チニングで話題沸騰!噂の「NTシンカー」をインプレ!その魅力を徹底解説

アイテム紹介

フリーリグや直リグなどワームでチヌを狙うときに必須のシンカーですが、実は最近チニング愛好家の間で話題になっているシンカーがあることをご存知でしょうか?

そこで今回は、そんな話題の「NTシンカー」の特徴や、実際に使用した感想などについて紹介します。

チニングで話題沸騰!噂の「NTシンカー」をインプレ!その魅力を徹底解説

NT海洋事業部 NTシンカーの概要

NT海洋事業部 NTシンカーのパッケージ画像
NT海洋事業部 NTシンカーの概要

素材:タングステン製
値段:ドロップ型7.1g→5個1,080円 ※サイズや種類で変動
サイズ:3.5g、5.3g、7.1g、10.6g、14.2gの5種類
種類:ドロップ、スリム、スティック、ラウンドの4種類

今回紹介するのはNT海洋事業部NTシンカーです。

NT海洋事業部はNTマイクロシステムズというシステム会社の中の海洋事業という異色のブランドなのですが、ご担当されているNTさんという方がチニングの愛好家のようで、もともとは自身とその仲間内で使うために海外工場へ特注していたものなのだそうですが、あまりの使いやすさから一般販売に至った「チニング愛好家が生んだ、チニングのための高品質シンカー」なのです。

なのでNTシンカーは

  • 形状
  • サイズ
  • 塗装の色、強さ
  • 素材

といったありとあらゆるところまでチニングのことを想定されつくしたシンカーなのです。

形状や素材にこだわっている商品はあっても、塗装の強さや色にまでこだわっているというのは驚きですね!

ではその詳細について紹介します。

NTシンカーのラインナップは?

まずはNTシンカーのラインナップについて紹介します。

NTシンカーはドロップ、スティック、スリム、ラウンドの4種類

形状としては

  • ドロップ
  • スリム
  • スティック
  • ラウンド

の4種類あります。

それぞれの特徴について簡単に紹介します。

ドロップ

一つ目はドロップです。

チニングで基本となるシンカーで、飛距離、感度、根がかり回避のバランスが取れています

特にボトムに当たった時の感度が良く、ゴツゴツ感が手元に伝わりやすいです。

スリム

ドロップと同じくチニングの基本となる形状のスリム

こちらも飛距離、感度、根がかり回避のバランスが良いのですが、ドロップに比べてシルエットが細いのでより根がかり回避性能が高く、根が粗いところで活躍します。

スティック

3つ目がスティックです。

先ほどのスリムと比べて高さが抑えられるので

NTシンカーのスリムとスティックを並べた様子

よりシンカーの存在感を与えにくい形状になっています。

ラウンド

NTシンカーのラウンドの画像

4つ目がラウンドです。

シンカーの太さが最も太いので根がかりはしやすいものの、シルエット自体はドロップ型と比べても小さいので

砂地などの根がかりの少ないところでシンカーの存在を抑えて誘うときや、シェイク等の移動距離を抑えて使用する時に効果的なようです。

4つのシンカーの使い分けについては

  • ベースはドロップスリム(感度重視ならドロップ、根がかり回避重視ならスリム)
  • 根がかり回避ならスリムスティック
  • 砂地等でアピールを抑えるならラウンド

といった使い分けがよさそうです。

また4つのシンカーを並べてみたところ

  • スリム>スティック>ドロップ>ラウンドの順にシルエットが大きく
  • 根がかり回避についてはこの逆でスリム>スティック>ドロップ>ラウンドの順で根がかり回避性能が高い

かと思うので、形状選びの参考にしてみてください。

サイズについて

各種類のサイズについては共通で3.5g、5.3g、7.1g、10.6g、14.2g5種類です。

参考にスリムを全種類並べた様子がこちら。

サイズは3.5gが約27mm5.3gが約30mm7.1gが約33mm10.6gが約37mm14.2gが約40mmです。

ちなみにサイズについてはさすがタングステンだなと思わせられることがあって、僕は今までコストの関係でデコイの鉛製シンカーを使用していたのですが、NTシンカーと並べてみると

全て右がNTシンカーなのですが、左側のデコイの鉛製シンカーと高さは変わらないものの、太さは写真で見る以上に存在感があるので、手に持った感じとしては同じ重さでもちょうどデコイのシンカーのワンサイズ小さくしたような印象です。

こちらは後述しますが、シルエットが小さくなることにより根がかり回避性能飛距離シンカーの存在感に差が出るように感じました。

塗装の色や強さにもこだわりが…!

