【中華釣具】RAVENCRAFT WHALE SIPNEを徹底レビュー

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大型のルアーで豪快に魚を狙うビッグベイト

始めは全然興味がなくて「こんなので本当に釣れるのかよ」と半信半疑だったのですが、いざ魚がかかると脳汁ドバドバで他のルアーでは得られない快楽があるんですよね笑

この頃から

魚が釣りたい

このルアーで(重要)魚が釣りたい

に釣りの変態度がランクアップしてしまったのですが、今回は僕が最近「このルアーで釣りたい…!」と虜になってしまったルアーについて紹介します。

【中華釣具】RAVENCRAFT WHALE SIPNEを徹底レビュー

RAVEN CRAFT WHALE SPINEの概要

RAVENCRAFT WHALESIPNEの概要

値段:5,000円程度(アリエクスプレスの値段です)
サイズ:135mm(本体のみ)
重量:67g(リング、テール含む、標準フックの場合)
フックサイズ:標準フック#2、スペアフック#1
タイプ:スローシンキング
商品ページ:https://s.click.aliexpress.com/e/_c3YHQqnj

今回紹介するのはRAVENCRAFTWHALE SPINEです。

値段はアリエクスプレスで5,000円と日本のビッグベイトと変わらない値段なんですけど、これがめちゃくちゃいいんですよ。

開発&発売元のRAVENCRAFTは中国国内でも超人気メーカーで、ルアーだけでなくロッドやその他のアイテムなどを手掛ける大手ブランド。

日本で例えるとジャッカル的な存在でしょうか?

僕が上海国際ルアーフィッシングショーに参加した時もルアーやロッド、ウェアなんかもカッコいいなと思っていたんですけど、その中で思わず惹きつけられてしまったのがこちらのホエールスピン

もうとにかくカッコいい…

ジョイントが3連になっているところや特徴的なテール、精巧な塗装だったりと細部に至るまでがどタイプで「このルアーを日本で投げたらどうなるんだろう」と考えるだけでご飯3杯はいけそうです笑

こちらのルアーを中国からの戦利品ということで持ち帰りました。

入手したのが2月だったのでコノシロパターンまでお預けだったのですが、ようやく実釣投入できたので使用感も含め詳しくレビューしていきたいと思います。

外観をチェック!

まずは外観をチェックしていきます。

パッケージはこんな感じで、めちゃくちゃカッコイイですよね。

取り出してみるとこんな感じです。

既に実践投入しているのでボロボロになっていますが、やっぱりデザインがいいですよね~

下側が長く伸びた特徴的なテールに

ジョイントは3連になっていて、手に持つとこんな感じでぐにゃりと曲がります。

ちなみにジョイクロは2連なので、ジョイントの多さがアクションにも影響している気がします。

ちなみに付属パーツはこんな感じ。

本体の他に

・スナップ#2
・トレブルフック#2(Ichikawa Fishing)
・パワフルトレブルフック#1(BKK)
・ショートテール
・ロングテール

が入っています。

付属パーツのクオリティも高くて、まず標準フックにはIckawa Fishingのフックを採用。

名前からもわかる通り、Ickawa Fishingは日本のメーカーでフックは日本製を使用。(調べてみると滋賀の釣具メーカーのようでした)

既に使用しているのでサビてしまっていますが、刺さりが抜群で触るととても鋭いです。

スペアフックにはBKKの太軸フックを採用していて、比べてみるとかなり太いです。

この太さならランカーシーバスはおろか、青物でも十分使える強度だと思います。

テールはショートテールロングテールの2種類。

筆者のタイプはロングテールですが、一般的な形がいいという方はショートテールも選べるようになっています。

アリエクの商品ページにはサイズ表記が155mm~215mmと書かれているのですが、どうやらロングテール装着時の長さが215mmで、ショートテール装着時が155mmのようですね。

続いて本体の詳細についてですが、本体にも見どころがたくさんあって、まず見て欲しいのがアイの部分

アイが二つ付いていて

上のアイ:姿勢が水平に近くなり、水面から飛び出しにくい
下のアイ:尻下がりの姿勢で弱った魚のシルエットに近い

といった具合で、アイの位置でも動きにアクセントをつけることが可能。

またボディは立体的な構造をしていて

胸鰭の部分が盛り上がっています。

これが動きにどれだけ影響するかは不明ですが、リップがない分、ボディの凹凸も動きに影響が大きそうです。

そしてこれはカラーにもよるのですが、クリア系では反射板を採用。

光を当てるとフラッシング効果は抜群。

特にナイトシーバスでは筆者の経験ではこのフラッシングがめちゃくちゃ効くので、シーバス狙いなら一つは持っておきたいカラーです。

サイズをチェック

続いてホエールスピンのサイズや重量について確認してみます。

まずボディサイズですが

テール抜きの本体のみのサイズが135mmでした。

ビッグベイトの定番、ジョインテッドクロー178Fと並べてみると

  • ボディサイズ:ホエールスピンの方がやや小さめ
  • 体高:ホエールスピンの方がやや大きめ

と、ホエールスピンは長さではジョイクロよりも小さいものの、体高があり全体的なボリュームとしては同程度といった感じでした。

重量についても商品ページには67g~70gとの表記でしたが

実際に測るとフック・リング込みで約67g

フックは標準のIchikawa Fishingのフックなので、恐らくBKKの太軸フックなら70gになっているかと思います。

実際に使ってみた

それでは実際にレイヴンクラフトのホエールスピンを釣りで使ってみました!

