ワークマン「トレックシューズアジム」レビュー|防水シューズなのに釣りでおすすめしない理由

アイテム紹介

防水アイテムが充実していると釣り人の間でも愛用者の多いワークマン。

僕もワークマンのレインウェアや防水シューズを愛用しているのですが、前から気になっていたのがトレックシューズアジム

値段は4,500円とワークマンの中では高額ではあるものの、防水性の高いトレッキング用シューズということで、昨年は注目商品として話題になっていました。

昨年、同時期に登場したトレックシューズエンリルという防水シューズが、歩きやすい上に防水性も高く、まさにピッタリの防水シューズだったんですよ。

【ワークマン】注目アイテム、トレックシューズエンリルが釣りに最適!

このトレックシューズアジムは、エンリルよりも値段が高くより本格的なトレッキングシューズということで、エンリルの上位商品にあたるのではないかと思い、今回は実際に購入してみました。

この記事ではワークマンのトレックシューズアジムを実際に釣りで使用し、防水性能や履き心地、グリップ力などをレビューします。

ワークマン「トレックシューズアジム」のスペック

トレックシューズアジムの概要

値段:4,500円(税込)
素材:透湿防水素材イナレム使用
防水性:6cm防水
管理番号:53579

まずは基本スペックを見てみましょう。

  • 価格:4,500円
  • 防水透湿素材「イナレム」採用
  • 接地面から約6cm防水
  • ハイカット仕様
  • トレッキング向けソール採用

価格だけを見ると一般的なトレッキングシューズよりもかなり安く、ワークマンの防水透湿素材イナレムまで採用されていることを考えるとコストパフォーマンスは非常に高いモデルです。

コンセプトとしては昨年のトレックシューズエンリルと同じなのですが、透湿防水素材イナレムが使われているということもあり、履き心地や防水性が上位なのかが気になるところです。

また生地には高強度ライニング生地「タフテリアルインサイド」を使用しているということで、生地の頑丈さもエンリルよりも上のような気がします…!

第一印象は「かなりゴツい」

実際に手に取って最初に感じたのは、見た目のゴツさです。

ハイカット仕様ということもあり、ぱっと見は本格的な登山靴に近い印象があります。

エンリルはまだスニーカーのようなデザインだったので普段使いもできたのですが、こちらは普段のお出かけ用にはギリギリといった感じですね。(アウトかセーフはお任せします笑)

一方で、履いてみると見た目ほど重くはありません。

もちろんランニングシューズのような軽さはありませんが、トレッキングシューズとして考えれば十分軽量な部類ですし、足首まで覆われているということもあり足へのフィット感が凄い

ワークマンは安価なシューズが多く、中には防水サファリシューズなど足へのフィット感もないものがある中で、こちらのアジムはかなり履き心地が良さそうな気がします!

足首から下のホールド感が非常に高い

トレックシューズアジムの大きな特徴がホールド性能です。

踵周辺はしっかりと作られており、ハイカット構造によって足首から下をガッチリ支えてくれます。

かかと周りがしっかりした靴というのは一見重そうに見えるのですが、かかとや足首をしっかりホールドしてくれますし、接地面が広いので足の衝撃をしっかりと吸収してくれます。

さすがはトレッキング用ということで、足場の悪い場所を長時間歩くことを想定して作られているだけあり、これは釣りでも期待ができそうです。

透湿防水素材イナレムで通気性もかなり良さそう

続いて生地をチェックしていきます。

素材はメッシュ素材で、ぱっと見はスニーカーそのもの。

通気性がよく防水性などなさそうに見えるのですが

シューズの内側は透湿防水素材イナレムを使用しています。

イナレムはワークマンのレインウェアにも使用されていて、通気性と防水性を兼ね備えている素材なので、防水シューズの弱点である蒸れやすさもかなり軽減してくれているのではないでしょうか?

