ダイソー釣具から待望の5gと10gのジグヘッドが登場しました!
気になるその強度や鋭さについてメーカー品と比較して、実際に釣りで使えるのか考察したいと思います。
【ダイソー釣具】オールラウンドジグヘッドのインプレ!強度や鋭さを検証
ダイソー オールラウンドジグヘッドの概要
今回紹介するのはダイソー釣具のオールラウンドジグヘッドです。
今までダイソー釣具からジグヘッドは出ていたものの、ライトゲーム用の軽量ジグヘッドや、シャッドテールワームのヘッド、タチウオ用ジグヘッドしかなかったのですが、遂にロックフィッシュやシーバスで使用できるオーソドックスなジグヘッドが登場しました。
顔の部分には魚の形になっていて
フックの軸にはワームがズレないようにワームキーパーがついています。
重さは5gと10gの2種類で
値段は2個入りで110円です。
使用方法は簡単で、ジグヘッドにワームをセットして使用します。
上の写真のように、同じダイソー釣具から発売されているシャッドテールワーム72mmと相性はピッタリです。
見た目はしっかりしていますが、こちらのジグヘッドは実際に釣りで使えるのでしょうか?
メーカー品のジグヘッドと鋭さ・強度を比較してみた
ではダイソーのオールラウンドジグヘッドについて、メーカー品のジグヘッドと比較してみました。
今回比較のために用意したのはオーナーばりの静ヘッド(5g)です。
シャンクはオーナーばりの静ヘッドの方が少し長いのですが、同じような使い方ができるため、比べてみました。
鋭さについて
まずはダイソーオールラウンドジグヘッドの鋭さについて。
針先を触ってみたところ、触れると針先が指の皮に引っかかるくらいには鋭いので十分使えそうな感じ。
ですが試しに他の針に変えて試してみると
全く使えないというほどではないですが、先ほどのようには針が引っかからず針先が甘いような気がします。
同じ商品でも鋭さにバラツキがあって、このあたりは100均クオリティといった感じでした。
続いてオーナーばりの静ヘッドで同様に試してみると
軽く触れただけで指の皮が簡単にひっかかります。
先ほどのダイソーのオールラウンドジグヘッドの当たり個体と比べても、静ヘッドの鋭さは段違いなので、鋭さの点ではダイソーのオールラウンドジグヘッドはメーカー品に劣るという結果となりました。
強度について
続いて強度について実験します。
今回も例のごとく、デジタルスケールに針を引っ掛けて、針が伸びるまで力を加えてみました。
まずはダイソーのオールラウンドジグヘッドについて、強度を測定してみると
7.3kg程度まで耐えることができました。
一回の実験ではブレがあるので、同じ条件で2回計測して平均値を出した結果がこちらです。
1回目 | 2回目 | 平均値 |
---|---|---|
7.3kg | 6.8kg | 7.05kg |
2回の平均値は7.0kgとの結果が出ました。
個人的には100均釣具としてはまずまずの結果だと思います。
続いてオーナーばりの静ヘッドで同様の実験をしてみると
4.6kgの負荷がかかったところで、写真のようにフックがポキリと折れてしまいました。
2回目の同様に実験を行ったところ、今度は4.7kgで折れました。
2回の計測結果をまとめた表がこちらです。
1回目 | 2回目 | 平均値 |
---|---|---|
4.6kg | 4.7kg | 4.65kg |
2回の平均値が4.65kgという結果となりました。
ダイソーのオールラウンドジグヘッドが7.0kg、静ヘッドが4.65kgということで、この結果から強度についてはダイソーのオールラウンドジグヘッドはメーカー品と比べても十分あると言えます。
アクションについて
強度、鋭さについて検証したところで、続いてアクションについてはいかがでしょうか?
実際にダイソーのオールラウンドジグヘッドにセットしてキャストしてみたのですが、空中のバランスも良く問題なく遠くに飛ばせますし、泳がせてみてもヘッドが無駄なロールなどを加えることなく、ワームの持つ本来の動きを十分に引き出してくれていました。
恐らくジグヘッド自体の重心が下にあって動きが安定しやすいようにできているので、個人的には静ヘッドよりもローリングの動きが控えめで使いやすいです。
今回はダイソー釣具から登場したオールラウンドジグヘッドについて紹介しました。
鋭さについては個体によってバラツキがあるものの、強度もアクションも申し分ないレベルだったので、これで1個あたり55円というのは十分お買い得だと思います。
気になる方はぜひ、ダイソーで探してみてはいかがでしょうか?
他にもダイソーの看板ワーム、ダイソーVJの凄さや使い方について詳しく解説しているので、気になる方はこちらもご覧ください。