【2024年最新版】釣り用ヘッドライトの選び方とコスパ抜群のライトを紹介!

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夜釣りを楽しむために必須のヘッドライトですが、明るさの単位や防水性の基準など難しい点も多く、どのような基準で選べばよいかわからない方も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、数々の釣具をレビューしてきた「釣りの知恵袋」なるフィッシュが

  • 釣り用ヘッドライトで欠かせない機能
  • 満たしていて欲しい基準
  • コスパ抜群の釣り用ヘッドライト

についてわかりやすく紹介します。

【2024年最新版】釣り用ヘッドライトの選び方とコスパ抜群のライトを紹介!

釣り用ライトで欠かせない3つの機能とは?

まずは釣り用ヘッドライト選びで欠かせない機能について紹介します。

今やヘッドライトと言っても安価なものから高価なものまで様々あり、僕もいろんなライトを試してきたのですが、結論から言えば

  1. 十分な明るさ
  2. 防水性
  3. 赤色ライト

3つを必要な基準以上で満たしていれば、基本的には大きな失敗はありません

ではここからは、上記の機能が必要な理由や、その基準について解説していきます。

その① 明るさについて

ヘッドライトで足元のゴロタを照らす様子

ヘッドライトを選びで明るさが重要である理由を語る必要もないかもしれませんが、夜釣り用のヘッドライトが活躍するシーンといえば

  • 足元や手元を照らすため
  • タモ入れの時に魚を照らすため
  • 水中のベイトをチェックするため

といったところでしょうか?

このうち手元や足元を照らすのに必要な光量はそれほど強くなくてもよいのですが、タモ入れに使用する際には足場が高いとそれなりに光量がないとやりづらいですし

光量の少ないヘッドライトで水面を照らす様子

水中のベイトチェックについてはしっかりとした光量がないと全くベイトが見えません

光量のあるヘッドライトで水中を照らす様子

という訳でここからは、釣り用ヘッドライトに必要な光量について紹介します。

明るさの基準はルーメンだが…

さて、ここからはヘッドライト選びに見るべき明るさの基準について。

一般的にライトの明るさは「ルーメン」という単位を使用するのですが、このルーメンという単位がなかなかの曲者でして、ヘッドライト選びの世界では必ずしも「5,000ルーメンが10,000ルーメンより明るいとは限らない」という不思議な現象がよく起こります。

一見、何を言っているかわからない方も多いと思いますが、試しに例を挙げてみると、例えばこちらのAmazonで釣り人に人気のヘッドライト

スペック上は13,000ルーメンであります。

Amazonで購入した13,000ルーメンのヘッドライト

一方、こちらはオーライトの1,800ルーメンのライトなのですが

オーライトの1,800ルーメンのライト

比べてみるとその差は一目瞭然で、間違いなくオーライトの1,800ルーメンの方が明るいです。

実はこのルーメンという単位は業界的に同じ基準で計測しているわけではなさそうで、A社の10,000ルーメンとB社の10,000ルーメンが同じ明るさではないことが多々あります。

正直なところ、ルーメンという単位は同じメーカーの中でしか通用せず、他社製ライトでどちらが明るいかを比較するには両方買って確かめるしか方法はありません。

なので「ルーメン数が2,000以上じゃないとダメ」といった基準は設けずに、レビューなどで「ベイトのチェックに使えた」といった旨のコメントがあるかないかで判断した方が確度は高いと思います。

防水性について

明るさに次いで重要視したいのが防水性です。

釣り用ヘッドライトに重要な防水性

防水性の基準については一般的に「IPX〇」等で表記されるのですが、これはIP(International Protection)規格が定める電子機器の防塵・防水機能を表す国際規格の保護等級のことで、たとえば「IP68」であれば、「防塵性が6」「防水性が8」であることを指します

ちなみにIPX7など、前の数字がXになっている時は「防塵性は保証しないが、防水性は7レベル」といった意味合いです。

防水性の基準であるIP規格の見方

これだけでは防水性がどの程度なのかわからない方も多いと思うので、日本工業規格及び社団法人・日本電機工業会が規格化した表を見てみると

防水性の基準であるIP規格表

IPだと「いかなる方向からの水の強い直接噴流によっても有害な影響を受けない」との記載があり、簡単にまとめると「水没すると壊れる恐れがあるけど、波をかぶった程度では壊れない」ということになります。

