ワークマンの「エックスシェルター暑熱αフーディー」は、“着た方が涼しい”と話題になった夏用パーカーでが……とはいえ正直、
「いや、夏に1枚増やして涼しいはさすがにあり得ないでしょ」
と思ってました。
でも実際に着てみると、これが普通のウェアではないのです。
発売時期的にまだ真夏のピークでは未検証なのですが、それでも真夏の釣りで使えるポテンシャルを十分感じることができたので、今回はリアルな使用感ベースでレビューしていきます。
エックスシェルター暑熱αフーディーとは?特徴まとめ

値段:2,900円
管理番号:67876
発売時期:既に店舗販売を開始
ざっくり言うとこの服、
👉「日差しを遮る」ことと「体の熱を外に逃がす」ことを同時に行う
ことで体を冷やすという仕組みです。
主な特徴はこんな感じ。
・遮熱(直射日光の熱を防ぐ)
・接触冷感(触るとひんやり)
・速乾(汗や水がすぐ乾く)
・通気性(蒸れた空気を外に逃がす)
スペックだけ見ると盛りすぎ感ありますが、着ると意外と納得します。
XShelter暑熱αフーディを着用した様子
XShelter暑熱αフーディを実際に着用した様子がこちら。

全面がこんな感じで

背面はこんな感じです。
サイズ感については僕が身長172cmで今回はMを購入しているのですが、標準体型の僕でもギリギリといった感じだったので、ワンサイズ上でも良いかもと感じました。
袖は手首まで覆えるように長めに作られています。

ポケットの数は前面に2か所で、サイズはかなり大きいので収納には困らないと思います。
また肌を露出させないことで体への負担を減らしてくれるアイテムなのですが、フードの部分は頭の先までチャックがあって

この部分までチャックを締めると

このように顔全体まで覆うことができます。
正直、釣りでは使うことはないかもしれませんが、その気になればここまで徹底的に肌の露出を抑えることができます(笑)
【検証】エックスシェルターは本当に涼しいのか?
→ 結論:状況によっては「着た方がラク」
一番分かりやすいのがこれです。
👉直射日光の熱を肌に通さない
Tシャツ1枚だと、肌にジリジリ熱が来ますよね。
ですがXShelterの断熱効果はすさまじく、薄い生地一枚なのに太陽の日差しの熱をしっかり遮断してくれます。
例えるとパーカーを着るだけで”日傘の中にいるような感じ”でしょうか。
なので触れ込みのように”着た方が涼しい”というのは半分正解で、炎天下に晒されている時は日差しの熱をカットしてくれるので着た方が涼しいです。
ただ日陰にいる時はむしろ布一枚多い分、着た方が涼しいとは言えないと感じました。
速乾性レビュー|水をかけたら何分で乾く?
このXShelter暑熱αフーディ、速乾性も凄いんです。
気になったので、実際に水を垂らして実験してみました。

すると当然、水が垂れたところの色が変わっていくのですが

あっという間にじわじわ~っと広がり、水を少し垂らしただけとは思えない範囲で広がっています!
実はこれ、毛細管現象といって水を周囲の布にパスしているのですが、これによって表面積が広がることで乾きやすくなっています。

触ってみても肌触りはサラサラで、肌に張り付くことは全くありません。
汗をかいた時にも同じことが起こるはずなので、汗をかいてもべたつくことは恐らくないかと思います。

また乾くまでの時間も気になったので測ってみたのですが、5分も経つと境目が分からないほどぼんやりとしてきました。

3月の室内での実験なので、この速乾スピードはかなり速いです。
これのおかげで
・汗をかいてもベタつかない
・乾くときにひんやりする
この2つが成立してます。
気化冷却は本当に効く?体感レビュー
XShelter暑熱αフーディで一番凄いと思っているのが、気化冷却効果の高さ。
気過冷却とは水が蒸発する時に熱を奪う現象の事ですが、XShelter暑熱αフーディは汗が乾く時に体の熱を一緒に奪ってくれるので、触れている部分がひんやりと冷たく感じます。

上は展示会の様子ですが、予めパーカーを霧吹きで濡らしてみると、10分経っても周りに比べて明らかに温度が下がっていることが分かります。
実際、目をつぶってみても青く色が変わったところについては「腕に冷たいものが当たっているな」とわかるくらいに温度が下がっているのを感じました。
それに加えてXShelterの生地は接触冷感もあって肌に触れるだけでひんやりするので、気過冷却と合わせると夏場でもかなり涼しく感じると思います。
特に釣りみたいに屋外で風を感じられるような環境だと、より涼しさを感じられるのではと感じました!
通気性は?蒸れないのか
XShelter暑熱αフーディは通気性もかなり優秀です。
夏場は太陽の熱を遮ることも大事ですが、体の熱を外に逃がすことも同じくらい大事なこと。
そしてXShelter暑熱αフーディは蒸れた空気を外に逃がす仕組みがてんこ盛りで、汗をかきやすい脇の部分はメッシュ生地が使用されていますし

