釣りに便利なアイテムや情報を紹介している「釣りの知恵袋」なるフィッシュです!
釣れると評判のダイソールアーの中でも、ひときわ釣り業界を賑わせたダイソーのジグヘッドとシャッドテール。
「シーバスのエサ」と呼ばれるほど釣れるコアマンのVJに瓜二つのルアーが100均から販売されたということで、発売当時は品切れが続出して購入できないという事態に陥ったほど。
並べてみてもデザインは少し違いがあるものの、形状はほとんど同じです。
ですが、使い込んでみると少しダイソーVJの方はトラブルが多いと思ったことはありませんか?
今回はそんなダイソーVJにひと手間加えるだけで、トラブルレスになる方法について紹介したいと思います!
ダイソーVJをトラブルレスに改造する方法
ダイソーVJのトラブルとは?
ダイソーVJを使っていると、ワーム部分にフックが引っかかってしまうという経験をしたことがありませんか?
これは本家のVJでもよくなるのかというと、実はこのトラブルは本家の方ではあまり起きません。
なぜなら二つのルアーは外見が非常によく似ているのですが、実はよく見てみると両者にはちょっとした違いがあり、その違いのおかげで本家のVJはワーム部分にフックがひっかからないのです。
本家VJとダイソーVJの違いとは?
上の画像が本家VJとダイソーVJを並べた写真です。
上のルアーが本家のVJで、下がダイソーVJです。
どちらもデザインが微妙に違うくらいで、その他の部分は同じに見えるのですが…
よく見てみると、本家VJにはジグヘッドの軸の部分が湾曲しているのですが、ダイソーVJにはこの湾曲が見られません。
これは些細な違いに見えるのですが、実はこの湾曲がないことでダイソーVJはフックの位置が高くなり、ワームの背中にフックが届いてしまうのです。
一方、本家のVJはというと
この湾曲のおかげでフックの位置が下に下がっているため、フックの先端がワームの背中に届くことがなく、ダイソーVJのようなトラブルは起こりません。
ではダイソーVJを本家と同じようにトラブルレスにする方法について紹介していきます!
ダイソーVJをトラブルレスに改造する方法
ではダイソーVJを本家のVJと同様にトラブルレスにする方法について紹介します!
用意するものはペンチです。
少し力が必要になるので、ペンチは2本用意するようにしてください。
それでは具体的な改造方法ですが、皆さまの想像の通りダイソーVJのジグヘッドをペンチを使って曲げていきます。
作業の際にフックが邪魔になるので、あらかじめフックはプライヤー等で外しておきましょう。
プライヤーでフックを外したら、実際にペンチを使ってジグヘッドの軸を曲げていきます。
ペンチで曲げる時には、片方のペンチで根元を固定して、もう片方で力を加えて曲げるようにします。
ダイソーVJのジグヘッドの軸はなかなか固いので、ケガをしないように気を付けながら作業をしてください。
改造が終わった様子がこちら
実際にペンチで曲げた様子がこちらです。
上が本家で、下がダイソーVJのジグヘッドです。
湾曲の具合については本家と見比べながら、微調整を加えると良いと思います。
こちらにワームをセットしていきましょう。
ジグヘッドの軸を湾曲させたことで、フックの位置が下がり本家と同じような形になりました。
フックをワームの背中に回してみましたが、針先が背中に届くことはないので、改造前のようにフックがワームに引っかかってしまうことはなさそうです。
今回はダイソーVJにひと手間加えてトラブルレスにする改造方法について紹介しました!
ダイソーVJは本家同様に非常によく釣れるルアーなので、フックのトラブルに悩んでいる方はぜひ試してみてください。
他にも釣りに役立つ情報を紹介しているので、気になる方はぜひご覧ください。