夏の釣りでは要注意!ヌカカに刺された症状と、刺されたあとの対処法

釣りの知識

釣りに便利なアイテムや情報を紹介している「釣りの知恵袋」なるフィッシュです!

突然ですが、この記事をご覧の釣り人の皆さまは虫よけ対策はしていますか?

釣りは屋外のアクティビティということもあって、特に夏場は虫よけ対策をしないと大変なことになりますよね?

実は先日、夏場の夜釣りで虫よけ対策をせずに挑んだところ、大変な目に遭ったので紹介したいと思います…。

蚊とは比べ物にならない痒み!ヌカカに刺された症状と、刺されたあとの対処法

そもそもヌカカとは?

ヌカカの画像
wikipediaより引用

ヌカカに刺された時の症状について紹介する前に、「そもそもヌカカって?」と思った方もいるのではないでしょうか?

実は僕も実際に刺されるまではヌカカについて知らなかったのですが、刺された時のことを考えると実は蚊よりもよっぽど対策すべき虫なんです。

ヌカカは蚊とは違ってハエの仲間で、体長は1-1.5mm程度の小さな虫です。

ぬか粒のように小さいことからヌカカと呼ばれるようになったとのことなのですが、網戸の目さえもすり抜けることがあり非常に厄介な虫です。

全国の水辺に生息していて、森林や渓流、海辺などによくいることから釣り人で被害に遭われる方も多くて

夜釣りの画像

僕が刺されたのも、夏に海辺で夜釣りをしている時でした。

釣りをしている時はハエのような虫が身の周りを飛んでいることには気づいていたのですが、蚊ではないと思って放置していました。

これが後になってとんでもないことになるとも知らずに…

ヌカカに刺されるとどうなる?

夜釣りの途中から手の痒みには悩まされていたものの、「どうせ蚊だろう」と思ってその日は寝付いたのですが、2-3日たっても痒みの引かない腕や首。

それでもしばらくしたら痒みも治まるだろうと放置していると…

なんと、痒みはどんどんエスカレートしていくではありませんか。

しかも刺された箇所だけでなく、腕全体が腫れてきて手首の太さが変わってしまっています。

これは今まで体験したことのない痒さで、いけないとわかっていても腕をかきむしらずにはいられません…

あまりに痒いので…

ヌカカに限らず、虫刺されの時に一番やってはいけないのが「患部を掻くこと」

掻くことによって皮膚が傷つき、皮膚の炎症を悪化させたり、またさらに体内のかゆみ物質であるヒスタミンが放出されてかゆみがさらにひどくなったりしてしまいます。

なんですけど、ヌカカに刺された時はあまりに痒すぎるので、掻くなと言われも不可能に近いです。

なのでまずは痒みを抑えることにしました。

ヌヌカに刺されてムヒを塗ってみる

痒みを抑える身近な方法といえば、やはりムヒ!

今まで何度も蚊に刺された時に活躍してくれたので、今度も活躍してくれるだろうと思って試したのですが

全く効果がありません。

いえ、ムヒが悪いわけではないのです。

ムヒは今まで蚊に刺された時に何度も助けてもらった実績のある薬品なので、ちゃんと効果があるはずなんですよ。

そんなムヒでさえも全く歯が立たないほど、ヌカカは強烈なんです…

ヌカカに刺された時にはこちらを試して!

強烈なヌカカの痒みの前に、何も成す術はないのか…と半ば絶望していたのですが

薬局で虫刺されに効きそうな薬を教えてもらったので試してみました。

すると…

完全に痒みが引いたわけではありませんが、耐えられるレベルまで痒みが引いてきています!!

そしてその翌日には

腕全体の赤みがなくなり、腕の腫れも少しずつ引いてきています。

これはいけると思い、その日もこまめに塗り薬を塗っていると

次の日には腕の腫れは完全に引いて、痒みもほとんどなくなりました!

初めは「たかが虫刺され」だと思ってタカをくくっていたのですが、痒みに耐え切れずに掻くことでエスカレートさせてしまったので、もしヌカカに刺された方は早めに専用の虫刺され薬を塗ったり、場合によっては病院に行ったりした方が良いと思います。

※ムヒやマニューバの効果は個人差があり、あくまで個人の感想として参考にしてください

ヌカカに刺される前にできる効果的な対策

ここまでヌカカに刺された時の様子や対処法について紹介しましたが、どうせならヌカカに刺される前にしっかり対策をして防ぎたいところですよね?

そこでここからは、ヌカカに刺されないための対策について紹介します。

①肌を見せないこと

まず簡単にできる効果的な対策としては「夏であっても肌を見せないこと」です。

今回、僕が刺された時の服装は上下が長袖の服だったのですが、刺されたのは肌の露出した手と首の部分のみで、その他の部分に関しては刺されていませんでした。

なので日に焼けない夜であっても、腕などを露出させないような服装で釣りをすることが大切です。

でも夏なのに長袖を着るなんて耐えられませんよね?

そこでオススメしたいのが、こちらのアームカバーです。

こちらのアームカバーなら腕を覆うことができるだけでなく、接触冷感もあるので着用時には熱を上手に逃がして暑さを和らげてくれることができます。

今や僕が夏に釣りをする上で欠かせないアイテムです!

②虫よけを使う

続いて紹介するのが、虫よけを使う事。

市販の虫よけでも効果があるとは思うのですが、個人的に信頼しているのがハッカ油を使った虫よけの方法です。

ハッカ油
北見ハッカ通商
渓流釣り師の間で圧倒的な支持

ハッカ油は名前の通り、ハッカから作られた天然由来成分を使った虫よけなのですが、これがとにかくすごいんです…!

夏場の渓流といえば湿気が多く、生半可な対策では一気に虫にやられてしまうのですが、そんな渓流釣り師の間で愛用されていたのがこのハッカ油。

こちらを肌や服に塗ることで、顔の周りにまとわりついていた虫が一気に気にならなくなりました。

僕もこの日、こちらの虫よけを忘れずに使っていれば、こんなことにはならなかったかもしれません…

ただしこちらのハッカ油ですが、汗で流れやすいのが欠点でこまめに塗り直す必要があるので注意が必要です。

今回は夏の釣りで注意すべきヌカカについて紹介しました!

刺されると本当に後悔するくらい痒いので、夏に釣りをする方はぜひ参考にしてみてください。

この記事を書いた人
なるフィッシュ

SNS総フォロワー数4万人の釣り情報メディア「釣りの知恵袋」なるフィッシュの管理人で、Yahoo!ニュースエキスパートとしてYahoo!ニュース等で釣りに関する情報を発信するWEBライター。
2020年から釣りに関するアイテムや情報の情報を発信し、今までに得た釣りのノウハウや、1,000種類以上の釣具を試してきた経験から釣りに役立つ情報を皆様にお届けします。

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