まず気になる方の多い泳ぎについてですが、これは明るいところで確認したところかなりヌメヌメでいい感じ

さすがは3連ジョイントなだけあって、動きが非常に滑らかですね。

これは釣れないわけがない。

キャスト時の姿勢については良好で、ジョイクロなどと同程度は飛んでいます。

続いてフォールスピードに関してですが、これはイメージよりも若干早め。

この日は海水だったので沈むか不安だったのですが、1秒で10cmくらいのペースで沈んでいきました。

スローに巻くと水面下20cmくらいをトレースしている気がしたので、水面直下を狙うのであれば他のメーカーのフローティングの方が良さそうですが、少しレンジを入れたい場合にはドンピシャでハマる気がします。

またこの日は上側のアイにスナップを取り付けたのですが、姿勢が常に水平に近くてめちゃくちゃいい感じ!

リトリーブを止めた時に水平姿勢でスーッと沈んでいくのが堪らないんですよ。

このルアー、あまりに完成度が高くて操作してるだけでめちゃくちゃ楽しい笑

さて、コノシロらしきベイトがワラワラと泳いでいる雰囲気の良いポイントにやってきました。

シーバスもあっちこっちでボコボコやってるので、これは絶対に出るはず!

ホエールスピンをキャストして2-3回ほどスローに巻き、ジャークを入れて緩急をつけます。

するとジャーク後の巻き始めで

ガツンッ!

とロッドが引っ手繰られるような重みが!

暗闇でいきなりルアーが襲われ、もうこの時点で心臓バクバクの脳汁はドバドバです。

しかもこのビッグベイトを食ってくるシーバスほど型がいいので、良く引いて楽しいんだよな~

タックルが強めなこともあり、パワープレイで寄せてくるのもまた楽しい…!

そして上がってきたのは

元気なシーバスでした!

ルアーがデカいので大したことないように見えますが、サイズは75cmとなかなかのサイズ

これはめちゃくちゃ楽しいぞ

ルアー選びの時点から絶対釣れると思っていたのですが、実際に試してみて確信に変わった瞬間。

単に魚が釣れるだけでも楽しいのですが

・絶対釣れると思ったルアーで
・自分でルアーにアクションを加えて
・狙った通りに魚が食いつく

というプロセスが堪りません…!

特にビッグベイトはただ巻きだけじゃ食わないシチュエーションが多いので、自分から仕掛ける感じがいいんですよね

この日はこの一本だけで十分だと満足していたのですが、まだ時間があったのでもう少し投げてみます。

アクションは基本的には先ほどと同じく、緩急をつけたリトリーブ。

今回はスローに2-3回巻いた後に、クルクルッとリールの緩急だけで早巻をして変化をつけてみます。

そして何投かキャストしてくーるくる

くーるくる

クルクルッ

ガツン!

緩→急に変化を加えた直後、ゆっくり巻き始めたタイミングで食ってきました!

きっとルアーが水平フォールした直後の動き出しで食ってきたのだと思うと、狙い通り過ぎてニヤニヤが止まらない…!

感触からしてそこまで大きくはないのですが、無事にランディング

50cmちょっとのシーバスでした

魚体が大きくないだけに、このサイズのルアーに食ってきたことに驚きです。

今までビッグベイトでは60cmオーバーしか釣ったことがなかったので最少記録を更新したのですが、逆にこのサイズのシーバスにも食わせることができるというのはホエールスピンの食わせの力の証明なのかもしれません。

この日はホエールスピンのおかげで、ビッグベイトで2本のシーバスが獲れたという大満足な結果となりました。

気になるところ、注意点

最後にレイヴンクラフトのホエールスピンの気になるところや注意点について紹介します。

いつも商品を紹介する時はいいところと気になるところの両面を紹介しようと思っているのですが、こちらのルアーに関しては満足度が高すぎて思いつきません…汗

デザイン:かっこいい
動き:めちゃくちゃいい
付属パーツ:スペアフック、スペアテール入りで充実
耐久性:問題なし

と、商品としての完成度は完璧。

早巻きをしても動きが破綻せず水面から飛び出すこともなかったので、ビッグベイトの中ではかなり使いやすいと感じました。

強いて言うならやはり値段が高めで、日本のビッグベイトと変わらない水準だということ。

中国製ルアーといえばリールにしろルアーにしろ「国産メーカーの半額以下なのに使える」といった価格の安さを期待する方は多いですし、実際僕もそうですが、ホエールスピンのコンセプトはこれとは別で、純粋に国産ルアーと実力で勝負ができる品質を持ったルアーだと考えた方が良さそうですね。

ただ実際に使ってみても作りがとてもしっかりしていますし、釣果面でもジョイクロなどの大手国産ビッグベイトに全く引けを取らないので、ビッグベイト好きにはたまらないアイテムだと思います。

今回は中国の人気メーカーRAVENCRAFTのWHALE SPINEについて紹介しました。

「このルアーで釣ってみたい…!」と思わせてくれるようなロマンの詰まったデザインでありながら実力も本物で、僕もすっかり他のカラーも揃えてみたくなるほどこのルアーの魅力に憑りつかれています笑

使っていて本当に楽しいルアーなので、気になる方はアリエクスプレスで探してみてはいかがでしょうか?

WHALE SPINEの商品ページはこちら

この記事を書いた人

SNS総フォロワー数4万人の釣り情報メディア「釣りの知恵袋」なるフィッシュの管理人で、Yahoo!ニュースエキスパートとしてYahoo!ニュース等で釣りに関する情報を発信するWEBライター。
2020年から釣りに関するアイテムや情報の情報を発信し、今までに得た釣りのノウハウや、1,000種類以上の釣具を試してきた経験から釣りに役立つ情報を皆様にお届けします。

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