【2026年新商品】ダイソーPEライン8本編みをレビュー|強度・太さ・飛距離を徹底検証

アイテム紹介

ダイソーから新たに発売された「PEライン8本編み

従来のダイソーPEラインは4本編みも強度はありつつも、太さが国産PEラインよりもかなり太めだったことや、質感がザラザラだったこともあり、今回の新作PEラインも

  • 強度は十分か?
  • 太さは国産PEライン8本編みと同じか?
  • 飛距離は?
  • 国産PEラインとの違いは?
  • 高切れしない?

と気になっている方も多いのではないでしょうか。

特にPEラインは見た目だけでは品質を判断しにくく、価格が安い製品ほど「すぐ切れそう」「太さが表記と違いそう」と不安に感じる方も少なくありません。

そこで本記事では、ダイソーPEライン8本編みを実際に購入し、太さや強度を実測したほか、顕微鏡による表面観察や実釣での飛距離チェックも行いました。

また、従来のダイソーPEライン4本編みや国産PEラインとも比較しながら、その実力を詳しく検証しています。

ダイソーPEライン8本編みのスペック

ダイソー PEライン8本編みのスペック

値段:1,100円(税込)
号数:0.8号
長さ:200m
強度:17lb(≒7.7kg)
糸の太さ:0.163mm
JANコード:4550480944326

今回紹介するのはダイソーPEラインの8本編みです。

今までダイソーには4本編みのPEラインしかなかったのですが、遂に8本編みまで登場してしまいました…!

なお従来モデルであるダイソーPEライン4本編みについては、下の記事で強度や太さを詳しく検証しています。4本編みとの違いが気になる方は、先にこちらもチェックしてみてください。

→ ダイソーPEライン4本編みをレビュー|強度や太さを実測検証

ただ値段は従来のダイソーPE4本編みが550円だったのに対し、今回の8本編みは200mで1,100円とかなり強気な価格。

これだとシマノのピットブルなど国産PEラインの4本編みがほぼ同価格帯になってくるので、見る目がかなり厳しくなってきますね。

国産PEラインの4本編みと値段がほとんど変わらない

ラインの号数や長さについてはいろいろ探し回ってみたものの、確認できたのは現時点では0.8号の200mのみ。

これから種類が増えてくることに期待です。

一応、スペック上の強度や太さ等について、国産PEラインのシーガーX8と比較してみました。

比較した結果を下の表にまとめました。

製品名号数太さ平均強力
シーガー PE X80.8号0.148mm7.3kg
ダイソーPEライン8本編み0.8号0.163mm7.7kg
シーガー PE X81号0.165mm8.2kg
※数値は全てスペック上のものです

あくまでスペック上の情報なのですが、強度は国産PEラインよりもやや強め。

ただ注意してほしいのが糸の太さ

国産PEの一般的な8本編みの太さが0.150mm程度なのに対し、ダイソーPEは「0.163mm

これは国産PEラインの1号に相当する太さです。

PEラインの良しあしは太さと強度のバランスで比較するので、ダイソーPEライン8本編みは国産PEライン1号と比較して考える必要があります

糸のカラーは黄色、赤、白、紫、水色が10mごとに変わるようにマーキングされており、タナが取りやすく船釣りでも使えるようになっています。


ダイソーPEライン8本編みの見た目や手触りをチェック

それではダイソーPEライン8本編みの見た目や手触りをチェックしていきましょう。

取り出してみるとこんな感じで、いい意味で一般的なPEライン。

ラインの手触りをチェックしてみると、これはかなり改善されている!

一般的な8本編みのPEラインと比べると多少ザラつきを感じるものの、従来のダイソーPEライン4本編みがかなりザラザラしていたので、それに比べるとかなりマシになっていて「目をつぶって触ってみてもどちらが8本編みかわかるレベル」にはなっています。

硬さについてはハリがなく柔らかめで、コーティングはされていない感じがします。


ダイソーPEライン8本編み、顕微鏡で太さをチェック!国産PEラインと比べた太さは?