さらにシューズの紐を外してみると

このように継ぎ目がセパレートになっているのではなく、中でつながっていました。

下から6cm防水ということで、恐らくメッシュ素材は防水性はないかと思ったのですが、一番上の継ぎ目までは防水になっていそうな気がします。

ちなみにシューズを履く時は

上の写真のように、レインウェアをしっかり足首まで覆うようにして履くと、継ぎ目からの水の侵入を抑えられそうな気がします。

靴の裏側をチェック

続いて釣り用シューズで大事なのがグリップ力。

という訳でシューズの裏側をチェックしていきます。

裏側はしっかりとした溝が入っていて、グリップ力がありそうな感じ!

ただ実際に使ってみないと性能はわからないので、こちらは釣り場で確認していきます。

トレックシューズアジムの口コミは?

使用の前に、トレックシューズアジムの口コミをチェックしていきます。

こちらは昨年の商品ということで、レビュー前にワークマン公式オンラインストアの口コミを全て確認してみたのですが、総合評価は5点満点中4.1点というなかなかの高評価。

ただ内容を確認してみると、防水性の高さや歩きやすさを評価する意見がある一方で、

  • 濡れた足場の上だと滑る
  • 靴の爪を一番上まで止めないと、紐が足に引っかかってこけそうになる
  • 靴擦れする

といった気になる意見もありました。

特に濡れた場所で滑るというのは釣りでは致命的な欠点になりかねないので、重点的にチェックしていきます。

実際に釣り場で使ってみた

それでは実際にトレックシューズアジムを釣りで使っていきます。

コンクリートの上を歩いてみたのですが、めちゃくちゃ履き心地がいい…!

トレックシューズエンリルの時も感じたのですが、やはり足首からかかとにかけて作りがしっかりしているということもあり、足の負荷をうまく分散してくれています。

これは堤防釣りなどで長時間硬い地面の上をランガンしても、疲れにくいんじゃないかと感じました。

続いて斜面を登ってみたのですが、これも余裕です。

トレッキング用というだけあって、平坦な道だろうが坂だろうが、コンクリート、草の上関係なくかなり歩きやすい気がしました。

少なくとも乾いている地面の上では本当に履きやすいです。

消波ブロックの上は危険

続いて消波ブロックの上を歩いてみます。

テトラの穴釣りなどで使えるシューズを探している人もいると思うので、これはかなり重要な情報ですよね。

乾いているブロックの上なら問題なくグリップが効くのですが、いざ濡れたブロックの上に立ってみると

これはマズい、めちゃくちゃ滑ります!

ワークマンの公式オンラインストアにも濡れた地面での滑りやすさを指摘する声があったのですが、実際に試してみると思ったよりもあっさり滑るので、これは濡れた足場で使うのは絶対にやめた方がいいヤツな気がします。

一度靴の裏が濡れると、乾いた地面でもしばらく滑るので要注意です。

消波ブロック、ゴロタ、磯釣りには向いていないことが分かりました。

防水性をチェック!

トレックシューズアジムの防水性をチェックするために、実際に雨の中で使ってみました!

まず開始10分時点ではありますが、雨の中で釣りをしても中に染みる様子はありません。

ありませんが、濡れた足場でめちゃくちゃ滑るので結構怖いです。(1度ガチ滑りしました…)

2時間後

続いて2時間後の様子がこちら。

2時間経っても靴の中に水が入ることはなく、また通気性も高いので蒸れるような感じはしません。

また水たまりの中をバシャバシャと歩いてもノーダメージ、さすがは透湿防水素材イナレムです。

3時間後、ここで異変が…

釣りを開始して3時間後、異変が起こりました。

靴の中が何かおかしい気がして脱いで確認してみると

なんと、水が浸入していました。

レインウェアのズボンをしっかり上から被せており、足首から上は濡れていないので、どうやら足の甲~つま先にかけてのどこかで水が染みてきたようです。

トレックシューズアジムは新品状態でも、3時間で浸水するということが分かりました。

トレックシューズアジムの気になるところ・注意点

ここからはトレックシューズアジムの気になるところ、注意点について紹介します。

最大の欠点は濡れた地面で滑りやすいこと

まず一番の注意点が、濡れた足場で滑るところ

これ、大げさに思うかもしれませんが結構ガチです。

防水シューズって雨が降っている時に使うものなので、それで雨で滑るっていうのは致命的ですよね…

もしかしたら少し使い込むとグリップ力が発揮されるタイプかもしれませんが、少なくとも新品の状態だとかなり滑るので、消波ブロックやゴロタはおろか、堤防釣りでも使用が厳しそうだなと感じました汗

