蓄光や蛍光などによってルアー本体が光るものはたくさんありますが、「暗闇で光って魚を誘うフック」をご存知の方は少ないのではないでしょうか?
そこで今回は、近年注目を集めている話題のフックメーカーBKKの暗闇で光るフックについて紹介します。
フックがオレンジに光る!?BKKのタチウオ用フックBT803を徹底インプレ!
BKK タチウオ用フックBT803-OGTの概要

値段:5本入り550円(税込)
サイズ:1号、1/0、2/0、3/0
種類:バーブレス
その他:蓄光&ケイムラ
今回紹介するのはBKKのBT803-OGTです。
こちらはBKKから登場したタチウオジギング用のトレブルフックで、釣りフェス2025inYokohamaを取材した時に見つけたアイテム。
紫外線を反射して発光するケイムラカラーでありながら、光を溜めて光る蓄光でもあるため、特に深場や薄暗い時間帯でのアピールは抜群。

僕も釣りライターとして数々の釣具を見てきましたが、今までフック自体が光るというのは見たことがなく、メーカーの方によるとこちらのフック自体がバイトマーカーになるとのことで、これは使う前からワクワクしてしまいますね!
値段も5本入りで550円と、1本あたりの値段は110円。
同じく釣具屋で売っていた別のタチウオ用フックは4本入りで693円だったので、値段だけで比べてもかなりお買い得商品です。
またリアフックだけでなくアシストフックも販売しており

3本入り550円でした。
こちらも他社のタチウオフックが2本入りで550円だったので、お買い得となっています。
僕は最近、BKKのフックをよく使っているのですが、BKKのフックは安価なのにも関わらず強度と鋭さが他社メーカーと比較してもかなりいいので信頼して使えます。
実際にジグにセットした様子がこちら。

うわ、めちゃくちゃかっこいい…!
特にオレンジ色のジグに合わせると相性抜群で、釣りをする前からテンションが上がってしまいます笑
ではこちらの詳細について、レビューしていきます!
ケイムラ&蓄光でアピール効果抜群!
BT803を見て、まず気になるのがオレンジ色のカラー。

エサ釣りなんかでは赤色のフックがあったり、管理釣り場では場所によって赤色フックが禁止されることもあるほどなので、オレンジの色がついているだけでも釣れそうな気がしてきます。
ですがこちらのフックの神髄はそこではなく、暗闇で光るところ。
という訳でまずは、紫外線ライトをフックに当ててみると…

めちゃくちゃ光ってる!!
ただのオレンジ色でなく紫外線を反射して光るケイムラカラーとなっていて、紫外線が当たった時のアピール効果は抜群。
ケイムラのジグにセットして光を当ててみると

ジグとフックが怪しげに光を放って何とも堪りません…!
紫外線は可視光線が届かない深いところにも届くようで、これなら深場で使った時にもタチウオからバッチリ見えるのではないでしょうか?
さらにケイムラだけでも凄いのですが、この状態で部屋を暗くしてみると

しっかり光っているではありませんか!
紫外線を反射して光るケイムラカラーに加えて、フック自体が光を蓄えて光る蓄光ということで、紫外線が少ない薄暗い時間帯や、紫外線が届きにくいような天候などのコンディションでもしっかり魚にアピールしてくれます!
すごい、すごいぞBKKのタチウオ用フック!
フックとしての品質も超一流
続いてまずはフックの形状について。
タチウオジギングでは
- 魚の口が鋭くてスムーズに針を外す必要がある
- 手に刺さったときに抜けやすくする
といった理由から船宿でもバーブレスが義務付けられていることがあるのですが、BKKのタチウオ用フックを見てみると

しっかりとバーブレスフックとなっています。
さらに針先もデルタカットという特殊な加工を施しており、貫通力も抜群。
実際に針先を触ってみても、軽く触れただけで指の皮がひっかかるほど。

またBKKのフックを語るうえで外せないのが強度。

今回のタチウオジギング用のフックであればそれほど強度は必要ないのですが、いざBT803の強度を測定してみると

14.78kgと表示されたところで、フックが伸びきってしまいました。
2回目は力を加えてみたものの、16.3kgと表示されたところでまさかの僕がギブアップ

3回目は15.7kgでフックが伸びきってしまいました。
3回の実験結果を集計して表にまとめたものがこちらです。
1回目 | 2回目 | 3回目 | 平均値 |
---|---|---|---|
14.7kg | 16.3kg | 15.7kg | 15.5kg |
3回の平均値は驚異の15.5kg
タチウオ相手であればこれほどの強度は必要ないですし、青物がかかっても安心できる強度。
実際の釣りではドラグも10kg程度かと思うので、この強度ならフックが原因でバラすことはないかなと思います。
実際に使ってみた
それでは実際にBKKのタチウオジギングフックBT803とSF803を使ってジギングに行ってみました。
冬の深場狙いということで、130gのメタルジグをメインに使っていきます。

