釣りに便利なアイテムや情報を紹介している「釣りの知恵袋」なるフィッシュです!
バス釣りやシーバス、ロックフィッシュなど幅広いジャンルの釣りで大活躍のワーム。
艶めかしい質感でプラグでは反応しない魚を釣ることのできるワームですが、長く使っているとワームが千切れてしまったり、割けてしまって使えなくなってしまうこともありますよね?
最近はワームの値段も上がってきているので、「直して繰り返し使えたらいいのに…」と思っている方も少なくないはず。
ですが実は、千切れたり割けたりして使えなくなったワームを補修できる便利なアイテムがあるんです!
そこで今回は、そんなワームを補修するのに便利なアイテムについて紹介します!
千切れたワームを【再利用】できるワームグルーの実力とは
ワームグルーって?
こちらが今回紹介するグローデザインワークスの”ワームグルー“です!
こちらをワームの断面に塗ることで、千切れたワームを接着して再利用できるようになります!
まずは論より証拠、実際にワーム補修液を使って千切れたワームをくっつけてみましょう。
ワームグルーの使い方
今回はダイワのミドルアッパーの補修を行っていきます。
完全に断裂してしまったミドルアッパーですが、こちらの断面にワームグルーの液体を付属の刷毛を使って塗布していきます。
続いて、ワームの断面を指を使ってぎゅっと押し付けるようにして支えます。
ワームグルーの凄いところは、なんといっても接着までの時間の短さ。
このままワームの断面を抑えていると、なんと数秒後にはワームの断面がくっつくんです!
これはすごすぎるぞ…
このままでも良いのですが、さらに強度をアップさせるために接着面の周辺にもワームグルーの液体を塗布します。
これで液体が固まるのを待てば、完成です!
ワームグルーで接着した後の強度は?
ワームグルーで千切れたワームを補修できるのはわかったのですが、果たしてくっつけた後の強度がどうなったのか気になる方もいらっしゃるはず。
ですがご安心ください。
試しにワームグルーで接着した後のワームを、こんな感じで両サイドから引っ張ってみたのですが…
形が変わるくらい力を入れて引っ張っているのに、全然千切れる様子はありません。
なので強度については、接着前と同様の強度といっても問題なさそうです!
ワームグルーで接着した後の質感は?
ワームといえばその滑らかな質感が命ですが、ワームグルーで接着した際に断面が硬くなって、アクションが変わってしまっては意味がないですよね?
ですがこちらについても全く問題なくて
ワームグルーで接着した断面を触ってみても、質感の変化はほとんどないのでワームのアクションが変わって釣れなくなることはありません。
実際にワーム補修液で補修したワームで釣りをしていますが、補修したあとのワームでも問題なく釣れています。
他の方法と比較した結果
実はワームグルーを使い始める前は、ワームの補修にセメダインスーパーエックスという接着剤を使用していました。
こちらは水に強く、また接着面が硬くなり過ぎないため、ワームの補修にはピッタリだと思っていたのですが
こんな感じで、かなりたくさんの接着剤を塗らないとくっつかなかったので、断面の形が変形してしまいますし、接着までの時間が24時間以上かかっていました。
それでも補修後の動きはそれほど変わらなかったので十分実用レベルだったのですが、ワームグルーと比べると断面の質感、接着の時間、接着後強度の面では遠く及ばないかなと思います。
ワームグルーはどこで買える?
続いてワームグルーの購入方法について紹介します!
ワームグルーはメジャーな商品なので、釣具屋に行くとだいたいメンテナンス用品のコーナー置いてあります。
値段はだいたい1,100円前後だったと思います。(不況で値上がりしている可能性あり)
ネットでも購入することはできるのですが、送料分なのか値段はだいたい1,400円程度と釣具屋で買うより少しお高めです。
なのでまずは近所の釣具屋を探してみて、なければ通販で購入するのが良いと思います。
その他の質問
ワームグルーを使う前に、気になりそうなことをまとめてみました!
ワーム補修液は使い切りですか?
→繰り返し使えます!補修液によっては固まってしまうため使い切らないといけないものもありますが、ワームグルーは購入後に使用してから1年以上経過していますが、現在も問題なく使えています。
使用時の注意点はありますか?
→石油系の液体なので、独特の強い臭いがあります。そのため使用する時には換気に注意が必要です。
何回くらい使えますか?
→何個くらい直せるかはわかりませんが、1回あたりの使用量が相当少ないので、頻繁に使っても使い切るのに1年以上はかかると思います。1度買えば相当なワームを再利用できるので、コスパは相当いいです。
今回はワーム補修液のワームグルーについて紹介しました!
ワームを繰り返し使うことで節約になりますし、接着後の質感も変わらないので、気になる方はぜひ試してみてください!