3時間で水が浸入する

二つ目が防水性。

雨の日の釣りは、雨で靴下が濡れると最悪な気分になるのですが、こちらのシューズは最初こそ快適に履けていても、3時間で中まで水が染みてしまいます。

この点、トレックシューズエンリルは摩耗するまでは長時間雨の中で釣りをしても中まで染みず、かなり快適だったので、アジムが3時間で染みるのは少しがっかりポイントでした。

靴擦れしやすい

3つ目が靴擦れしやすそうなところ。

これはワークマン公式オンラインストアの口コミにも合ったのですが、足首のところが足にスレて痛いとのこと。

僕は長めの靴下を履いていたので靴擦れまでには至りませんでしたがスレる感覚はあったので、これがもっと長い時間歩き回ったり、足首までの靴下を履いたりしていたら、靴擦れしていたかもしれません。

ツメに靴紐が引っかかる件については

最後にワークマン公式オンラインストアの口コミにあった「靴のツメを使用せずに履くと、紐がツメに引っかかってこける」という件について。

こちらは30分ほどこの状態で試して歩いてみたのですが、この現象は再現することができませんでした。

ただしこちらのシューズの標準でついている紐は、ひっかけることを前提にした長さになっているようで、外して歩くと確かに反対側のツメに届いてしまいます。

これが何かの拍子に引っかかってしまう可能性はあるので、紐を交換しない場合は靴のツメを使用して使った方が良いと感じました。

釣り用としてはエンリルの方がおすすめ

同じワークマンの防水シューズで比較するなら、個人的にはトレックシューズエンリルの方がおすすめです。

実際に使用した印象では、

  • 防水性能
  • グリップ性能
  • 見た目の使いやすさ

のいずれもエンリルの方が上でした。

消波ブロックやゴロタの釣りでも普通に使えていて、濡れた足場でも滑りにくいと感じたので、釣りで使うなら断然エンリルがオススメです。

【ワークマン】注目アイテム、トレックシューズエンリルが釣りに最適!

値段も3,500円と、トレックシューズアジムより安いというのもいいですね、

もちろんアジムにも優れた部分はありますが、「釣り専用で選ぶならどちらか」と聞かれれば、迷わずエンリルを選びます。

まとめ

ワークマンのトレックシューズアジムを実際に使用した感想をまとめてみました。

良かった点

  • イナレム採用で通気性がいい
  • 履き心地が良い
  • 足首周りのホールド感が高い
  • 坂道や未舗装路でも歩きやすい

気になった点

  • 3時間の使用では浸水する
  • 濡れた岩やテトラで滑りやすい

通気性も良く長時間歩いても疲れにくいので、乾いた地面の上では履き心地は抜群!

ですが防水シューズで濡れた地面の上で滑るっていうのがマイナスがデカすぎますね…

値段もエンリルより1,000円高いということで、どれだけ履き心地が良いのだろうと期待していたのですが少し肩透かしを食らいました。

釣りで使用するならエンリルを使いましょう!

他にもワークマンの防水アイテムをレビューしているので、気になる方はこちらもご覧ください!

この記事を書いた人

SNS総フォロワー数4万人の釣り情報メディア「釣りの知恵袋」なるフィッシュの管理人で、Yahoo!ニュースエキスパートとしてYahoo!ニュース等で釣りに関する情報を発信するWEBライター。
2020年から釣りに関するアイテムや情報の情報を発信し、今までに得た釣りのノウハウや、1,000種類以上の釣具を試してきた経験から釣りに役立つ情報を皆様にお届けします。

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