チニング愛好家の間で話題のNTシンカー、実は素材や形状意外にもこだわりがありまして、塗装の色や強さにもこだわって作られているんです。

筆者は正直なところシンカーの色や塗装の強さにまでこだわったことがなかったのですが

どうやらNT海洋事業部の実績ではシンカーの光沢が魚にプレッシャーを与える場合もあるようで、NTシンカーは魚に余計なプレッシャーを与えないように地味で目立ちにくいカラーに塗装しています。

またチニングではボトムをゴツゴツと当てながら探る釣りということで塗装が簡単に剥がれてしまうものですが、NTシンカーはボトムをハードに当てても剝げにくいとチニング愛好家の間で話題になっています!

筆者も実際にゴロタにゴツゴツと当てながら投げ込んでみたのですが

NTシンカーは塗装が剥げたりシンカーが凹むこともなかったので、塗装が強いというのは本当のようです!

実際に使用してみた

NTシンカーの概要について紹介したところで、実際にNTシンカーを使用してみました。

まずはNTシンカーのドロップ5.3gを試してみます。

まずはシンカーのサイズの小ささに驚きです。

今まで鉛製のシンカーしか使ってこなかったので、体感的には3.5gのシンカーのような感覚で「こんなに小さくて大丈夫か…?」と不安になるサイズだったのですが、いざキャストしてみると

気持ちいいくらいにぶっ飛びました!

今までのセッティングからシンカー以外は何も変えていないのですが、鉛製のシンカーを使っていた時にはない感覚で、同じ重さのシンカーで今まで届かなかった距離にワームが到達しています。

また着底も今までよりも感覚がクリアで分かりやすいですし、あとはそのままズル引きしていたのですが

砂地のポイントからちょうどゴロタに差し掛かったところで、ゴツゴツとシンカーがボトムに当たる感触が手元に伝わってくるので底が取りやすいんです。

チニングだけでなくボトムを狙う釣りはいかにボトムを丁寧にトレースできるかが釣果の分かれ目となるので、底をしっかりとれているのを感じられるのは大きいですし、手元にダイレクトに感覚が伝わるからこそボトムの地形もより詳細に把握できるというメリットもありそうです。

今度はシンカーをドロップからスリムに変えてみたのですが

飛距離に関しては相変わらずよく飛びますし

ズル引きした感覚についてもわかりやすかったです。

ドロップで根がかりをしなかったので根がかり回避性能の差は感じられなかったのですが、それでも今までの鉛製シンカーとは使いやすさが圧倒的に違いました。

さすがはチニング愛好家の理想が詰ったシンカーということで、一度この快適さを味わうともう他のシンカーには戻れそうにありません笑

NTシンカーの値段や購入方法は?

ここからはNTシンカーの値段購入方法について。

NTシンカーはサイズによって値段が違うので、わかりやすいようにAmazonでの価格を表にまとめてみました。(執筆時点)

重さ3.5g5.3g7.1g10.6g14.2g
値段(5個入り)680円900円1,080円1,450円1,850円
1個あたりの値段136円180円216円290円370円

一般的な鉛製シンカーと比べるとタングステン製ということで高くなるものの、タングステン製シンカーの中では安価で、例えばダイワのタングステンシンカー5g3個入で687円なので

1個あたりは229円と、NTシンカー5gと比べると1個当たりの値段が50円近く差が出ることが分かります。

質の良さだけでなく値段の安さも、チニング愛好家から選ばれる要因になっているようですね!

購入方法についてはAmazonでも購入できますし、NT海洋事業部のWEBショップでも購入ができます。

NT海洋事業部のWEBショップは品ぞろえが豊富と評判で、NTシンカーの他にもスルッパなどの人気アイテムも多数取り扱っているので、まとめ買いをするならNT海洋事業部のWEBショップで購入するのも良いかと思います。

今回はチニング愛好家の間で話題のNTシンカーについて紹介しました!

チニング愛好家から生まれたチニングのためのシンカーということで非常に使いやすいので、気になる方はぜひチェックしてみて下さい!

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NT海洋事業部
チニング愛好家から生まれたチニングのためのシンカー

この記事を書いた人
なるフィッシュ

SNS総フォロワー数4万人の釣り情報メディア「釣りの知恵袋」なるフィッシュの管理人で、Yahoo!ニュースエキスパートとしてYahoo!ニュース等で釣りに関する情報を発信するWEBライター。
2020年から釣りに関するアイテムや情報の情報を発信し、今までに得た釣りのノウハウや、1,000種類以上の釣具を試してきた経験から釣りに役立つ情報を皆様にお届けします。

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