クイックスナップに比べて強度が高いと評判のクロスロックスナップ。
ビッグベイトやショアジギングなどの強度が必要な釣りで使用するアイテムですが、ダイソー釣具のクロスロックスナップは果たしてこれらの釣りで使えるのでしょうか?
そこで今回はダイソーのクロスロックスナップの強度を測定した結果や、実際に釣りで使った感想について紹介します。
【ダイソー釣具インプレ】クロスロックスナップは使える?強度テストした結果
ダイソー釣具 クロスロックスナップの概要
今回紹介するのはダイソー釣具のクロスロックスナップです。
ダイソーのスナップといえばこちらのワンタッチスナップが有名ですが
ルアー交換が容易ではあるものの、この形状ではビッグベイトやショアジギングで使用するには強度が不足していました。
実際に二つのスナップを並べた様子がこちらです。
左のワンタッチスナップよりも、右のクロスロックスナップは複雑な形状をしているので強度が高くなっています。
特に2号ともなると45kgもの強度があるので、表記通りの強度が出ればまずどんな釣りにも使える強度です。
材質はサビに強いステンレス製です。
それではダイソーのクロスロックスナップについて、強度などをチェックしたいと思います。
ダイソーのクロスロックスナップの強度を測定してみた
それではダイソーのクロスロックスナップの強度をデジタルスケールを使って測定していきます。
今回、測定用に用意したのは2号のスナップです。
それではこちらをデジタルスケールに引っ掛けて、強度を測定してみると…
5kg、10kgと負荷を強くしても全然伸びる様子はありません。
そして力を入れ続けていると
フルパワーで引っ張ってみても、ダイソーのクロスロックスナップを伸ばし切ることはできませんでした。
検証中の最大負荷は13.3kgだったのですが、この方法では先に人間の方が限界を迎えてしまっています。
実際の釣りではロッドのしなりや、フックの強度、ラインの強度など様々な要因があるので、スナップの強度が原因で魚をバラすことはまずないかなと思います。
ダイソー クロスロックスナップの使い方
さて、ダイソーのクロスロックスナップについて興味があるものの、使い方のイメージが湧かない方もいらっしゃるのではないでしょうか?
ということで、実際にクロスロックスナップにルアーをセットしてみました。
今回取り付けるのはガンクラフトのジョインテッドクロー178Fです。
まずはスナップを横に押すように力を加えてロックを外し
U字に曲がった先端を露出させます。
続いてこちらの先端にルアーのアイを通して
あとは普通のスナップと同様にルアーをスライドさせて
最後にスナップのロックを戻せば完成です。
正直、慣れるまでには時間がかかりますし、交換速度としてはワンタッチスナップの方が早いのですが、強度が必要な釣りではワンタッチスナップよりも安心して使うことができます。
実際に釣りで使った感想は?
それでは実際にダイソーのクロスロックスナップを使った感想について紹介します。
僕はダイソーのクロスロックスナップを昨シーズンのシーバスのイナッコパターンから使い始めたのですが
実際に70cm程度のシーバスをかけても問題なく釣り上げることができたので、強度としては全く問題なく使用できそうです。
またサビに関しても、サビにくいステンレス製ということでサビたことはなく、1-2度の釣行で使えなくなってしまうということもありませんでした。
今回はダイソー釣具のクロスロックスナップについて紹介しました。
10個入り110円ということで強度面に不安があるという方もいるかもしれませんが、強度は恐らく表記通りで簡単に伸ばされてしまうといったこともなく安心して使えると思います。
ビッグベイトやショアジギングをする方には非常にオススメなので、気になる方はぜひチェックしてみてはいかがでしょうか?