バチ抜けで釣れるルアーの特徴|なぜ初心者はフローティングから始めるべきか?

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バチの動き”は小魚とは全く違った動きをしているもので、バチ抜けでは「バチの動きをどれだけ再現できるか」で釣果がガラリと変わってしまうもの。

ただ細身のルアーを使っているだけでは再現性のある釣果は得られません。

この記事では、本物のバチの動きのイメージと、それを再現しやすいルアーの特徴、そしてなぜ初心者にはフローティングルアーが向いているのかを解説します。

バチ抜けで釣れるルアーの特徴|なぜ初心者はフローティングから始めるべきか?

バチ抜けで釣果が分かれる理由は「バチの動き」にある

バチは小魚のように俊敏に泳ぎ回る生き物ではありません。

潮に乗って流されながら、体をくねらせて進みます。

ここで重要なのが「微波動」です。

バチをよく観察すると、無数に生えた小さな足を動かして、ごく弱い振動を水中に出しています。

この“弱さ”こそがポイントです。

小魚のようなヒレを使った力強い水押しとはかなり異なるため、シンペン特有のフラフラアクションで誘うとそれだけでシーバスからは

フラフラアクション:小魚
微波動:バチ

と、違う生き物として認識されてしまいます。

一方で動かし過ぎないことも問題で、ネットでは”ルアーを動かし過ぎないように”という解説を見かけますが、完全にルアーが停止しているとシーバスからは

完全停止:枝や水草
微波動:バチ

と見え、エサと認識してもらえていない可能性があります。

バチ抜けで釣果が分かれるのは、サイズやカラーではなく「動きの質」なのです。

バチの動きのイメージがつかない方は、バチが流れて来た時に実際にライトで水面を照らして確認してみるのも手です。

その時、白色ライトの方が見やすいのですが、強い白色光はどうしても魚が警戒してしまいます。

そんな時にオススメなのが赤色ライト

赤色ライトは白色に比べて魚を警戒させにくく、特にバチに関しては赤色の光を認識できないのか光を避けることなく泳いでいきます。

シーボンズのライトは特に高出力の赤色ライトが出せるのでバチ抜けに限らずオススメです。

バチ抜けで釣れるルアーの特徴とは?

では、バチの動きを再現しやすいルアーにはどんな特徴があるのでしょうか。

特徴①:細長いシルエットであること

まず大前提ですが、バチのように細長いシルエットであることです。

やはりバイブレーションなどのように体高のあるルアーでは、バチの微波動は再現できません。

場合によってはミノーなどでもバチ抜けパターンにハマることがありますが、基本的にはスリム系ミノーであることが共通しています。

特徴②:複雑な引き波が出せること

二つ目は複雑な引き波が出せることです。

個人的にはこれがかなり大事な要素だと思っていて、釣れるバチ抜けルアーほど複雑な引き波が出せると思っています。

そしてその秘訣となっているのがボディの溝や凹凸

ルアーのボディが揺れる動きではなく、凹凸によって生まれる波動こそがバチの動きにより近いのだと思います。

これはシンキングでも同じで、目には見えないものの、水中でもボディの凹凸によって波動が出ていると考えられます。

特徴③:水平姿勢を保てること

3つ目が水平姿勢を保てること。

バチは観察すると上や下を向くこともありますが、基本は水平姿勢で流されています。

そのため僕の経験上でも、水平姿勢をキープしやすいルアーの方が釣果が出ていることが多いです。

特徴④:フラッシングを抑えたカラー

波動よりも優先度が低いもののカラーも重要で、個人的にはフラッシングの入らないマット系が強いです。

具体的なカラーとしては

  • ブラック
  • ピンク
  • チャート
  • 茶色

あたりのカラーを選ぶと失敗がなくオススメです。

逆にシルバーやラメなどのフラッシングが入るカラーはパターンにハマりづらい気がします。

なぜ初心者にはフローティングルアーが有利なのか?