釣りでは基本的に水中で使用することはないのでIP8レベルの防水性は不要ですが、波をかぶることも想定してIP6以上あれば安心できると思います。

赤色ライトについて

3つ目に赤色ライトについてです。

釣り用ライトで重要な赤色ライト

正直なところ、明るさと防水性が揃ったライトはたくさんあるのですが、「赤色ライト」が点灯できるライトとなると選択肢が一気に減ります

ではなぜこんなにも赤色ライトを重視するのかというと、赤色ライトは白色ライトよりも魚やその他の生き物を警戒させにくいからです。

夜釣りではその日のベイトの有無や種類をチェックするために水面を照らすことがあるのですが、イナッコやエビ、バチなどの生き物は白色ライトを当てると明らかに嫌がって逃げようとします。

ですが赤色ライトだと

赤色ライトは魚を警戒させにくい

こんな感じで岸壁に光を当てても、小魚などが逃げずに泳いでいることが多いです。

エビやバチ等に関してもこの傾向は顕著で、赤色ライトであれば光を当てても全然逃げないことは確認しています

厳密にいえば赤色ライトでも当てると逃げる魚はいるのですが、白色ライトよりも警戒させいくいことは確かなので、赤色ライトがあればベイトのチェックやタモ入れの際に余計なプレッシャーをかけずに済ので、夜釣り用のライトとしてはぜひ備えていて欲しい機能です。

その他の選ぶポイントについて

上記のポイントは必須項目なのですが、ここからはその他のポイントについても簡単に紹介します。

充電方式について

ヘッドライトは電池タイプバッテリータイプの2種類があります。

バッテリータイプの釣り用ライト

電池タイプは電池を購入したり、使い終わった電池を捨てる手間はありますが、旅先でも簡単に電池を調達できるメリットがあります。

一方バッテリータイプは充電して繰り返し使えるので、電池を購入したり捨てる手間は不要ですが、予備のバッテリーがないと旅先で電池が切れた時にすぐに使えないというデメリットもあります。

僕はバッテリータイプを好んで使うことが多いですが、自分のスタイルによって選ぶとよいです。

稼働時間について

続いて確認したいのは稼働時間について。

釣りのスタイルにもよりますが、夜釣りの間にもずっと光を照らしておきたい場合もあるので、僕は「12時間以上稼働できるか」を基準に選んでいます。

稼働時間についてはライトのモードによっても当然変わってくるのですが、強モードで常に点灯することはまずないので、弱モードで12時間以上稼働できれば十分です。

耐久性について

続いて大事なのが耐久性について。

海外製のライトでありがちなのが、値段も安くて防水性もしっかりしているのに、耐久性が低くてすぐに壊れてしまうこと

僕も実際にこちらのライトをAmazonで買って使っていたのですが

1年ほど使っていると、レンズがポロっと取れて壊れてしまいました。

1年足らずで壊れてしまったAmazonのヘッドライト

こればっかりはスペックからはわからないので、レビューなどですぐに壊れた旨のものがないか確認するようにしています

基準を満たすオススメのヘッドライトはコレだ!

それでは上で紹介した基準を満たすオススメのヘッドライトを紹介します。

Saebonds(シーボンズ) 2Wayヘッドライト

個人的に一番オススメしたいのが、シーボンズの2Wayヘッドライトです。

僕も現在、メインで使用しているヘッドライトで、

  • 明るさは1,400ルーメンで足場が高くても水中のベイトがばっちり見える
  • 防水性はIP6で波を被っても大丈夫
  • 赤色ライトが2段階で、強モードなら赤色でもベイトのチェックができる

といった、夜釣りに必要な機能を高いレベルで満たしています。

その他にも非常にコンパクトで、旅行や出張の際にも持ち歩けるコンパクト感。

非常にコンパクトなシーボンズの2Wayヘッドライト

値段は6,000円とヘッドライトの中では中堅といった感じですが、10,000円以上のライトと比べても全く引けを取らないクオリティなので、自身をもってオススメできるアイテムです。