ダイソーPEラインを顕微鏡で拡大して見てみました。

太さや表面の凹凸を、従来のダイソーPE4本編みや国産PEラインと比較していきます。

まずはダイソーPEライン4本編みと比べた様子。

ダイソー新作PEライン(上)と従来品のPEライン4本編み

上がダイソーPE8本編み、下がダイソーPE4本編みなのですが、表面を見比べると下の4本編みがかなり凹凸があるのに対し、8本編みはかなり滑らかになっていることが分かります。

これなら8本編みになって手触りが滑らかになっているというのも納得ですね。

続いてシマノのピットブル1号(8本編み)と比較してみました。

シマノピットブル1号(下)と比べた様子

表面の凹凸についてはラインの繊維が目に見える分、ダイソーPEライン8本編みの方がピットブルに比べてデコボコしていることが分かります。

触り比べてもダイソーPEの方がわずかにザラつきを感じるので、糸の滑らかさについては国産PEラインには劣るということが分かりました。

そして注目してほしいのがラインの太さ。

シマノのピットブル8本編みは1号なのに対し、ダイソーPEライン8本編みは0.8号。

号数が違うにも関わらず同じ太さをしています。

ダイソーPEライン8本編みの太さが0.163mmとスペックから読み取った通り「ダイソーPEライン8本編みは国産PEライン1号と同じ太さ」というのは間違いなさそうです。


ダイソーPEライン8本編みの強度を実測

それではダイソーPEライン8本編み0.8号の強度を測定していきます。

使用したのはこちらの引張試験機。

またPEラインは乾いた状態だと強度が下がるため、実験の直前まで水に入れて測定しています。

実験は3回行い、3回の平均値を算出してスペック強度と比較します。

では力を加えてみると

1回目:7.12kg

2回目:8.72kg

3回目:8.37kg

3回の結果から平均値を算出すると

測定回数強度
1回目7.12kg
2回目8.72kg
3回目8.37kg
平均8.07kg

平均値は8.07kgとなりました。

ちなみにこちらの試験機の数値が正しいのか気になる方もいるかと思うのでシーガーX8の0.8号で実験したところ、スペックが最大強度8.2kg、平均強度7.3kgのラインで7.98kgだったので、試験機の数値は信じてもらって問題ないかと思います。

実測値をもとに国産PEラインと強度、太さを比較

では上の実験結果をもとに、国産PEラインと再度、太さと強度を比較してみましょう。

上で掲載した表をアップデートしたものがこちら。

製品名号数太さ最大強度平均強力
シーガー PE X80.8号0.148mm8.2kg7.3kg
ダイソーPEライン8本編み0.8号0.163mm8.72kg8.07kg
シーガー PE X81号0.165mm10.4kg8.2kg

この結果から

  • ダイソーPEライン8本編み0.8号の太さは国産PEライン1号と同程度
  • ダイソーPEライン8本編み0.8号の平均強度は国産PEライン1号と同程度

ということが言えるので

「ダイソーPEライン8本編み0.8号は国産PE1号」を基準に考えるべき

というのは間違いなさそうです。


ダイソーPEライン8本編みの飛距離を検証

それではダイソーPEライン8本編みの飛距離を測定していきます。

今回はダイソーPEライン8本編みの使用感が4本編みよりも改善したか、国産PEラインと使い比べた使用感を確認するために

  • ダイソーPEライン8本編み0.8号
  • ダイソーPEライン4本編み1号
  • シマノ ピットブル8本編み1号

をそれぞれ同じスプールに巻いて実験してみました。

ダイソーPEライン4本編み1号

まずは従来品のダイソーPEライン4本編み。

ラインを触った時点で既にザラザラしています。

それではこちらで18gのメタルジグをキャストすると

キャスト時にシャーっと、かなり糸鳴りがしてガイド抜けが悪い感じ。

この音が激しい分、抵抗が生まれて飛距離をロスしていると考えられます。

ちなみに18gのジグをキャストした時の飛距離が、54.9m

残り2回キャストして結果を表にまとめたものがこちら。

回数測定結果
1回目54.9m
2回目52.6m
3回目54.6m
平均54.0m

平均値は54mでした。

この数値を上回れるかが、ダイソーPE8本編みはキャスト感が改善しているかの基準となります。

ダイソーPE8本編み0.8号

続いて今回の本命、ダイソーPE8本編み0.8号。

同じく18gのジグをセットしてキャストしてみると

これは凄い!