ここからが本題です。

バチ抜けルアーにはフローティングとシンキングがありますが、バチ抜け初心者にはフローティングルアーが有利です。

これは単にレンジの問題ではなく「フローティングルアーの方がバチの動きを再現しやすいから」です。

ルアーの微波動を目視できる

バチ抜けにおけるフローティングルアーは水に浮かべて使うので、波動の出具合を目視で確認して使ことができます。

完全に明かりのないところでは厳しいですが、バチ抜けスポットは周囲に街灯があることも多く、ベタ凪であれば波動の有無くらいは確認できるでしょう。

波紋がでるか出ないかくらいのギリギリをキープすることがバチの動きを再現する上で重要なのですが、流れの速さや立ち位置によってもリールを巻き取る速さが変わってくるため、慣れていないうちは目視で波紋を確認しながらルアーを流すと、ボイルがあるのに食わない状況を打破できると思います。

水平姿勢を保ちやすい

続いて水平姿勢を保ちやすいことです。

シンキングでは大抵のルアーが尻下がりになって水平をキープするのが難しいのですが、フローティングであれば水に浮かべて使うため、水平姿勢をキープできます。

シンキングルアーが難しい理由

バチ抜けのシンキングルアーも非常に良く釣れるものがあるのですが、初心者が操作するには

  • レンジのキープが難しい
  • 釣れる波動を出すのが難しい
  • 水平姿勢のキープが難しい

といった点で、再現性が下がってしまいます。

経験を積んた方ならシンキングルアーのポテンシャルを引き出せるのでフローティングでは探れない遠いポイントや、レンジが下がった時、流れの早い時などに釣果を出せるのですが、初心者の方であればまずはフローティングルアーで釣れる動きのコツを掴んでから方が上達が早いかと思います。

オススメのバチ抜けルアー

最後にバチの動きが再現しやすいルアーについて紹介します。

【フローティング】ダイワ モアザン スライ95F

一つ目のルアーはダイワモアザンスライ95Fです。

こちらは僕のバチ抜けルアーのエース的存在で、今回紹介した

  • シルエット
  • 複雑な引き波
  • 水平姿勢

の要素を全て兼ね備えたルアー。

95mm、重さ6.8gと軽量なルアーですが、7g弱のルアーにしては意外と飛距離が出ます。

ルアーの形状を見ると、ただの棒状ではなくラクダのコブのような凹凸が。

恐らく着水時にコブが水面に出ることで、複雑なバチに似た波動を出しているのだと思います。

【フローティング】ピックアップ ノガレ120F

二つ目はピックアップノガレ120F

こちらは120mm、重さ6.5gとかなりの軽量ルアー。

接近戦専用で飛距離は頑張っても30mも飛ばないものの、ベタ凪であれば食わせる力は一級品

こちらもフローティングで、ボディ前方の引き波によって複雑な波動を出します。

使い方は本記事で紹介したものと同じで、ラインが張るか張らないかのギリギリのところを保ってルアーを流していると、水面目掛けてシーバスが飛び出してきます。

ベタ凪のイメージが強いですが、多少波立ってもシーバスが水面を意識していれば出てくるので、まずは風があってもノガレやスライから投げてみましょう。

【シンキング】パズデザイン feel120sg

続いてシンキングではパズデザインfeel120sg

feel120sg
パズデザイン(Pazdesign)
広範囲を探れるバチ抜けの鉄板ルアー

実は筆者が初めてバチ抜けの釣りでシーバスを釣ったのがこのfeel120sg。

その時はたまたま感が強く再現性はなかったのですが、シンキングの中では扱いやすく水面直下~少し下のレンジまで幅広く対応できます。

こちらもただの棒状ではなく、ボディ後方が絞れている複雑な形状。

恐らく水中でもこのボディによって微波動を出せるようで、フローティングと同じくラインをギリギリ張るか張らないかのテンションを保っていると、バチを意識したシーバスが食いついてきます。

重量はフローティングよりも重く9.5gほどあるので、フローティングでは届かない沖のボイルにアプローチしたり、流れが強まった際に少しゆっくり流したい時に重宝します。

フローティングだけではどうしても攻略できないシーンがあるので、ぜひ持っておきたい1本です。

今回はバチ抜けで釣れるルアーの特徴や、バチ抜け初心者はなぜフローティングが有利なのかについて紹介しました。

バチ抜けはルアーの動かし方一つで釣果がガラリと変わってくるので、バチ抜けで安定して釣れない方はぜひ参考にしてみてください。

この記事を書いた人
なるフィッシュ

SNS総フォロワー数4万人の釣り情報メディア「釣りの知恵袋」なるフィッシュの管理人で、Yahoo!ニュースエキスパートとしてYahoo!ニュース等で釣りに関する情報を発信するWEBライター。
2020年から釣りに関するアイテムや情報の情報を発信し、今までに得た釣りのノウハウや、1,000種類以上の釣具を試してきた経験から釣りに役立つ情報を皆様にお届けします。

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