【ワークマン】ケベックネオより使える!防寒ラークスハイランダーをインプレ

アイテム紹介

ワークマンの防寒シューズといえばケベックネオが有名ですが、グリップ性や足のフィット感に課題があり釣りで使うのが難しいのも事実。

ワークマンにもっとグリップ性やフィット感がしっかりして、防寒性のある防寒シューズがないか探していたところ、良さげな商品が…!

そこで今回は、ワークマンの防寒ラークスハイランダーというシューズを実際に購入してみたのでレビューしていきたいと思います。

【ワークマン】ケベックネオより使える!防寒ラークスハイランダーをインプレ

ワークマン 防寒ラークスハイランダーの概要

ワークマン 防寒ラークスハイランダーの画像
ワークマン 防寒ラークスハイランダーの概要

値段:2,900円(税込)
カラー:ブラック、キャメル
サイズ:24.5~28.0cm
その他の機能:7cm防水
商品コード:56315

今回紹介するのはワークマン防寒ラークスハイランダーです。

ワークマンの防寒シューズにはケベックネオや防水防寒サファリシューズがありますが、防寒ラークスハイランダーも同様にいかにも防寒シューズとわかる見た目をしています。

カラーはブラックキャメルの2種類で

ワークマン公式オンラインストアより引用

サイズはM~3Lの4種類、24.5cm~28.0cmまで対応しています。

ワークマンのシューズは機能性が高く防水仕様のものが多いのですが、こちらのシューズも防寒性が高く底から7cm防水との記載があります。

値段は防寒シューズの中では手ごろな2,900円です。

それではこちらのシューズの外観からチェックしていきます!

まずは外観をチェック!

まずラークスハイランダーの外観についてですが、ゴツめの防寒ブーツといった印象。

足首の上までしっかり覆われています。

手に持ってみると、ずっしりと重い感じ

足首にはボアがあり、温かそうな見た目をしています。

足首にはボアがあるワークマンの防寒ラークスハイランダー

ただ実際に中を見てみるとボアになっているのは足首の部分までで、靴の内側は裏起毛になっています。

中までボアになっていないところでショックを受けている方もいるようですが、実際に足を入れてみると普通に温かかったので、それほど気にする必要もないかと思いました。

実際に履いてみた様子がこちら。

ワークマンの防寒ラークスハイランダーを履いた様子

手に持った感じはゴツいかなと感じたのですが、実際に履いてみるとそれほど気にならずタウンユースもできそうな感じ!

ケベックネオがいかにも雪国仕様でガチすぎたので、釣り以外でも使えるのは嬉しいですね。

いかにも雪国仕様なケベックネオ

暖かさは全体が綿で覆われているケベックネオには劣るものの、十分暖かく足がじんわり暖かくなるような感じがしました。

続いて靴の裏側をチェックしていきます。

ワークマン防寒ラークスハイランダーの靴の裏はしっかりとした溝がありグリップ性がよさそう

裏側はしっかりとした溝が入っており、グリップが効きそうな見た目をしています。

特に溝が直線ではなく、波打ったような形になっているのが期待ができそうですね。

ただワークマンのケベックネオも靴裏に溝が入っていたのでグリップ性は良さそうに見えたのですが、実際に履いてみると濡れた地面の上ではかなり滑ったので、実際に履いて性能をチェックする必要がありそうです。

また靴の上の部分と下の部分で素材が違っていて、下の部分はゴム製となっています。

素材的に絶対に水を通さないことから、イメージ的には長靴のような感じ。

ただ水を通さない一方、通気性も悪いはずなので履いている時に足が蒸れないかは気になるところですね。

靴は全体的にゴツ目ではあるものの、実は触ってみると案外柔らかい印象。

触ってみると意外と柔らかいワークマンのラークスハイランダー

これが足へのフィット感や、履き心地にどう影響するのか気になるところですね。

防水性をチェック!

ワークマンの防水ラークスハイランダーの防水性をチェック

それではワークマンの防水ラークスハイランダーの防水性をチェックしていきます!

こちらの表面にシャワーで水をかけてみると…

さすがはワークマンの防水シューズということで、下から7cmの部分にシャワーを当てても全く中が染みる様子はありません。

素材がゴムなので、まさに長ぐつといった感じですね。

ちなみに上の部分に水をかけてみると

もしや撥水加工がされているんじゃないかと期待したのですが、水が染みこんでいたので普通に濡れそうな気がします。

ただ靴の中を触ってみても濡れている様子はないので、軽い雨程度であれば上の部分でも問題ないのかもしれません。

続いて今度はお風呂に水を5cm程度ためて、水の中に足を浸けてみたのですが

こちらもやはりノーダメージ。

10分ほど足を浸けてみましたが、中まで染みることはありませんでした。

水の中に使って何時間も釣りをするとどうなるのかわからないものの、ちょっと水たまりの中を歩くくらいでは全く問題がなさそうですね!

実際に釣り場で履いてみた

それでは実際にワークマンのラークスハイランダーを釣り場で履いて性能をチェックしてみました!

まずは足場の良い平地を歩いてみます。

ワークマンのワークスハイランダーを釣り場で履いて性能をチェック

歩いてみた感想としては、釣り場で普通に使えます!