背中には蒸れた空気を逃がすための特大ベンチレーション

背中は特に汗をかきやすい部位なので、背中から蒸れた空気を逃がせるだけでも快適さがかなり変わります。
また脇腹にはチャックがあるのですが、この部分を開くと

ガバっと開いて空気を取り入れることができます。
長袖の「肌を露出させない」というメリットはそのままに、デメリットである通気性の悪さを構造面で解決した、まさに夏の釣りにピッタリのウェアなのです。
サイズ感レビュー|大きめ?小さめ?
172cmでMサイズ着用。
👉結構ジャストです
最近のワークマンのウェアは細めのデザインが増えてきていますが、その中でもタイトな気がするので
・ゆったり着たい
・体系ががっしりめ
この場合はワンサイズ上も検討アリです。
2026年モデルの変更点まとめ
今年モデルは地味に進化してます。
フードが収納可能に
今モデルからはフードを丸めて収納できるようになりました。

これによって首元がスッキリするというメリットもあるのですが、ワークマンの目的はこれではなくて、実はこのフードを水で濡らすことで首元を冷やすことができます。
XShelterの気化冷却効果は本当に凄くて、試してみると首元が冷却タオルを使っているくらい涼しくなるので、外出前に水で濡らすという使い方もアリだと思います。
袖で手の甲が覆えるようになった
続いて袖が伸びて手の甲まで覆えるようになった点。

また親指をひっかけるためのわっかもついているので、ズレにくくなっています。
脇腹のチャックにボタンが追加
続いて脇腹のチャックにボタンがついたこと。
以前のモデルも脇腹にチャックがあったものの、開くとバタバタして使いにくいという声があったそうですが

今年のモデルは一番下にボタンが付いたので、風を取り込んでもバタバタしにくくなりました。

いろんな変更点がありますが、特にフードを収納して首を冷やせるようになったのは真夏には重宝しそうですね!
デメリット|正直気になったところ
ここはちゃんと書きます。
縫製はやや粗い

ワークマン商品は縫製が粗いことが多く、今回も新品でも糸のほつれがありました。
また不具合は出ていませんが、使っていると糸のほつれがひどくなる可能性はあるかと思います。
■ 生地が薄く耐久性は未知数
続いて耐久性について。
これは昨年のワークマンのツーキッドカーゴパンツもそうですが、生地が薄すぎて耐久性に不安があります。

釣りでは藪漕ぎをするシーンもあるので、草に引っ掛けて破れてしまうことも予想されます。
■ インナーが透ける
これは普通に透けます。

これは白色を選んだというのもありますが、生地が薄いせいかインナーが透けてしまっています。
乾いた状態でもこれだけ透けるので、濡れるとより透けることが予想されます。
■ 袖が長い(用途による)
手の甲まで覆える長い袖ですが、釣りでは正直ちょっと邪魔だと感じるシーンも。

ただし肘の少し下にボタンがあり、7部袖くらいにできるので、気になる方はボタンで調整すればOKです。
釣りで使える?夏の釣りとの相性
結論いきます。
👉かなりアリです
理由はシンプルで
・日焼け防止になる
・体力の消耗が減る
・汗が不快じゃない
特に
👉堤防・船釣り
このあたりは相性いいです。
ただし耐久面はどうしても不安なので、藪漕ぎをするような釣りでは要注意ですね。
こんな人におすすめ
・夏の釣りやアウトドアを快適にしたい
・日焼けしたくない
・軽くて蒸れないウェアが欲しい
よくある質問(FAQ)
Q. 真夏でも涼しいですか?
現時点では真夏のピークでは未検証ですが、別のXShelter製品では日差しの熱を遮ることで炎天下では着用した方が涼しいと感じるケースがありました。
Q. サイズ感は大きめですか?
ややジャスト寄りです。ゆったり着たい場合はワンサイズ上がおすすめです。
Q. 洗濯しても大丈夫?
通常の使用では問題ないと考えられますが、耐久性については長期使用での検証が必要です。
まとめ|“着た方が涼しい”は半分本当
現時点での結論はこれです。
👉「条件が合えば普通にそう感じる」
特に
・直射日光あり
・風あり
この環境なら
👉Tシャツよりラクはあり得る
まだ真夏は未検証ですが、
・遮熱
・速乾
・通気
この3つがしっかり機能しているので、ポテンシャルはかなり高いです。
去年は即完売したモデルなので、気になる人は早めにワークマンで探してみて下さい。
他にもワークマンで最近、夏の釣り用ズボンにピッタリのアイテムが登場したので、気になる方はこちらも併せてご覧ください。

