安価で機能性が高いと釣り人の間で話題のワークマンですが、そんなワークマンからおかっぱりの釣りで使えそうな防水シューズが登場しました!
今回はそんなワークマンの新商品、トレックシューズエンリルを実際に購入して釣りで使えるかレビューしたいと思います。
【ワークマン】注目アイテム、トレックシューズエンリルが釣りに最適!
ワークマン トレックシューズエンリルの概要
今回紹介するのはワークマンから登場した新作アイテム「トレックシューズエンリル」
値段は3,500円です。
カラーはブラックとメザグレーの2色あり、今回はメザグレーを購入してみました。
実はこちらのアイテムはワークマン2024年秋冬新作展示会の注目アイテムで、あのワークマンからトレッキングシューズが登場したと話題になっていました。
購入の決め手はズバリ、その防水性能。
一見、普通のスニーカーに見えるのですが、この見た目で5cmの防水設計となっているようなんです。
釣りでは急な雨などで足が濡れてしまうことも珍しくないので防水機能は重視しているのですが「スニーカーの見た目で防水性もバッチリなら釣りでめちゃくちゃ使えそう」と期待を込めて購入してみました。
ではこちらのシューズについて、細かくチェックしていきたいと思います。
まずは外見をチェック
まずは外見をチェックしていききます。
手に取ってみた感じは普通のスニーカーのようで
通気性の良さそうなメッシュ構造となっています。
防水シューズといえばワークマンの防水サファリシューズを愛用しているのですが
こちらは表面がゴムの素材でできているため、水を通さない代わりに通気性はゼロで履き心地も重くて硬さがありました。
あと防水シューズはものによっては見た目が少しゴツいので、都市型河川や野池などのランガンでは使いにくいのですが、普通のスニーカーということであれば使い勝手はかなり良さそうです。
よく見ると、かかと付近はスニーカーよりも分厚めになっています。
なのでランニングシューズなどと比べると重さがあるように感じますし、触った感じは少し硬いように感じました。
この硬さ、重さは実際に履いてみた時にどれだけ差があるか、後ほど検証したいと思います。
釣り用シューズで非常に重要な靴の裏側についてですが、チェックしてみると
こんな感じで、しっかりと溝が入っているのでグリップが効きそうな見た目をしています。
雨の中での使用を想定している他、トレッキングなどでも使用できるとのことなのでグリップ力もしっかりしているのではないでしょうか。
こちらも実際に履いて使って確かめたいと思います。
また地味に嬉しいのがこちらのかかとの部分で
よく見ると、輪っかがついています。
こちらは履く時に指を通して引っ張ることで
靴の内側が広がるので、靴が履きやすくなるんです!
また履いている時には足に密着してクッションの役割をしてくれる優れもの。
シューズとしての履き心地にもこだわっていて、ワークマンの本気度が伺えますね!
防水性をチェックしてみた!
それでは気になる防水性についてチェックしてみます。
ではお風呂で実際にシャワーで水をかけてみると…
しっかりと水を弾いてくれています!
ご覧の通り水が粒になって弾かれているのがよくわかりますし、中は当然染みていません。
シャワーの水流は通常の雨よりも断然強いので、台風レベルの雨でも靴の中に水が染みることはなさそうですね。
さらに5cm防水ということで「実際に水に浸かってみたらどうなるんだろう…」と思ったので実際に試してみると
実際に水に浸かってみても中まで水は染みこみません!
流石にメッシュ部分は水に浸かると染みてくると思っていたので、この結果は予想外でした。
さらにこのまま5分間放置してみても
中まで水が染みてくることはなかったので、この防水性のは相当なレベルであると言えます。
ただ靴紐の部分からはどうしても水が浸入する構造になっているみたいで、この部分の高さまでつかると浸水することから5cm防水とのことのようですね。
実際に使ってみた
それでは実際にワークマンのトレックシューズエンリルを釣り場で使ってみました。
まず履いてみた感想としては、思ったよりも歩きやすい!
ランニングシューズよりも少し重くて硬かったので歩きづらいのかなと思っていたのですが、実際に履いて歩いてみるとかかと周りがしっかりしているおかげで、足の負担が全然違います。
釣りはランガンの他に、キャストしている間はじっと立っていることが多いので足が痛くなることがあるのですが、足元がしっかりしていると負荷が分散されるのか疲れ方が別物でした。
さらに斜面を歩いてみたり
テトラの上に乗ってみても
問題なく使えます。
またグリップ力については想像以上で、アンバランスなどころでもしっかり踏ん張れるので、これは釣り用シューズとしてはかなり優秀です!
試しにテトラを濡らしてみて立ってみても
思ったよりも滑りにくくて、ただ雨が降っただけであれば全然使えそうでした。
ただしさすがに苔の生えたようなところは踏ん張りが効かず、ズルっと足が滑る感覚があったので、あくまで足場の良い釣り用といった感じですね。
向いている釣りは?
防水性があって長時間歩いても疲れにくいワークマンのトレックシューズエンリルですが、使いどころについて簡単にまとめてみました。
- 都市型河川、野池など…◎
- テトラの上…〇(海苔の上は×)
- 磯…×
簡単に言うと、堤防や野池などの比較的足場の良いフィールドでは全く問題なく使用できます。
長時間歩いても疲れにくいので、ランガンする釣りとは特に相性がよさそうです。
グリップ力はかなりのレベルで、多少濡れていても滑らないのですが、苔や海苔などがあると普通に滑るので、これらのポイントで使用する時はフェルトスパイクのシューズがいいかなと思いました。
ただ釣り用シューズとしての基本性能は非常に高いので、ランガン用のシューズが欲しい方には本当にオススメです。
今回はワークマンから登場したトレックシューズエンリルについて紹介しました。
3,500円と比較的安価でありながら、防水で履き心地もよく普段使いもできるデザインなので、気になる方はぜひワークマンで探してみてはいかがでしょうか?