釣りに便利なアイテムや情報を紹介している「釣りの知恵袋」なるフィッシュです!
年々品揃えが豊富になっているダイソー釣具ですが、中でも特に力を入れているのがタチウオ用のアイテム。
今回はそんなダイソー釣具のタチウオ用品のうち、ルアー用のアイテムとオススメのセッティングについて紹介したいと思います!
ダイソーでタチウオ用品を購入する際の、参考にしてみてください!
その① タチウオ用ジグヘッド
価格:220円(税込)
数量:1個
重さ:11g、14g
一つ目に紹介するのが、タチウオ用のジグヘッドです。
重さは11gと14gの2種類あります。
タチウオをおかっぱりから狙う時には飛距離が必要なケースが多いため、どちらを購入しようか迷っている方は14gがオススメです。
フックが付属でついているのですが、ジグヘッドに対して大きすぎる気がします。
またダイソールアーによくあるのですが、標準装備のフックの品質がイマイチで、針先が甘かったり強度の面で不安があるため、使用する前にフックとスプリットリングを交換した方が良いでしょう。
こちらのジグヘッドの売りは、何と言っても蓄光であること。
ジグヘッドに光を溜めて電気を消すと…
この通り、暗闇でもバッチリ光ってアピールしてくれます!
またルアーが光ることはタチウオへのアピール効果が高いだけではなく、釣り人側の視認性も良くなるため夜釣りに慣れていない人にとっては非常に使いやすいです。
シャープな形状をしていて、どうやらワインドにも対応している模様。
パッケージの裏にも「竿を上下に素早く動かし、ルアーを左右にアクションさせます」と記載があります。
総評
ジグヘッドの総評としては、タチウオのルアー釣りに問題なく使えます!
タチウオはルアーへの反応が良いことに加え、回遊魚でスレにくいため、ジグヘッドは安さ重視で選んでいいと思っているのですが、1個220円で蓄光&ワインド対応というのは本当にコスパがいいです。
特にタチウオは歯が鋭くラインブレイクによってルアーをロストしやすいので、予備をたくさん用意できるのは嬉しいですね!
ピンテールワーム
価格:110円(税込)
個数:2本
長さ:90mm
二つ目のアイテムがピンテールワームです。
ボディの部分の質感は若干固めに感じるかもしれませんが、尻尾の部分になるにつれて細くなっており、尻尾の部分は非常に細かく振動してくれます。
シャッドテールのような波動の大きいワームにスレたタチウオに効きそうです。
上で紹介したタチウオ用のジグヘッドと組み合わせることができます。
こちらのワームの凄いところはいくつかありますが、一つ目はワームの中にケミホタルを内臓できるところ。
ワームの断面に二つ穴が空いているので、25mmのケミホタルをセットできます。
メーカー品のタチウオ用ワームでもセットできないものがあるので、100均のワームでケミホタルがセットできるのは本当にすごいです!
セットできるケミホタルも同じくダイソーで売っているのですが、下の商品説明で詳しく解説したいと思います。
二つ目の凄いところは、ワームが蓄光になっているところ。
タチウオには光によるアピールも有効なケースが多いので、ワーム自体が光るというのは非常に心強いです!
先ほどのジグヘッドと併せて、これだけ光ります!
タチウオ釣りではリーダーの部分にケミホタルをセットすることが多いのですが、これなら蓄光が機能しているうちはケミホタルはいらなさそうですね!
総評
ケミホタルが挿入できて、しかもワームも蓄光タイプと機能面が充実しているにも関わらず、値段は2本で110円というのはコスパが良すぎると思います!
ラインブレイクによるロストがあり得るタチウオ釣りで、ジグヘッドとワームのセットが330円で揃うというのは本当にお買い得です!
ケミライト
価格:110円(税込)
サイズ:25mm、37mm、50mm、75mm
本数:25mm(8本)、37mm(6本)、50mm(4本)、75mm(3本)
3つ目のアイテムがケミライトです!
タチウオ釣りでは光でアピールするのが有効なケースが多く、一般的にはリーダーの部分にケミライトをセットして使用します。
釣具屋では50mmのものが2本で130円くらいしますが、ダイソーでは4本入っているなどコスパは抜群。
タチウオ釣りでリーダーにセットする場合、僕はとにかく見やすさを重視しているので75mmのものを使用することが多いです。(最近はリーダーにケミライトをセットしていませんが)
最近は25mmのサイズのものを購入して、ワームの中に刺し込んで使うことが多いです。
ワームにセットする時、25mmより大きなものはセットできないことが多いので、サイズを間違えないようにしましょう。
ワームの中に埋め込んだ時の明るさですが、結構光ります!
こちらはダイソーのピンテールワームの中にセットした時の様子ですが、ワームに光を溜めていないのにこれだけ光ります!
発光時間も5時間あるので、市販のものと変わらず十分タチウオ釣りに使えます。
またこの値段でありながらリーダーにセットする時のチューブも、どのサイズにもセットでついているので、別途購入する必要はありません!
総評
サイズが4種類もある上に値段も釣具屋のものより割安で、発光時間も5時間なので非常にコスパが良いです!
現行のパッケージに変わる前の時代から使っていますが、不満に感じたことはなくリピートしています。
ワイヤーリーダー
価格:110円(税込)
個数:2本
長さ:10cm
4つ目のアイテムはワイヤーリーダーです。
タチウオは歯が非常に鋭く、ラインに触れるだけで簡単にラインブレイクしてしまうのですが、ワイヤーリーダーならタチウオの鋭い歯が当たっても切れることはありません!
