釣りに便利なアイテムや情報を紹介している「釣りの知恵袋」なるフィッシュです!
魚を家に持ち帰って食べるなら、せっかくなら少しでも美味しく食べたいと思う方も多いはず。
そこで今回は、釣った魚が劇的に旨くなる方法について紹介したいと思います。
釣った魚が劇的に美味しくなる一夜干しシート
一夜干しシートとは?
今回紹介するアイテムは、オカモト株式会社から販売されている一夜干しシート。
魚の切り身をシートに包んで寝かせるだけで、魚の旨味がアップする非常に便利なアイテムです!
シートの値段は枚数やサイズによっても変わりますが、例えば特大サイズの2枚入りなら500円以内で買えたと思います。
気になる方は釣具屋で探すか、ネットで探してみてください。
一夜干しシートで魚が美味しくなる理由
一夜干しシートで魚が美味しくなるのは、旨味が凝縮されるから。
シートはジェルのようなものが入った特殊な形状になっていて、包んだ食材から適度に水分を抜きつつ旨味はそのまま残すことで、水分が抜けた分旨味を凝縮することができます。
また水分を抜く際に臭みなども一緒にケアしてくれるので、生臭さなども軽減してくれるという効果もあります。
一夜干しシートを使ってみた
それでは早速、一夜干しシートを使ってみましょう!
まずは一夜干し用にシーバスを用意しました。
こちらを一夜干しにするために、3枚におろします。
こちらの切り身を塩分濃度3.5%程度の塩水に漬け込みます。
塩水に漬け込む時間はそれほどこだわっていませんが、30分程度浸け置くとよいと思います。
30分漬け込んだら、いざシートを使っていきましょう!
シートの上半分に切り身を乗せます。
シートに包んだら、空気が入らないように密閉していきます。
この時、内側から外側に空気を逃がすようにして押し出すとうまくいきます。
シートに切り身を包んだら、そのまま一晩寝かせましょう。
一夜干しシートで寝かせた切り身
一夜干しシートで一晩寝かせた様子がこちら。
表面がテカテカしていますが、表面を触ってみると乾いている感じで身が締まっている感じがします。
この時点で匂いも全く生臭くありません。
寝かせた切り身を焼いてみた
一夜干しシートで一晩寝かせたシーバスの切り身をコンロで焼き上げました!
こんがりとしたいい焼け具合、この時点でもう旨いのが伝わってきます。
実際の味はといいますと、白身魚の旨味がギュッと濃縮されて非常に上品な仕上がりに!
水分が抜けた分パサパサになるかと思いきや、ジューシーな脂はそのままで満足な仕上がりになりました。
普通に寝かせただけだと水っぽくなることもあるのですが、一夜干しシートを使えば手軽に美味しい一夜干しが作れるので本当にオススメです!
自分で釣った魚を手軽に美味しく食べてみたい方は、ぜひ試してみてください。
他にも釣った魚の下処理で、塩よりも簡単にぬめりを落とす方法を紹介しているので、気になる方はこちらもチェックしてみてください。