ダイソー釣具から本格的な商品が登場したと話題になっているツイストロック。
今回はそんなダイソー釣具のツイストロックとの概要と、その使い方について紹介します!
ワームのズレ防止にブレードチューンまで!ダイソー釣具、ツイストロックの使い方
ツイストロックの概要
![ダイソー釣具 スイスとロックの画像](https://narufish.com/wp-content/uploads/2023/11/LINE_ALBUM_ツイストロック_231107_4-1024x768.jpg)
◆ツイストロックの基本情報
用途:バス釣り、チニング、ロックフィッシュなど
サイズ:外形2.8mm、外形3.2mmの2種類
個数:10個
値段:110円
こちらがダイソー釣具から登場したツイストロックです。
一見、ただのバネ状の形をした金属で非常にシンプルな商品なのですが、ワームのズレを軽減するのに役立ったり、他にもアイデア次第で様々な使い方ができます。
サイズは外形が2.8mmのものと3.2mmのものがあって用途によって使い分けますが、3.2mmの方が汎用性が高いです。
ツイストロックの使い方
ここからはツイストロックの使い方について紹介します。
その① ワームのズレ防止
一つ目の使い方が、ワームのズレ防止です。
恐らくこちらが最もメジャーな使い方でご存知の方も多いのではないでしょうか。
![マキサスフックの画像](https://narufish.com/wp-content/uploads/2023/11/LINE_ALBUM_ツイストロック_231107_7-1024x768.jpg)
メーカー品だと上の画像のフックのように、フックのアイの部分にセットしてワームにねじ込むようにして取り付けるマキサスフックが有名です。
ただしこちらの針の部分が調べた限り単品では売っていないので、今回はオフセットフックで使用する方法を紹介します。
用意するものは以下の通りです。
![](https://narufish.com/wp-content/uploads/2023/11/スクリーンショット-645-1024x573.png)
◆用意するもの
・オフセットフック(ダイソーオフセットフック#1号)
・ツイストロック(2.8mm)
・ワーム(ダイソークローワーム)
()内は解説で使用している商品のサイズです
まずはツイストロックをワームの頭に埋め込みます。
![ダイソークローワームにツイストロックを埋め込む画像](https://narufish.com/wp-content/uploads/2023/11/スクリーンショット-648-1024x571.png)
この時、アイの部分が少しワームの中に埋まるくらいきつめにセットするのがポイントです。
続いてツイストロックのアイの部分に、オフセットフックを通します。
![ダイソーオフセットフックをツイストロックのアイに通す。](https://narufish.com/wp-content/uploads/2023/11/スクリーンショット-649-1024x567.png)
あとは通常のオフセットフックをセットするのと同様に、ワームにフックをセットすれば完成です。
![ダイソークローワームにツイストロックを埋め込んだ様子](https://narufish.com/wp-content/uploads/2023/11/スクリーンショット-650-1024x563.png)
これで普通にオフセットフックでセットする時よりもワームがズレにくくなります。
僕はジャッカルのワムワムというワームが好きでよく使っているのですが、ワームが柔らかすぎることもあってか1日キャストすると頭の部分が割けて使えなくなってしまうのですが
![](https://narufish.com/wp-content/uploads/2023/11/スクリーンショット-652-1024x570.png)
ツイストロックを使ったセッティングでキャストを繰り返してみると、1日使っても頭の部分が割けずワームの持ちがよくなりました。
またツイストロックとオフセットフックを接続していないため、キャストの衝撃でワームがズレてしまいそうに見えるのですが、ツイストロックをきつめに埋め込んでおけば手でズラそうとしてもなかなか動きませんし、キャストし続けてもズレることは1度もありませんでした。
チニングやバス釣りなどではワームを使う機会が多くなるので、ワームの持ちがよくなるのは非常に嬉しいですね。
その② ブレードチューン
![セリアのメタルジグと、ダイソーのコロラドブレード、ツイストロックでブレードチューン](https://narufish.com/wp-content/uploads/2023/11/スクリーンショット-655-1024x560.png)
二つ目の使い方がブレードチューンです。
近年の海釣りではメタルジグにブレードを取り付けたブレードチューンが流行っているのですが、このブレードチューンの際にもツイストロックが活躍します。
通常はブレードを取り付ける時にプライヤーなどを使用するのですが、ダイソーのツイストロックを使えば素手でブレードの着脱ができるようになります!