正直、履き心地が良いというほどではないものの、ケベックネオと比べると足へのフィット感がある方なので、靴の中で足が滑ることもなく普通に使えますね。

続いて上り坂で試してみても

こちらも問題なく使えました!

ケベックネオは靴が柔らかすぎて足場の悪いところだとすぐにぐにゃっと足が曲がり使いにくかったのですが、防水ラークスハイランダーは少し靴が柔らかいものの足にフィットしてくれるので、坂道でも問題なく使えます。

釣り場は足元が悪いことも珍しくないので、足へのフィット感は重要です。

さて、続いて防寒性のチェックですが、この日は気温が10度程度と高いこともあり、試しに水に浸けてみました。

水の温度は恐らく5-7度といった感じだと思うのですが、しばらく浸けていても足元から冷える様子はなさそうな感じ

寒冷地では試せていないものの、防寒性の面でも恐らく本州で釣りをする分には十分つかえるのではないでしょうか?

続いて釣りでは非常に重要なグリップ性について。

足の裏にはしっかりとした溝が入っていたのですが、試しにテトラの上に立ってみると…

これはかなりいい感じ!

少し角度のついた場所に立ってみても全然平気だったので、グリップ性については期待が持てそうです!

さらに濡れたテトラの上に乗ってみたのですが

足場が濡れていてもグリップは効いている模様

過信は禁物ですが、足場が濡れていてグリップが効くということで、釣り用の防寒シューズとして必要な要素はしっかりと抑えている感じがしました。

特にワークマンの防寒シューズといえば、ケベックネオはグリップと足へのフィット感、防水防寒サファリシューズは防寒性の面で課題があったので、これらをバランスよく満たしている防寒ラークスハイランダーは釣り用シューズとして一番向いていると思います!

他のワークマンの防寒シューズと比較してみた

ワークマンには防寒ラークスハイランダー以外にも防寒シューズが売っているので、今回は同じくワークマンで売っている防寒シューズと性能を比較してみました。

今回比較対象として選んだのは、人気商品のケベックネオ

防水防寒サファリシューズです。

これらと性能を比較するために、比較表で簡単に特徴をまとめてみました。

商品防寒性フィット感グリップ力
ケベックネオ××
防水防寒サファリシューズ×
防寒ラークスハイランダー

まず防寒性についてですが、これは流石は雪国仕様ということでケベックネオが一番。

次いでケベックネオには劣るものの防寒ラークスハイランダーも十分冬の釣りで使えるレベル

防水防寒サファリシューズに関しては暖かそうに見えるものの靴底から地面の冷気が体に伝わってくるので、冬の釣りで使うには厳しい印象でした。

次にフィット感防水防寒サファリシューズと防寒ラークスハイランダーが同率といった感じ。

どちらも決して履き心地が良いと呼べるほどではないのですが、少し疲れやすいものの釣りで使う分には十分といった感じでした。

最後にグリップ性については防寒ラークスハイランダーが断トツ

特に濡れたテトラの上でも乗れたというのが素晴らしく、過信は禁物ですがグリップ性がしっかりしているということで安心感がありました。

防寒性、フィット感、グリップ性の観点で比較をしてみましたが

  • 防寒性重視&足場の良いところで使うならケベックネオ
  • 足場が不安定なところでも使うなら防水ラークスハイランダー

といった選び方でいいと思います!

気になるところは?

最後に防寒ラークスハイランダーの気になるところについて紹介します!

履き心地が良いというほどではない

一つ目は履き心地について。

ここまで絶賛していたラークスハイランダーですが、履き心地については決して良いと呼べるほどではありません。

やはり下の部分の素材がゴムということで、足への衝撃を和らげてくれる感じがせず長時間履くと足が疲れる感じがします。

履き心地については同じワークマンでもトレックシューズエンリルが非常に良かったので、どうしても比べてしまいますね。

履き心地にこだわるという方は、購入するとギャップを感じてしまうかもしれません。

足が蒸れやすい

二つ目は蒸れやすさについて。

下の素材がゴムということで、防水性と引き換えに通気性を犠牲にしているのではと懸念していたのですが、やはり足の蒸れやすさは気になりました。

僕が履いていた日は冬の中では少し気温が高かったのですが、履いていると足の指あたりが蒸れる感じがしたので、場合によっては汗冷えしてしまうかなと感じました。

とはいえ2,900円という値段を考えると非常にバランスが取れたシューズだと思うので、安価で防寒対策をしたい方にはピッタリたと思います!

今回はワークマンの防寒ラークスハイランダーについて紹介しました!

ワークマンの防寒靴ではなかなか冬の釣りで使えるものを見つけられていなかったのですが、こちらのシューズは冬の釣りに必要な要素を揃えているので十分使えると感じました。

ワークマンで釣り用の防寒シューズを探している方は、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか?

他にもワークマンの釣りで使える防寒アイテムを紹介しているので、気になる方はこちらも併せてご覧ください!

この記事を書いた人
なるフィッシュ

SNS総フォロワー数4万人の釣り情報メディア「釣りの知恵袋」なるフィッシュの管理人で、Yahoo!ニュースエキスパートとしてYahoo!ニュース等で釣りに関する情報を発信するWEBライター。
2020年から釣りに関するアイテムや情報の情報を発信し、今までに得た釣りのノウハウや、1,000種類以上の釣具を試してきた経験から釣りに役立つ情報を皆様にお届けします。

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