
◆ダイソージグ60gと80gの詳細
タイプ:スリムとフラットの2種類
値段:220円(税込)
カラー:ブルピン、シルバー、ミドキンの3種類
標準フック:アシストフック16号
標準リング:4号
対象魚:サワラ、タチウオ、青物、ヒラメ等
商品番号:4550480318554
今回登場したのは、ダイソージグの60gと80gです。
タイプは従来からあるダイソーメタルジグのスリムタイプとフラットタイプのサイズアップ版で、値段は従来のジグが110円だったのに対し、60gと80gは220円となりました。
カラーはリニューアル版のメタルジグフラットと同じくブルピン、ミドキン、シルバーの3色となっています。
また従来のダイソージグとは違い、標準フックがトレブルフックからアシストフックに変更となっています。
※ダイソーに電話で在庫確認をするときに、店員の方に商品番号を伝えるとスムーズに確認が行えます
変更点① サイズが大幅にアップ
ここからは従来のモデルからの変更点を中心に詳しく紹介していきます。
まず一つ目の大きな変更点はサイズアップです。
こちらは今までの40gのジグと、今回の80gのジグを並べた画像ですが、大きさも重さもかなり変わっています。
これにより、二つの恩恵を得られるようになりました。
その① 飛距離のアップ
一つ目のメリットが、飛距離のアップです。
ジグが重くなった分、従来の40gのジグでは届かなかった場所まで飛ばせるようになり、より広範囲にアプローチできるようになりました。
またジグのウエイトがアップしたことで、40gのジグでは底が取れないような流れの強いところでも、しっかりと着底させられるというメリットもあります。
その② アピール力の向上
二つ目がアピール力の向上です。
ジグのサイズが大きくなったことにより、シルエットが大きくなりました。
これによりアピール効果がアップするので、遠くの魚にもジグを見つけてもらいやすくなった他、ベイトが大きい時でも魚に見つけてもらいやすくなっています。
変更点② 塗装がパワーアップ
二つ目の変更点は、塗装がパワーアップしていることです。
今回の60gと80gのジグは塗装がかなり本格的になっています…!
例えばスリムタイプで従来のものと比較してみると
従来のもの(上)と比較しても、今回の60gと80gのジグの方がよりギラギラとして高級感のある仕上がりになっています。
またスリムタイプにはミドキンとシルバーのカラーがなかったので、カラーが新しく追加されているのは嬉しいですね。
ちなみにフラットは最近リニューアルされたばかりなので変更はないかと思っていたのですが、
比べてみると、従来の40gはホログラムが綺麗に整列されているのに対して、サイズアップ版はランダムになっていてより反射効果がアップしています。
変更点③フック&リングが強化
3つ目の変更点は、リングとフックが強化されていることです。
まずフックについて、今までのダイソージグはトレブルフックが標準装備だったのですが
今回はトレブルフックからアシストフックに変更されました。
ジギングではアシストフックが主流なので、これはありがたいリニューアルです。
更に今までのダイソージグはフックが弱く、大物をかけると曲がったり、アシストフックでもすっぽ抜けを起こしていたのですが、今回は見た目がかなりゴツくなっています。
リングについても同様で、今までのダイソージグのスプリットリングは貧弱で強い負荷がかかると開いてしまうものもあったのですが、今回は爪では開けないくらいに強度が高くなっています。
フックとリングを交換せずにそのまま使えるのか気になっている方も多いと思うので、実際に負荷をかけて何kgくらいまで耐えられるのか実験してみました。
デジタルスケールにフックを引っ掛けて、力を加えてみると…
なんと、19kgくらいの負荷をかけてもフックが伸びたり、すっぽ抜けることなく耐えています!
そして遂に、僕の腕の方が先に限界を迎えてしまいました。
フックを見てみると、フックが完全に伸びきることはなかったのですが、19kg程度の力で曲がってしまうことが分かりました。
数値だけ聞いてもピンと来ない方もいるかもしれませんが、80gのジグを扱うようなショアジギングでもせいぜいPEラインが3号程度。
PE3号の一般的な強度が25kg程度と言われていますが、実際の使用では7割程度に減衰するので25×0.7=17.5kgと、19kgの負荷まで耐えられるとなると先にラインがブレイクしてしまうため、フックは強度の面では十分実戦で使えるレベルだと言えます。
またリングに関してはフックよりも強度が高く、今回の実験でもノーダメージだったので問題なく使えます。
ダイソージグのアレンジ方法
ここからはダイソージグのオススメのアレンジ方法について紹介します。
オススメのアレンジ方法は、やはりブレードチューンです。
同じくダイソーで売っているスイベル付きブレードと組みわせることで、アピール効果を更にアップさせることができます。
使い方は簡単で、リアのアイにブレードを取り付けて、トレブルフックを取り付けるだけです。
ちなみにダイソーのシリコンチューブを使った簡単なブレードチューンの方法を下の記事で紹介しています。
またブレードチューンはアピール効果をアップさせるだけでなく、ただ巻きでも魚が釣れるようになります。
メタルジグは通常、シャクってアピールさせて使用するのですが、ブレードチューンならただ巻きでも魚が釣れるので、シャクる動作が難しいという方や、疲れてしまった時なんかにもピッタリです。
また最近はダイソーからルアー用のUVコーティング液が発売されたので
こちらでルアーの表面をコーティングすれば、ルアーの塗装を保護することができます。
特にショアジギングでは着底の際に塗装がボロボロになりやすいので、コーティングをすることで塗装の持ちをよくすることができます。
ダイソージグ60gと80gの注意点
ダイソージグの60gと80gですが、今までの40gまでのジグにはない注意点があるので紹介します。
専用のタックルが必要
まず一つ目の注意点は、専用のタックルがないと使用できないことです。
今までのダイソージグであれば一番重くても40g程度なので、多少無理をすればシーバスロッドでも投げられないことはなかったのですが、今回のジグは60gや80gと結構な重さがあるので、同じロッドで投げるとロッドが折れてしまうか、折れないようにそーっと投げても遠くに飛ばせないといったことが起きてしまいます。
なので60gと80gのジグを使用する際には、リールは5000番程度、ラインはPE3-4号、ロッドは80g程度の物が投げられるものを用意しましょう。
フックはやっぱり交換した方がよさそう
二つ目の注意点は、フックは交換した方がよさそうだという事です。
先ほどの実験で強度面では十分という結果が出ましたが、やはりコストを抑えるために海外製のフックを使っている可能性が高く、品質面で不安がぬぐい切れません。
こちらのジグで釣れる魚は大型のものがメインとなってくるので、フックで悲しい思いをしないためにも、フックはしっかりとしたメーカーの物を使用した方が良いと思います。
今回はダイソーから新登場したメタルジグの60gと80gについて紹介しました!
ダイソーのメタルジグは安くて釣れると評判なのでこのサイズでも絶対釣れると思いますし、クオリティも非常に高いので、これだけで十分ショアジギングが成立するレベルだと思います。
超人気商品ということで品切れ必至だとは思いますが、気になる方はぜひダイソーで探してみて下さい。