◆用意するもの
・メタルジグ(セリアのメタルジグ40g)
・スイベル付きブレード(ダイソー コロラドブレード2cm)
・ツイストロック(3.2mm。ここ重要)
まずはスイベル付きブレードのリングを外し、スイベルの穴にツイストロックをねじ込みます。
![](https://narufish.com/wp-content/uploads/2023/11/スクリーンショット-657-1024x575.png)
次にトレブルフックの軸に添わせるように、ツイストロックをねじ込んでいきます。
![トレブルフックにツイストロックをねじ込む画像](https://narufish.com/wp-content/uploads/2023/11/スクリーンショット-659-1024x562.png)
この時、トレブルフックの軸が太いとツイストロックがうまくねじ込めない場合があります。
そんな時はペンチなどを使ってツイストロックのバネの端の部分をペンチなどでグイっと広げてやると、多少軸が太いフックでもセットできるようになります。
![メタルジグをダイソーツイストロックでブレードチューンした画像](https://narufish.com/wp-content/uploads/2023/11/スクリーンショット-660-1024x571.png)
これでブレードチューンの完成です!
釣り場でメタルジグにブレードを取り付けたいときや、ブレードの形状を変更したいときがあると思いますが、この方法ならプライヤーをわざわざ取り出さなくても素手でセットできるので非常に便利ですね。
ちなみに僕はあまり気にならないのですが、ブレードのフック絡みが気になるという方もいると思います。
そんな時は同じくダイソーで売っているタイラバ用のシリコンチューブをカットしてスイベルの部分に被せれば
![](https://narufish.com/wp-content/uploads/2023/11/スクリーンショット-665-1024x567.png)
ブレードの可動域を抑えてフックがらみを軽減することができます。
ただしこのブレードチューン、1点だけ注意が必要なことがあって、締め込みが甘いとブレードがするっと外れてしまう事があります。
僕も使用時に一度だけブレードが外れてしまったのですが、しっかりきつめにねじ込めば外れることはなかったので、フックにねじ込む時には注意しましょう。
ツイストロックを自作する方法
最近のダイソー釣具では話題になるとすぐに売り切れてしまうので、ツイストロックが手に入らないという方もいると思います。
ですがご安心ください。
実はダイソーで売っているアイテムを使って、ツイストロックは自作できるんです。
ツイストロックの作り方
![](https://narufish.com/wp-content/uploads/2023/11/スクリーンショット-668-1024x564.png)
◆用意するもの
・ステンレス針金(0.55mm)
・プラ綿棒(軸が空洞になっているもの。ここ重要)
・ニッパーなどの工具
まずは綿棒の頭をハサミでカットします。
![綿棒の頭をハサミでカットする画像](https://narufish.com/wp-content/uploads/2023/11/スクリーンショット-670-1024x566.png)
続いて針金を丸めてアイを作ります。
その後、ツイストロックの軸になる部分を綿棒の軸に入れて
![ツイストロックの軸を綿棒の軸にセットする画像](https://narufish.com/wp-content/uploads/2023/11/スクリーンショット-671-1024x562.png)
アイの部分をペンチなどでつかみ、綿棒の周りにぐるぐると針金を巻き付けます。
この時、針金の間隔が狭い方が仕上りが綺麗になります。
![針金を綿棒の軸にぐるぐると巻き付ける画像](https://narufish.com/wp-content/uploads/2023/11/スクリーンショット-672-1024x576.png)
3-4回針金を巻き付けたら、針金をペンチなどを使ってカットして、カットした先の部分の形を整えます。
ここまで終わったら綿棒の軸から針金を取り外して
![ツイストロックの軸をカットして形を整える画像](https://narufish.com/wp-content/uploads/2023/11/スクリーンショット-674-1024x565.png)
軸を適当な長さにカットして、形を整えれば完成です!
材料も少なく、結構簡単に作ることができます。
既製品と並べてみるとこんな感じで
![自作したツイストロックと、既製品のツイストロックを並べた画像](https://narufish.com/wp-content/uploads/2023/11/スクリーンショット-676-1024x569.png)
全然遜色ありませんよね?
自作したツイストロックは素材の関係で既製品よりも柔らかいのですが、ワームに刺したりブレードチューンをする時には硬さは必要ないので全く問題ありません。
しかもツイストロックの自作にはいくつかメリットがあって、巻き付ける素材を変えれば自由に好きなサイズを作れますし、敢えて軸なしのタイプも作れます。
![軸なしのツイストロックでバネチューンをする画像](https://narufish.com/wp-content/uploads/2023/11/スクリーンショット-679-1024x568.png)
軸なしのタイプはバネチューンといって、ワームの頭にあらかじめ埋め込んでその間を通すようにしてオフセットフックをセットすればワームの持ちを良くすることができます。
他にも自作の場合は素材となるステンレスの針金が110円でこんなにたくさんあるので
![](https://narufish.com/wp-content/uploads/2023/11/スクリーンショット-680-1024x554.png)
既製品よりも圧倒的にコスパがいいです。
ツイストロックの自作にはこんなにメリットがあるので、ツイストロックが手に入る人も手に入らない人も、自作してみてはいかがでしょうか?
今回はダイソー釣具から登場した話題の新商品、ツイストロックについて紹介しました!
アイデア次第でいろんな使い方ができる便利なアイテムなので、気になる方はぜひダイソーで探してみてください。