【ワークマン】激安防水シューズ、ハイバウンズテックは釣りに使える?

アイテム紹介

防水アイテムが充実していると釣り人の間で人気のワークマン。

今回はそんなワークマンの激安防水シューズが釣りで使えるのか、実際に釣りで使用して試してみました!

【ワークマン】激安防水シューズ、ハイバウンズテックは釣りに使える?

ワークマン 防水シューズハイバウンズレインの概要

ワークマンの激安防水シューズ、ハイバウンスレインの画像
ワークマン 防水シューズハイバウンズレインの概要

商品名:ワークマン 防水シューズハイバウンスレイン
値段:2,900円 ※執筆時点の価格です
カラー:ブラック、アクアブルー
管理番号:53554

今回紹介するのはワークマン防水シューズハイバウンスレインです。

2,900円とワークマンらしい手ごろな値段でありながら

  • ワークマンの透湿防水素材「イナレム
  • 高反発素材「バウンステック

を使用した、スニーカー感覚で履ける防水シューズなのです。

しかもこちらのシューズ、下から5cmは防水仕様になっているとのこと。

ワークマン公式オンラインストアより引用

カラーはブラックとアクアブルーの2色あります。

それではこちらのシューズの詳細について詳しくチェックしていきます。

外観をチェック

まずは外観をチェックしていきます。

外観はごく普通のスニーカーといった感じ。

手に持った感じも、比較的軽くて歩きやすそうです。

防水シューズといえばゴムなどでできた硬くて重いイメージがあるのですが、こちらのハイバウンスレインはビックリするほど柔らかい!

あまりにも普通のスニーカー過ぎて、これが本当に防水なのか疑うレベルです。

着用した様子がこちら。

履いてみるとやっぱり軽いですし、柔らかくて歩きやすいですね。

しっかり足へもフィットするので、履き心地はかなり良さそうです。

またこちらのシューズで注目しているのが、かかとの部分が厚めに作られていること。

ワークマンのトレックシューズエンリルを履いた時にも感じたのですが、かかと周りがしっかりしていると長時間立ったり、歩いたりしてもかかとに掛かる負荷を分散してくれるので疲れにくいんです。

またこの部分はワークマンの新素材であるバウンステックが使われているということで、歩き心地が楽しみですね。

また釣り人として気になるのが靴の裏側

釣りでは水で濡れていたり、足元が不安定なところで使うことも多いので裏側は超重要なのですが、ではハイバウンスレインの裏側を確認してみると

しっかり溝があって良さそうな感じに見えます。

ただしこちらについては実際に使ってみて少し気になるところもあったので、記事の後半で紹介する予定です。

防水性をチェック!

続いて防水性についてチェックしていきます。

スニーカーみたいな見た目でとても防水には見えないのですが、いざシャワーで水をかけてみると

表面でしっかり水を弾いているように見えます!

メッシュの部分を狙ってかけてみても、この通り。

表面で水が粒になって弾かれていて、中まで染みている様子はありません。

では試しに中に手を入れて確認してみると

やはり中は乾いたままでした!

見た目は普通のスニーカーなのに、これは凄すぎる!

豪雨よりも強いシャワーを直に当てても中まで染みていないので、これなら大雨が降っても問題なく使えそうですね。

では水をかけるのではなく、水の中に浸けてみるとどうなるのでしょうか?

ということで、湯船に水を溜めてみました。

深さは約4cm程度。

ではこの中に足を浸けてみると

この状態でも全く中に水が染みてきません!

メッシュの部分まで水に浸かっているのに、これは本当に凄いです。

ちなみにこれが一時的なものなのかをチェックするために10分ほど放置してみたのですが、やはり中には水が染みておらず全く問題ない様子。

靴を脱いで確認してみても靴下は濡れていないので(少し濡れてるのは脱いだ時に水がかかりました笑)、ちょっとした水たまりの中であれば歩いても問題なさそうです!

実際に釣り場で使ってみた

それでは実際にハイバウンスレインを釣り場で履いて使ってみました。

まずは普通のアスファルトですが

これはめちゃくちゃ歩きやすい!

軽くて柔らかいのはわかっていたのですが、歩いてみると高反発で歩くと足が跳ねる感じがします!