この日は気温も10度以下で、水温も低いせいか魚からの反応が全然なかったのですが、コツンとしたアタリが。
その後、ガツンとしたアタリがあったものの乗らなかったので、ジグの表面をチェックしてみると

「ヤツが絶対いる…!」
魚がいるとなるとやる気が出てきて、微細なアクションを加えながら誘っていると、「ゴンッ!」としたアタリとともに竿先がグンと引き込まれました。

海底80mから慎重に引き上げ、上がってきたのは

本命のタチウオでした!
冬場のタチウオということもあり、サイズは1mちょいの良型。

フックを確認すると、バッチリと口にかかっています。
その後もパターンを掴み、ポツポツと釣り上げ

この日は6本釣り上げました。
スレの多い太刀魚ジギングですが、この日はオレンジフックを使ったからか、スレでかかった個体は1匹のみ。

残りは口にかかってきたので、オレンジフックを目掛けて食ってきた可能性は十分ありそうです!
ジグの適合サイズをチェック!
ここからはBT803とSF803(ともに1号)をジグにセットしてサイズをチェックしていきます。
結論から言うとこちらのフック、サイズが少し大きめなので冬場のタチウオジギングでメインに使用することになるかと思います。
まずは60gの鉛製ジグにセットしてみた様子がこちら。

こちらはリアフック自体が大きめですし、アシストフックもジグのボディの1/2以上の長さがあるのでジグに対して大きすぎるかなといった印象。
続いて鉛製の80gのジグにセットしたところ

こちらは細身のジグということもあり、サイズ的にギリギリ使えそうな感じがします。
次にサイズを上げて130gの鉛製メタルジグにセットしてみると

こちらはリアもアシストフックもピッタリなサイズ感をしていました。
またタングステン製になるとシルエットが小さくなってしまうのですが、恐らく100g程度から使用できるのではないかと思います。
簡単にまとめてみると、BT803とSF803は1号のサイズだと
- 鉛製ジグ:80g~150g
- タングステン製ジグ:100g~180g
あたりが適合サイズかなと思います。
ただ僕が使用したのはBT803の中で1号と最小のサイズで、ジグのサイズが上がった場合にはフックのサイズを上げれば対応できるかと思います。
オススメのセッティングを紹介!
最後にオススメのセッティングについて紹介します!
BT803もSF803もともにスプリットリングさえあれば取り付けられるのですが、個人的にオススメしたいのがサルカンとBKKのファストスナップを使った方法。

まずはリアフックの取り付け方から紹介します。
リアフック
まずはBKKのファストスナップの赤丸の部分をプライヤーで開いて

BT803を通します。

ちょうどスナップのくぼみの部分にフックのアイがハマるので、引っ張って入れ込みます。
あとはジグのアイにファストスナップを取り付ければ完成です。

ファストスナップは1秒で取り外すことができるので、使用前にフックを取り付ければ、全てのジグにフックをつけずに持ち歩くことができます。

ちなみにファストスナップはジグのアイに取り付けて使用するとジグが外れることで有名ですが、冬のタチウオジギングのように激しく動かさない釣りであればフックが外れることは一度もありませんでした。
アシストフック
続いてアシストフックですが、使用するのはスナップ2個とスイベル。

まずはスイベルのアイにスナップを2個取り付けて

片方のアイにはアシストフックを、もう片方のアイにはジグを取り付けます。

最後にスイベルにリーダーを結べば完成です。

このセッティングならジグを交換する時にアシストフックを取り外す必要がなく、さっとジグを交換することができます。
トラブルも少ないので、気になる方はぜひ試してみてはいかがでしょうか?
今回はBKKから登場した光るフックBT803について紹介しました!
フック自体が光ってバイトマーカーになるだけでなく、安価でありながらフック自体の品質も良いので、気になる方はぜひチェックしてみて下さい!
他にもBKKのアイテムについてレビューしているので、気になる方は併せてご覧ください。