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釣りを始めたての人やルアーで魚を釣ったことがない人にとって、ルアーで魚を釣るということはハードルが高くて疑心暗鬼になってしまいますよね?
ですがその迷いからとってしまう行動が、ルアーで魚を釣ることから自分を遠ざけている可能性があります。
そこで今回は、そんなルアー初心者にありがちな魚が釣れなくなるNG行為を4つ紹介したいと思います!
ルアー初心者がありがちな魚が釣れなくなるNG行為4選
エサをしながらルアー
ルアー初心者の誰もが通ると思われる「餌釣りをしながらのルアー」。
ですが、ルアーで魚を釣りたいならやめた方がいい行為の一つです。
ルアーで魚が釣れない時に備えて、何かしら釣って帰りたいという思いから保険をかけて餌釣りをしたくなる気持ちはわかるのですが、ルアーフィッシングにとって場所の移動は命。
エサと違って臭いで魚を寄せることがないため、特定のポイントで反応がなかった場合は見切りをつけて移動をすることが重要になってきます。
ですが並行してエサ釣りをしていた場合、場所がその1か所に固定されてしまうためルアーフィッシングに必須の場所移動ができなくなってしまい、その結果魚に出会える確率が激減してしまいます。
またエサ釣りで魚からの反応がある時には良いのですが、こういった時はそもそもエサ釣りでも結果が出ないことが殆どではないでしょうか?
その結果、エサ釣りでもボウズでルアーでも釣れないといった最悪の事態に陥ってしまうことが多いように感じます。
またエサ釣りをしている間はルアーをしている時間が単純に短くなるため、ルアーで魚を釣りたいのであればルアー一本に専念した方が良いです。
同じルアーばかり投げ続ける
2つ目に紹介するのが同じルアーを投げ続けること。
ルアーで魚を釣る場合、そこに食い気のある魚がいるならその日のパターンに合わせてルアーを通すレンジやルアーのアクション、大きさを調整する必要があります。
ですがルアーフィッシングを始めて間もないころはルアーチェンジの有効性に気が付かず、釣れない時間が続くとついつい同じルアーを投げ続けてしまいます。
個人的にデイゲームで顕著だなと思うのですが、自分が釣れていないのに横の人が釣れている時、その人のルアーを観察していると自分と同じようなバイブレーションを投げているのに、カラーだけが違ったということがあります。
なので同じようなカラーのバイブレーションを投げてみたところ、間もなく魚がヒットしました。
色だけでも変化がある場合がありますし、ミノーやシンキングペンシル、シャッドテールワームやピンテールワームなどその日のパターンに合ったルアーのアクションが必ず存在するので、釣れなくてマンネリ化してしまったときこそ様々なルアーの種類を試すことが大切です。
またその日のヒットルアーを見つけたとしても、同じルアーを投げ続けていると魚はそのルアーを見慣れてしまい反応が悪くなってしまうため、釣れないときこそ色んなタイプのルアーを試してみるようにしましょう。
水際に立って水中をのぞき込む
続いて紹介するのが水際に立って水中をのぞき込むこと。
そこに魚がいるのか気になって、ロッドを組む前に水中を覗きたくなる気持ちは痛いほどよくわかるのですが、これは絶対に避けた方がよい行為です。
魚はストラクチャーを好み岸際についていることもよくあるのですが、大きな魚ほど警戒心が強いため人の足音を感じ取って逃げてしまいます。
足音だけでなく、話し声などわずかな振動でも逃げてしまう場合があるので、なるべく水際には立たないようにしましょう。
また人間から水中の様子が見えているように、魚からも人間の様子が思ったよりも見えているため、水際に立って水中をのぞき込む行為はこちらの存在をわざわざ知らせているようなもの。
魚の視野というのは人間が思っているよりも広いもので、光の屈折の関係で人間から見える水中よりも、魚から見える水面より上の景色の方が広くなっています。
魚は常に上からの危険に対して反応できるように注意していることを釣り人は自覚するべきです。
ルアーで魚を釣りたいのであれば、のぞき込みたくなる気持ちをぐっと抑えて、初めは岸から5m程度離れて岸際を狙い、反応がなければ岸際に立つようにしましょう。
短時間で諦める
ルアーで魚が釣れる人と釣れない人の一番の違いが、もしかしたらこの短時間で諦めることかもしれません。
当たり前のことかもしれませんが、釣り場でルアーを投げる時間が増えれば増えるほど魚に出会う確率が高くなります。
ですがルアーで魚を釣ったことのない方は、本当に魚が釣れるのかという疑念に耐え切れず2-3時間で諦めて帰ってしまいます。
実際、僕もルアーを始めたての時に先輩ルアーマンに5時間粘って釣れなかった話をしたところ、「5時間で帰っちゃったのか!」と驚かれたことがあります。
その先輩ルアーマンに普段、どれだけ釣り場に立っているのか聞いてみたところ帰ってきた返事は10時間以上!
その次の釣行から僕も10時間以上粘ることにしたところ、魚からの反応が増加してだんだん釣れるようになりました。
もちろん魚の習性や潮回り、シーズナルパターン、天候などの条件がある程度わかっていれば短時間で結果を出すことも可能ですが、新しい魚種を開拓するときにはどうしても時間がかかるものなので、初めは時間をかけた方が魚に出会える確率は上がると思います。
1日10時間以上は家庭のある方や仕事のある方には難しいと思いますが、釣り場に立つ時間を意図的に長くするだけでも変わってくると思うので、ぜひ試してみてください!
今回はルアー初心者にありがちな魚が釣れなくなるNG行為を4つ紹介しました!
もちろん釣りの楽しみ方はそれぞれなので、エサをしながらルアーもしたいといった楽しみ方もありだと思いますが、もしルアーで魚を釣りたいと思っているならぜひ今回の内容を参考にしてみてください。