100均の素材を使った超本格的なフェザーフックの作り方

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釣りに便利なアイテムや情報を紹介している「釣りの知恵袋」なるフィッシュです!

ポッパーやビッグベイトなどのルアーで使用されるフェザーフック。

針先が甘くなったり、フックが曲がったりした時に交換が必要になりますが、釣具屋で購入すると結構高いですよね?

ですが実は、そんなフェザーフックも100均で売っている素材を組み合わせるだけで超本格的なものが安価で作れるんです!

100均アイテムで作った超本格的なフェザーフック

そこで今回は、100均アイテムを使った超本格的なフェザーフックの作り方について紹介します。

100均の素材を使った超本格的なフェザーフックの作り方

用意するもの

フェザーフックの材料の写真

用意するものは以下の通りです。

◆用意するもの
・トレブルフック
・糸
・瞬間接着剤
・セリアのラメスレッズ
・セリアのフェザーモール

上の材料のうち、トレブルフック以外は全て100均で揃えることができます

トレブルフックも100均で売っているのですが、品質(主に強度)が良くないため、釣具屋などでしっかりとしたものを購入するのがオススメです。

今回はマルトのトレブルフックを使っています。

マルト お徳用国産トレブルフック
ノーブランド品
コスパ抜群、品質も安心の国産フック

特にフェザーモールが神アイテムで、以前は100均アイテムを使ってフェザーフックを作成する場合、ダイソーで売っている「天使の羽」という商品が使われていました。

↓天使の羽を使ったフェザーフックの作り方がこちら

天使の羽も確かにフェザーフックの素材として使えるのですが、羽の素材が硬かったり、また羽の先端の柔らかい部分しか使えないということもあって意外と使える部分が少なかったんですけど

セリアのフェザーモールの画像

こちらのフェザーモールは全体がふわふわとした羽でできているので、水中での動きも良く、また捨てる部分が少ないということで、1つ購入すれば相当な数のフェザーフックが作れるんです!

では材料の紹介が終わったところで、フェザーフックの作り方について紹介します。

フェザーフックの作り方

フックのアイに糸を結ぶ

まずはトレブルフックのアイに、糸を通して固定します。

今後、糸を結ぶ動作が何度も出てきますが、結び方については固定ができれば何でもOKです。

最終的には瞬間接着剤で固定するので、使っているうちに簡単に糸がほどけてしまうということも今のところはないので心配しなくても大丈夫です!

続いて、フックの軸にに糸をぐるぐると巻き付けて

フックの軸に糸を巻き付ける

瞬間接着剤で固定します。

このまま糸は切らずに、瞬間接着剤が乾くまで放置します。

続いてフェザーモールの羽を根元からハサミでカットします。

セリアのフェザーモールから羽をカットする

カットしたフェザーは糸で縛る時に目減りするので、少し多めにカットするのがポイントです。

羽をカットしたら、3等分にして先ほどのフックに添えて

羽をフックにぐるぐると巻き付ける画像

糸でぐるぐると巻き付けます。

そしてここでも瞬間接着剤を使って固めます。

次はセリアのラメスレッズを取り出します。

こちらは本当に優秀なアイテムで、ジギングなどで使うアシストフックを自作する時にも使えますし、実際にフックに取り付けた時に思った以上に水中でギラっと光って魚にアピールしてくれるので、とっても便利なアイテムです。

今回はこちらを4本取り出して

ラメスレッズを束ねて持つ画像

好みの長さになるように、束ねてから何度か折って調整します。

今回は2回折ってみました。

ラメスレッズを束ねて折る画像

こちらを先ほどのフックのアイに通します。

ラメスレッズをフックのアイに通す画像

あとは3等分になるように、うまくラメスレッズを散らしてから

ラメスレッズを糸で固定するようにぐるぐると巻き付けて

ラメスレッズを糸で固定する画像

糸をカットして、結んで固定します。

その後、瞬間接着剤で糸の部分を固定します。

ラメスレッズの輪っかになった部分をハサミでカット

ここまで来たら、ラメスレッズの先端の輪っかになっている部分をカットして、その後全体の長さをハサミでカットして調整すれば…

完成したフェザーフックの画像

完成です!

100均の素材を組み合わせるだけで、市販のものとそん色ないレベルの物が自作できちゃいます!

実際に水に浮かべてみた

実際にルアーに取り付けた様子がこちら。

自作したフェザーフックをポッパーに取り付けた画像

ルアーに取り付けてみても、違和感がありません。

では作成したフェザーフックを水に浮かべてみましょう。

自作したフェザーフックを水に入れた画像

左がダイソーの天使の羽で作ったフェザーフックで、右がセリアのフェザーモールを使って作ったフェザーフックなのですが

セリアのフェザーモールで作ったフェザーフックは水中でふわっとしている

上下に動かしてみると、セリアのフェザーモールは羽の素材が柔らかいので、ふわっと水中を漂って非常にいい動きをしています!

まさしく水に馴染んで、生命感のある動きです。

自作した時のコスパは?

ここまで100均素材を使用したフェザーフックの作り方について紹介しましたが、やはり自作した時のコスパが気になりますよね?

そこで材料を整理して、1個あたりの金額を整理してみました!

・トレブルフック(55円)
・糸(110円)
・瞬間接着剤(110円)
・セリアのラメスレッズ(110円)
・セリアのフェザーモール(110円)

0から素材をそろえた場合、フックを1個作るのに495円かかります

市販のフェザーフックが2個入りで5-600円程度なので、1-2個しか使わないのであれば市販のものを購入した方がいいと思うのですが、こちらの素材は1度買うと相当な個数のフェザーフックが作れます。

仮に50個のフェザーフックが作れたとすると、フック以外の部分は1個あたり440÷50≒9円程度しかかからない計算になるので、1個当たりの作成費用は64円と、自作する方が圧倒的に安いという結果になります。

実際に自作したフェザーフックで釣れるのかと心配している方もいるかもしれませんが

自作したフェザーフックで釣ったスモールマウスバス

自作したフェザーフックを実戦で使ってみたところ、問題なく水面を割って釣れてくれました!

水槽で見た通り、かなり動きが良かったので、魚にとってもいいアピールになっていそうです。

今回は100均アイテムを使った超本格的なフェザーフックの作り方について紹介しました!

下の動画でも作成の手順や、水に入れた時の様子を見ることができるので、動画で見てみたい方はぜひチェックしてみてください。

下の記事ではトップウォーターでの魚の釣り方を紹介しているので、気になる方はこちらもご覧ください。

この記事を書いた人
なるフィッシュ

SNS総フォロワー数4万人の釣り情報メディア「釣りの知恵袋」なるフィッシュの管理人で、Yahoo!ニュースエキスパートとしてYahoo!ニュース等で釣りに関する情報を発信するWEBライター。
2020年から釣りに関するアイテムや情報の情報を発信し、今までに得た釣りのノウハウや、1,000種類以上の釣具を試してきた経験から釣りに役立つ情報を皆様にお届けします。

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