釣り人であれば誰もが一度は経験するであろう根掛かり。
そこで今回は、そんな根掛かりした時に使用する第一精工のカラビナキッターをレビューします。
第一精工のカラビナキッターは使える?インプレや気になるところを紹介
第一精工 カラビナキッターの概要
今回紹介するのは第一精工のカラビナキッターです。
値段はAmazonで1,135円で購入しました。
根掛かりがどうしても外せない状況の時に、ラインを巻きつけて引っ張る時に使用します。
カラビナ型になっていて、カバンなど好きなところに取り付けられます。
周りはゴムになっているので
ラインが滑りにくい上に、力を加えた時もラインを痛めにくくなっています。
こんな釣りに特にオススメ
根掛かりしたラインを引っ張る時に便利なカラビナキッターですが、特に向いている釣りをピックアップしてみました
- ボトムの釣り:チニング 、ロックフィッシュ、バス釣り等
- 太いラインを使う釣り:ジギング 、タコ釣り等
- PEラインを使う釣り:シーバス、バス釣り等
ゴロタなどの根が荒い場所の釣りでは当然根掛かりが多いのであると便利ですし、ジギングやタコ釣りのようなラインが太い釣りでは、素手で根掛かりを外すことができない場合もあります。
また一応おかっぱり専用とのことですが、乗合の船釣りでは自由に場所を移動することもできず、時間をかけて外すこともできないのでカラビナキッターがあると安心ですね。
実際に使用してみた
では実際に第一精工のカラビナキッターを釣りで使ってみました。
今回はゴロタのポイントでチヌを狙っていきます。
これだけ根が荒いので、どんなルアーを使っても根掛かり必至ですね。
ラインブレイカーは手のひらサイズなので、持ち運びに非常に便利です。
今回はすぐに使用できるよう、鞄に取り付けてみました。
さて、バイブレーションを使ってボトムをコンタクトさせながら釣りをしていきます。
ゴツゴツとボトムの感触を確かめながらルアーを泳がせていると
手元にガツンとした手応えが!
これは来たか!と思ってアワせてみると…
ですよねー。
チヌのアタリもゴンッと重い感触なので、根掛かりをアタリと勘違いするのはチニングあるある。
いつもはイライラするのですが、今回はラインブレイカーの検証なのでちょっとだけ嬉しいような笑
根掛かりした時、こんな感じでラインを手に巻きつけて外すという方もいると思いますが、こうやって外すと特にPEラインは手に食い込んで怪我をすることがあります。(何度も経験済み)
ではせっかくなので、第一精工のカラビナキッターを使ってみましょう。
まずはラインをラインブレイカーに3周以上巻きつけて
あとは力を入れて引っ張るだけ
ゴムの滑り止めのおかげで全然滑らないので、しっかりと力を加えることができます。
力を加えると、無事に根掛かりを外してルアーを回収することができました。
ルアーの回収に関しては運の要素も強いですが、手を痛めずにラインを引っ張ることができるのは、根掛かりが多いポイントでは嬉しいですね。
気になるポイントは?
ここまで第一精工のカラビナキッターの良いところについて紹介したところで、気になるところについても紹介します。
力の入り具合は棒状の方が上
一つ目の気になるところは、力の入り具合は棒状には劣るところです。
カラビナ型ということで携帯性は高いのですが、力を入れて引っ張る際には棒状のものの方が正直なところ適しています。
ただし棒状のものと比べると、というだけの話で、素手やタオルなどを使って外す時よりも圧倒的に外しやすいので、致命的な欠点とまではいかないかなと思います。
カラビナの部分が緩い
二つ目の気になるところは、カラビナの部分が緩いところです。
Amazonのレビューの中には、カバンなどに取り付けていた時に知らない間に落ちてしまったという方もいたのですが
触ってみると、確かに緩い気がします。
僕は今のところカバンに取り付けていて落ちてしまったことはないのですが、場合によっては落ちてしまうこともあるかもしれないので、もう少しバネが強くなると安心できますね。
今回は第一精工のカラビナキッターについて紹介しました。
携帯性も高く、根がかりの多い釣り場では非常に役に立ちますし、PEラインを使っている方は根がかりを外すときに手を傷めることがなくなるので、気になる方はぜひ試してみてはいかがでしょうか?