詳しいインプレは下の記事で紹介しています。

ジェントス ダブルスター 580ルーメン

二つ目のアイテムがジェントス ダブルスター 580ルーメンです。

W STAR 580ルーメン
GENTOS(ジェントス)
安価で安心の国産ライト

こちらは先ほどのシーボンズのライトには性能面では劣りますが、安価な値段でしっかりしたライトを探している方にオススメのライトです。

明るさ、防水性、赤色ライトの基準については

  • 明るさ:162mまで照らせる明るさ
  • 防水性:IP4で強い雨風でも壊れない
  • 赤色ライト:ベイトのチェックには難しいが、ずっと点灯しても魚を警戒させにくい

といった水準で備えています。

先ほどのシーボンズのライトと違って赤色ライトがベイトチェックに使えないのは個人的にはマイナスポイントですが、それでも値段を考えれば十分高性能だと思うので、入門種としてはもってこいのライトだと思います。

こちらも詳しいインプレについては下の記事で紹介しています。

購入前に断念&使用してイマイチだったライト

ここからは購入前に断念したライトや、使用してイマイチだったライトについて紹介します。

OLIGHT(オーライト) Perun2 LED ヘッドライト

一つ目はOLIGHT(オーライト) Perun2 LED ヘッドライトです。

ヘッドライトの王道ブランドというだけあって明るさは満点防水性もIPX8と水中でも使えるレベルなのですが、赤色ライトが40ルーメンと水中のベイトチェックに使えなさそうなことや、稼働時間が短めとの口コミがあり購入を断念しました。

値段も9,000円と比較的高価なこともあり、どうしてもシーボンズのヘッドライトより性能面で上回らなければ購入のハードルは高いですね。

ただしオーライトということで品質はピカイチですし、実際に購入して印象が変わる可能性もあるので機会があればいつか使ってみたいと思っています。

ヘッドライト LED ヘッドランプ

二つ目のアイテムはAmazonで人気のヘッドライト LED ヘッドランプです。

13,000ルーメンという数値は怪しいものの釣り場では非常に明るくてベイトのチェックができる他、防水性はIPX4と大雨でも対応できるレベルということで購入しました。

バッテリーの持ちも気にならず、赤色ライトがないところ以外は良さげだと思っていたのですが、1年足らずで壊れてしまったため耐久性に難ありといった印象。

明るさ、防水性は実用レベルだったのですが、毎年買い替えることを考えると、しっかりしたものを長く使う方がコスパは良さそうです。

ZEXUS LEDライト ZX-R730

3つ目は冨士灯器ZEXUS LEDライト ZX-R730です。

明るさ防水性(IPX4)赤色ライトと夜釣りで必要な機能を備えている上に、創業100年の国産ライト老舗ブランドということで釣り人からの評価も非常に高いライト。

値段はしっかりしたライトというだけあって10,000円程度なのですが、品質を考えると妥当な値段だと思います。

ただ比較対象となるシーボンズの2Wayヘッドライトに比べて赤色ライトの性能に差があるため、購入を断念しました。

非常に評判の良いライトなので、ぜひ機会があれば使ってみたいと思っています。

今回は夜釣りで使えるヘッドライト選びのコツと、オススメのヘッドライトについて紹介しました!

ヘッドライト選びについては失敗が多いのですが、僕が何度も失敗した経験があるからこそヘッドライト選びには自信があるので、ぜひヘッドライトを購入する際の参考にしてみて下さい。

この記事を書いた人
なるフィッシュ

SNS総フォロワー数4万人の釣り情報メディア「釣りの知恵袋」なるフィッシュの管理人で、Yahoo!ニュースエキスパートとしてYahoo!ニュース等で釣りに関する情報を発信するWEBライター。
2020年から釣りに関するアイテムや情報の情報を発信し、今までに得た釣りのノウハウや、1,000種類以上の釣具を試してきた経験から釣りに役立つ情報を皆様にお届けします。

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