釣りに便利なアイテムや情報を紹介している「釣りの知恵袋」なるフィッシュです!
釣りは水辺のアウトドアということで波をかぶることがありますし、適度な雨は魚の活性を上げてくれることがあるので撥水性の高いレインウェアを使用している方も多いかと思います。
ですが実は、その扱い方を間違えると撥水性を低下させてしまうことになります。
そこで今回は、レインウェアを長持ちさせる扱い方について紹介したいと思います!
レインウェアを長持ちさせるお手入れ方法
レインウェアが水を弾く理由
レインウェアが水を弾いてくれるのは、撥水剤で生地の表面を加工しているから。
撥水剤で加工された表面は整然と並んだうぶ毛のような形状になっており、水が触れても弾くことができます。
撥水性が落ちてしまう原因
レインウェアが水を弾くのは生地の表面が撥水剤の分子によって、整然と並んだうぶ毛のような状態になっているからと説明しました。
しかし汚れが付着したり、何度も着用することで整然と並んだ撥水剤の分子が乱れてしまうと、水を弾くことができなくなってしまいます。
撥水性が落ちないようにするには、汚れを適度に落としたり生地の表面を整えることが重要です。
レインウェアを洗濯する
実際に、表面に泥がついてしまったレインウェアを洗濯していきます。
レインウェアを洗濯する時には、いくつか気を付けるポイントがあります。
洗濯ネットを使う
その一つ目が、洗濯ネットに入れて洗濯すること。
レインウェアの表面はデリケートで摩擦に弱いため、洗濯中の摩擦を抑えるために洗濯ネットに入れてから洗います。
この時、ファスナーやボタン、マジックテープは閉じるようにしましょう。
中性洗剤を使う
レインウェアを洗う時には、使用する洗剤にも注意します。
洗剤は弱アルカリ性のものではなく、刺激の少ない中性洗剤を使用しましょう。
また柔軟剤も使用しないように注意しましょう。
「脱水」はしないこと!
レインウェアを洗う上で注意してほしいのが、脱水をしないこと。
洗濯機による脱水は負荷が大きく脱水をするとレインウェアの撥水性が低下する恐れがあるので、脱水はしないようにしましょう。
干すときには手で優しく絞ります。
レインウェアを乾燥させる
洗濯が終わったら、レインウェアを乾燥させます。
手で絞るため水が垂れると思いますが、そのまま干して大丈夫です。
レインウェアは表面に熱を加えると撥水性が回復しやすいので、浴室乾燥がある場合はなるべく浴室乾燥で干すようにしましょう。
ない場合は乾燥させた後、あて布をして低温でアイロンをかけるのも良いです。
今回はレインウェアを長持ちさせるお手入れ方法について紹介しました!
表面の汚れを落としたり、洗濯の際に脱水をしないようにしたりなど、扱いを見直すだけでレインウェアの撥水性を長持ちさせることができるので、レインウェアのお手入れに悩んでいる方はぜひ試してみてください。