どんな食べ方をしても美味しいアジですが、中でもオススメなのが干物で、自分で作ったアジの干物は絶品です!
そこで今回は、アジの旨味を増幅&凝縮させる干物の人気レシピを紹介します。
アジの干物の人気レシピを大公開!アジの旨味を増幅&凝縮させる干物の作り方
干物にぴったりなアジのサイズは?
干物にピッタリなアジのサイズは20cm以上と中型以上のアジです。
小型のアジだと食べるところが少なくなってしまうので、唐揚げや南蛮漬けにするのがオススメです!
持ち帰ったアジの下処理方法
釣って持ち帰ったアジの下処理方法については下の記事で紹介しています。
皮を剥いだり3枚におろす必要はないので、エラ、内臓を落とすところまで進めます。
アジの干物のレシピ
◆材料(2人分)
アジ…2尾(20cm以上)
5%程度の塩水…アジが浸かる程度
アジの内臓を取ったらアジの肛門から包丁の刃を入れて、背骨に沿って頭まで切れ込みを入れます。
この時、背中側を完全に切り離さないように注意してください。
うまく切れ込みが入ると、よく見かける干物の形になっていると思います。
次に3%の塩水を作って、アジの切り身を30分程度付け込みます。
ちなみに5%の塩水を作るためにいちいち測るのが面倒だという方にぴったりの裏技がありまして、500mlのペットボトルの本体に水を満タンに入れ、キャップに塩を2杯掬って入れて混ぜ合わせると6%程度の塩水を作ることができます。
30分経ったらアジの開きを取り出し、真水に5分浸けます。
その後は水気をしっかり拭き取ってから、物干しネットに入れて天日干しにします。
洗濯ネットがない場合は、天日干しにいは仕上がりは劣りますが冷蔵庫でお皿の上にのせて1日程度置いても干物をつくることができます。
干し加減はアジのサイズや好みによりますが、僕はよく晴れた日に半日程度干して食べるのが好きです。
これくらいまで乾いたら、身を上にしてコンロで焼きます。
ちなみに水分を飛ばした状態であれば、ふんわりとラップをして冷蔵庫の中で3-4日程度は保存が可能です。
干物はヒレの部分が焦げやすいので、じっくりと弱火で焼き焦げないように注意しましょう。
こんがりと焼き目がついたらひっくり返して、反対側も焼き目がついたら完成です!
アジは干物にすることで、身の中にあるたんぱく質がうまみ成分であるアミノ酸に変化するため、旨味が増幅します。
また干して水分を抜くことで旨味が凝縮されるので、アジの旨味を存分に味わいたいなら生で食べるよりも断然オススメです!
非常に贅沢な味わいで自分で作ったアジを朝食に食べると、1日のはじまりからとっても充実感を味わえるので、ぜひ中型以上のアジが釣れた時には試してみてください!