ですがワイヤーリーダーですが、いくつか問題点があります。
ダイソーのワイヤーリーダーに関していえば、ワイヤーの部分はいいのですが、スナップの部分の部品が安い素材を使われている関係で、閉まらなくなってしまうことがありました。
夜釣りでただでさえ視認性が悪いのに、スナップの不具合で閉まらないなんてことがあると、せっかくの時合を逃してしまうこともあります。
またワイヤーは通常のリーダーに比べてシルエットがはっきりしていたり、太くて違和感を与えやすいことなどから食いが悪くなると言われています。
総評
ダイソーのワイヤーリーダーに関しては、正直なところなしかなと思います…!
ワイヤーリーダーを使わなくても釣行毎にラインを切られるわけでもないので使わないのも全然ありですし、使うにしてもダイソーのものでなくても良いと思いました。
トレーラーフック
価格:110円(税込)
個数:フック4本、ストッパー8個
5つ目のアイテムはトレーラーフックです!
先述したタチウオ用ジグヘッド、ピンテールワームでも十分すぎるクオリティだったのですが、一つだけ気になる点がありました。
それがこの尻尾の部分。
ダイソーのジグヘッドとピンテールワームのセッティングだと、尻尾の部分にフックがないので、尻尾の部分にタチウオのバイトがあってもフッキングしない構造になっています。
またタチウオは一説によると、獲物を弱らせるために一度尻尾の部分に噛みついて捕食する習性があると言われています。
なのでこの尻尾の部分のバイトを少しでも拾いたい人は、釣具屋でトレーラーフックを購入してセットする必要がありました。
ですが、ダイソーでタチウオ用品が発売されて数年後、遂にトレーラーフックが発売されたんです!
中身はフックが4本とストッパーのゴムが8個で、1本のフックを2個のストッパーで挟むように固定します。
セッティングした様子がこちらです。
尻尾の先端とまではいきませんが、トレーラーフックの分だけタチウオのバイトが拾いやすくなりました。
ちなみにトレーラーフックは個人的に結構効果があると思っていて、タチウオを釣り上げた時はだいたいがトレーラーフックにフッキングしている気がします。
(追記)
トレーラーフックの取り付けには付属のゴムを使っていたのですが、取り付けの作業が細かくて難しかったり、グラグラして安定感がないので、同じくダイソーのシリコンチューブを使った取り付け方法を考えてみました。
こちらの方法なら釣り場でもワンタッチで取り付けられて、しかも安定感もあるのでオススメです。
総評
ジグヘッド、ワームに続いてトレーラーフックが発売されたことで、遂に釣具屋に行かなくてもダイソー用品でタチウオが本格的に狙えるようになりました。
ダイソーのトレーラーフックは、タチウオをワームで狙う時はぜひ購入したいアイテムだと思います!
フロロカーボンリーダー
価格:110円(税込)
本数:2本
長さ:約20cm
ハリス:12号
6つ目のアイテムはフロロカーボンリーダーです!
トレーラーフックと同時期に発売されたアイテムで、タチウオの歯によるラインブレイク抑止に効果的で、かつワイヤーリーダーよりも食いが落ちにくいです。
フロロカーボンが20cm程度と、その両端にサルカンとスナップが接続されています。
恐らくルアーの上部にケミホタルを付けないのであれば、問題なく使用できると思います。
が、購入についてオススメするかは微妙なところです。
総評
一見便利そうに見えるのですが、よくよく考えてみるとあまりコスパが良くないのではないかなと思います。
スナップとサルカンとフロロだけでできているのに、2本入りで110円。
0から揃えるのであればこちらを購入しても良いのですが、スナップもサルカンも釣りをする方なら持っていることが多いと思いますし、リーダーについても合計40cmなので、自分で購入して組んだ方が結果的に安上がりかと思います。
オススメのセッティング
最後に、上で紹介したアイテムを使ったオススメのセッティングについて紹介します!
使用するアイテムはこちらです。
◆用意するアイテム
タチウオ用ジグヘッド(220円)
タチウオ用ワーム(110円)
トレーラーフック(110円)
ケミライト25(110円)
ケミライト75(110円)
シリコンチューブ(110円)
トレブルフック#6(110円)
セッティングの手順についてですが、まずはタチウオ用ジグヘッドの標準フックをダイソーのトレブルフック#6に交換します。
次にピンテールワームの下の穴にケミライト25をセットします。
ケミライト25については使用する直前にポキッと折ってからワーム内にセットしてください。
続いて、ワームをジグヘッドにセットして
尻尾付近のバイトを拾うために、トレーラフックを取り付けます。
ダイソーのシリコンチューブを7mm程度にカットして、トレーラーフックのアイに被せて
トレブルフックのワーム側の針に、シリコンチューブをセットします。
後はワームの中にトレブルフックを埋め込みます。
これでセッティングに関しては概ね完成です!
あとは状況に応じて、リーダーの部分にケミライト75をセットして光でタチウオを誘います。
僕も実際にこちらのセッティングでタチウオを釣っているのですが、ダイソーのタチウオ用品のレベルは相当高いので、正直もうメーカー品の商品は使わなくていいかなと思っています笑
今回はダイソーで売っているタチウオ用品について紹介しました!
ダイソーのタチウオ用品は本当に充実していて、遂にダイソーだけで完結できると言えるレベルになっています!
ダイソーのタチウオ用品を使った実釣動画もアップしているので、気になる方はぜひご覧ください。
他にも釣りに役立つ情報を発信しているので、興味がある方はぜひご覧ください。