フックは魚との接点でありながら、消耗品でもあるため、できれば安くて質の良いものを使いたいですよね?
そこで今回は、そんな安くて質のいい国産フックであるウミボウズのトレブルフックについて紹介します。
ウミボウズのトレブルフックは使える?強度や刺さり具合を他社フックと徹底比較
ウミボウズのトレブルフックの概要
まずはウミボウズのトレブルフックの概要について紹介します。
◆ウミボウズ トレブルフック(#8)の概要
価格:999円
個数:20本
送料:無料
重量:0.33g
ウミボウズのフックは高品質の国産フックで、強度・鋭さの揃った高品質のフックです。
釣り人からの評価も高く、Amazonの評価でも5点満点中4.1点と非常に高い評価を得ています。
高品質の国産フックでありながら、値段は999円と非常に安価なことも魅力。
僕も実際にウミボウズのフックを使ったことがありますがクロダイも問題なく釣れているので、価格に対するお得さで言えば間違いなくトップレベルです。
ウミボウズのトレブルフックの強度は?
ウミボウズのトレブルフックの強度ですが、結論から言えばめちゃくちゃ強いです。
どれくらい強度が強いのか、実際にウミボウズの#8に負荷をかけて実験してみました。
上の画像のようにデジタルスケールを引っ掛けて、力を加えてみると…
なんと、12kg程度の負荷まで耐えることができました。
1度の測定ではブレがあるので合計3回測定すると、3回の平均値は10.4kgとなりました。
数値だけ見るとピンと来ない方も多いと思うので、他社のフックと比較してみます。
例えばどこの釣具屋でも見かけるオーナーばりSTINGERの#8で同じように実験してみると
6kg程度の負荷で曲がってしまったので、いかにウミボウズのトレブルフックの強度が高いかがわかります。
また僕が愛用しているマルトのトレブルフック。
こちらも安価で高品質の国産フックとして一部の釣り人の間で有名なのですが、同じように負荷をかけて測定した結果が9.2kgということで、ウミボウズのトレブルフックは強度だけで言えばマルトのトレブルフックよりも高いということになります。
刺さり具合は一般的なフックと同程度
強度と同じくらい重要なのがフックの刺さり具合。
こちらも他社製フックと比較しながら数値を測定してみました。
上の画像のように、スポンジにフックのベンドまで刺さるのに必要な力を測定します。
まずはウミボウズのトレブルフックで測定してみると…
400g程度の力があればベンドまで刺さりました。
合計3回測定した結果、平均値は417gです。
この数値だけを聞いても判断ができないと思うので、オーナーばりのSTINGER#8で同様に測定してみると、3回の平均値が390gとウミボウズのトレブルフックと同程度であることが分かりました。
では先ほど紹介したマルトのトレブルフックで同じように数値を測定してみると…
なんと3回の平均値が280gとの結果が出ました。
この実験ではベンドまで刺さるのに必要な力が少なければ少ないほどよく刺さるフックであるということになるので、ウミボウズのトレブルフックはSTINGERとは同程度ではあるものの、マルトのフックの方がよく刺さるという結果となりました。
ただウミボウズのフックは針先を触ってみても鋭いですし、実際にクロダイやシーバスも釣っているので、刺さり具合については問題なく使えるレベルだと思います。
結論、ウミボウズのトレブルフックは普通に使える!
強度、刺さり具合、価格を加味して他社のフックと比較してみました。
結論から言えば、ウミボウズのトレブルフックは普通に使えます!
単価では安価で有名なマルトのトレブルフックと同レベルで、強度については高いと評判のマルトのフックを上回っています。
刺さり具合に関してはマルトのフックが頭ひとつ抜けてはいるものの、他のメーカーと同水準で問題なく使用できます。
マルトのフックもウミボウズのフックもどちらも安価で高品質ですが、より強度を求めるならウミボウズのトレブルフック、刺さり具合も重視するのならマルトのフックになるのではないでしょうか。
今回はウミボウズのトレブルフックについて紹介しました!
安価でありながら高品質な国産フックなので、コスパのいいフックを探している方はぜひ探してみてはいかがでしょうか。
ちなみに僕が愛用しているマルトのトレブルフックについては下の記事で詳しく紹介しているので、気になる方はこちらもぜひご覧ください。