ダイソーPE4本編みとは明らかに糸鳴りが控えめガイドの抜けもいい感じです。

ただハンドルを巻いているだけでも、糸の音の聞こえ方が違うのでこれは飛距離にも影響がありそうな予感。

では飛距離を測定してみると

1回目:57.6m

2回目:54.6m

3回目:67.2m

3回目のキャストは追い風が入ったため参考記録ではあるものの、ザラつきの軽減がかなり飛距離に影響していそうな気がします!

結果をまとめたものがこちら。

回数測定結果
1回目57.6m
2回目54.6m
3回目67.2m
平均59.8m

先ほどのダイソーPE4本編みと比べてみると、平均強度が5.8mもアップしています。

キャストの音も改善されていることから、従来のダイソーPE4本編みと比べると飛距離の面ではかなりの改善を感じられました!

ピットブル8本編み1号と比較

最後にシマノのピットブル1号と比較していき、国産PEとの使用感があるのかをレビューしていきます。

残念ながら18gのメタルジグを高切れしてロストしたため同じジグでの検証ができず、今回はダイソーPE8本編みとピットブル1号を同じ13gのルアーでキャストしていきます。

キャスト感についてはややピットブルの方が、ダイソーPEライン8本編みよりシルキーな感じ。

わずかにピットブルの方が糸鳴りが小さいように感じられました。

同じような画像が続くので、両者の結果を表にまとめた様子がこちら。

製品名1回目2回目3回目平均飛距離
ダイソーPEライン8本編み 0.8号39.8m35.8m41.0m38.9m
ピットブル8+40.3m39.7m38.3m39.4m

結果はピットブル1号が0.5mほど上回る結果となりましたが、誤算の範囲と言えるレベル。

ピットブルもコーティングは恐らくほとんどされていないかと思いますが、ダイソーPEライン0.8号は飛距離の面ではピットブル8本編みクラスであると言えそうです。

ラインの長さはちゃんと200mある?

最後にラインの長さについて。

国産ラインであれば200mと書いてあれば200m入っているのが普通なので確かめる必要もないのですが、長さがアバウトなのが海外製ラインあるある。

過去に300mのラインを購入して280mほどしかないという経験がありました汗

300mで530円!?海外製激安PEラインが釣りで使えるのか徹底検証!

今回のダイソーPEライン8本編みもほぼほぼ海外製PEラインで間違いないので、実際にラインを巻き取って長さを確認してみました。

すると

結果は199.7m

あまりに制度が高すぎて逆に驚いてしまいました汗

長さについてはダイソーPEライン8本編みは表記通りと言って問題ないです。

ダイソーPEラインの気になるところ・注意点

ここからはダイソーPEラインの気になるところや注意点について紹介します。

号数だけを見て選ぶと失敗する

まず一つ目が号数だけを見て選ぶと失敗するということ。

こちらのPEライン、パッケージには0.8号と書いていますが実際は1号です

これは上の章でも記載したのですが、ダイソーPEライン0.8号の糸の太さは0.163mmと、国産PEライン0.8号の一般的な太さである0.150mmよりかなり太いので、0.8号だからと単に号数だけを見て選ぶと、スプールに巻きたい長さが入らないということが起こります。