自然と次の足が出るので足取りが軽いですし、かかとの部分の負荷を分散してくれているのでランガンしても疲れる気が全然しないですね。

斜面を下ってみても、グリップがしっかりきいて安心して歩けます。

また通気性について気にしている方もいるかと思いますが、通気性については完全に普通のスニーカーレベル

こちらのシューズを履いて何度か釣りに出かけてみたのですが、4時間ほど釣りをしても足の蒸れを感じることが全然なかったので、さすがはワークマンの透湿防水素材イナレムといったところ。

さて、続いてはゴロタのゾーン。

固くて不安定な足場ですが、ではこちらも歩いてみると

全く問題なく使えます。

足の裏にも適度な柔らかさがあるので、尖って不安定な岩の上でもバランスがとりやすいですね。

では釣り人的に非常に気になる濡れた岩の上でのグリップ。

実際に水際の岩でチェックしてみると

おっと、これはまずい…

水に濡れた岩の上だと、少し体重をかけただけでズルっといきます

ちなみにこの状態で乾いた岩の上を歩いてみても、足裏が乾くまではズルっと滑りやすくなるので、濡れた岩の上とは相性がかなり悪め。

舗装された道や土の上なら良いのですが、テトラや磯では使うのは控えた方が良さそうです。

船釣りで使ってみた

続いて船釣りでも使ってみました。

軽くて動きやすい防水シューズがあれば船釣りでも重宝するということで、さてその使い心地はいかがでしょうか?

まずは濡れた足場の上でグリップ性を確認してみると

しっかり踏ん張りが効くので、グリップ面ではかなりよさそうな感じ!

濡れた岩ではダメでしたが、船の上では問題なく使えますね。

船釣りといえば急に波をかぶることもあるのですが

表面でしっかり水を弾いてくれるので、こちらも問題なさそうです。

ただし気を付けたいのがホースの存在。

つま先などにかかる分にはいいのですが、こちらが足首やシューズの継ぎ目の部分にかかると、容赦なく中まで水が浸水してきます。

なので船の上で使用するのであれば、足首や継ぎ目が隠れるレインパンツと組みわせて使用するのが良さそうですね。

気になるところは?

最後にハイバウンスレインの気になるところや注意点について紹介します。

5cmより上の防水性について

一つ目は5cmより上の部分の防水性について。

下から5cmまでの防水性についてはかなりのレベルであることが分かりましたが、その上についてはどうなんだと気になる方もいると思うんですよ。

そこで実際に

シャワーで水をかけて試してみると

そう、普通に染みるんです。

靴を脱いで確認すると、この通り

靴下の色が完全に染みて変わっています。

スニーカーと同じ形をしているという構造上、どうしても継ぎ目の部分から水が入ってしまうんですよね。

実はワークマン公式オンラインストアの口コミを見てみても「雨の日に使って甲の部分から普通に浸水した」というレビューが見つかりました。

これは恐らく生地の防水性が負けたというよりは、継ぎ目の部分から水が入ったものと思われます。

対策としては

こんな感じで、レインパンツで上から継ぎ目を隠して使用するのが良さそうですね。

ただ物によっては継ぎ目が隠れないこともあり、あと2cmほど防水の位置が高ければ使い勝手がよくなりそうだなと思っています。

濡れた地面の上が苦手

二つ目は濡れた地面の上が苦手なところ。

普通の舗装された道であれば問題ないかと思いますが、水際の濡れた岩などとの相性はかなり悪いです。

テトラの上で使うとズルっと足を滑らせて大事故に繋がることもあるので、テトラや足場の不安定なところで使うのは控えた方が良さそうですね。

耐久面について

最後に耐久面について。

これは僕はまだ経験していないのですが、公式オンラインストアのレビューを見てみると「中のプラスチックが割れて靴の中にポロポロ出てくる」といったレビューが…

これが一件なら特殊な例かなと思うのですが、僕が見たところ何件か見つかったので、恐らく使い込むと結構な頻度で起こるのではないかと思います。

僕も実際に使い込んでみて、現象が確認でき次第、追記したいと思います。

今回はワークマンの激安防水シューズ、ハイバウンスレインについて紹介しました。

個人的には同じくワークマンで売っているトレックシューズエンリルの方が、防水性やその他の機能はそのままで、濡れた足場のグリップ性がより優れているので釣りに向いていると感じました。

もしワークマンで釣り用防水シューズを探している方は、こちらもチェックしてみてはいかがでしょうか?

この記事を書いた人

SNS総フォロワー数4万人の釣り情報メディア「釣りの知恵袋」なるフィッシュの管理人で、Yahoo!ニュースエキスパートとしてYahoo!ニュース等で釣りに関する情報を発信するWEBライター。
2020年から釣りに関するアイテムや情報の情報を発信し、今までに得た釣りのノウハウや、1,000種類以上の釣具を試してきた経験から釣りに役立つ情報を皆様にお届けします。

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