またラインが短いだけでも大変なのですが、船釣りでは糸の太さが違うと潮の受け方がが変わって横の人とオマツリしやすくなり、隣の人に迷惑をかけてしまいます。

もしダイソーPEライン8本編みを購入する際には、「国産8本編みPEライン1号相当だと思って購入する」ようにしましょう。

色落ちする

二つ目がこちらのライン、結構色落ちします。

色落ちするというのは激安PEあるあるで、こちらのラインも30分ほど水に浸けていると

透明な水がピンクに染まってしまいました。

ティッシュでふき取ると色が移ってしまったので、特に白い服を着て釣りをする時は要注意です。

コーティングがない

3つ目はコーティングがないこと。

激安PEラインはコストを抑えるためにコーティングをしていないことが多く、こちらのラインもコーティングはしていないように感じます。

コーティングをしているとラインの凹凸が減って飛距離が安定しやすい他、ラインを傷から守るため摩耗もしにくくなるので、コーティングのあるラインに比べて持ちが悪いといったことは考えられそうですね。

品質が安定しないリスク

これは懸念点レベルなのですが、ダイソーPEラインを使っている時に18gのメタルジグをキャストすると、高切れしてしまいました。

これはもちろん僕のキャストの腕も関係しているかもしれませんが、普段1号のラインを使ってこの重さのジグが高切れしたことはなかなかなかったので、疑うべきはライン…

ただ強度実験では十分な強度があったことを考えると、同じ200mのラインの中でも強度にバラつきがあるという可能性はありそうです。

ダイソーPEライン8本編みはあり?なし?

ではここまでの結果を踏まえて、ダイソーPEライン8本編みはありかなしかの結論を出します。

個人的な見解としては、普通に使えるクオリティに感動はしたものの「1100円という値段を考えるとなし」という結論となりました。

というのも冒頭にも述べた通り、1,100円という値段は国産の4本編みPEラインとほぼ同価格帯。

例えば僕も愛用しているダイワのデュラセンサーは200mでセール価格だと1,184円と、ダイソーPEライン8本編みと価格差は84円しかありません。

にも関わらずコーティングもしっかりされていますし、強度も高い。

品質面も海外製ラインよりも国産PEの方が同じ200mの中でも安定していると考えられるので、この価格差なら国産PEラインを選ぶかなといった感じ。

好みの問題ではありますが、やはりラインは釣り人と魚を繋ぐアイテムということで、僕は安心できるアイテムを使いたいなと思ってしまいます。

ダイソーPEライン8本編みはどんな人におすすめ?

最後にダイソーPEライン8本編みがオススメな人についてまとめてみました。

個人的には8本編みか4本編みを気にする人であればラインの重要性については知っているはずなので、国産PEライン並みの快適さを求める人にはオススメしません。

ただし8本編みPEラインの中では手に取りやすい価格でありながら、品質はシーバス・チニングで十分使えるレベルなので、8本編みのPEラインがどんなものか知りたい方や、スペアのリールに糸を巻きたい方には向いていると思います。


H2 ダイソーPEライン8本編みレビューまとめ

今回はダイソー新作8本編みPEラインのレビューについて紹介しました。

結論としては

  • 強度は国産PE1号相当
  • 飛距離もシマノのピットブル8本編み1号と同等
  • ただし太さと強度は国産PE1号を基準とすべし
  • コスパ的には微妙、国産PEライン4号の方が満足度高い?

といった感じです。

ダイソーPEライン8本編みが気になっている方は、購入前の参考にしてみてください。

他にもダイソー釣具の商品を徹底検証しているので、気になる方はこちらもご覧ください!

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この記事を書いた人
なるフィッシュ

SNS総フォロワー数4万人の釣り情報メディア「釣りの知恵袋」なるフィッシュの管理人で、Yahoo!ニュースエキスパートとしてYahoo!ニュース等で釣りに関する情報を発信するWEBライター。
2020年から釣りに関するアイテムや情報の情報を発信し、今までに得た釣りのノウハウや、1,000種類以上の釣具を試してきた経験から釣りに役立つ情報を皆様にお届けします。

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