高い断熱性能で注目を集めている、ワークマンの「XShelter(エックスシェルター)」シリーズ。
2026年秋冬にもたくさんの新商品が登場したのですが、中でも注目を浴びていたのが「XShelter断熱Ωプレミアム防水防寒スーツ」。
従来の「断熱αの2倍の保温率」があるとされる新素材「断熱Ω」を使用していることもあり、めちゃくちゃ期待値が高いんですよね!
そこで今回は2026年10月に実施されたワークマンの新作展示会で実物を見た感想や、断熱αイージスプレミアム防水防寒スーツとの違いなどについて紹介していきます。
エックスシェルター断熱Ωプレミアム防水防寒スーツのスペック

値段:15,000円(上下セット)
管理番号:68228
耐水圧:30,000ミリ
透明湿度:2レイヤー部分→65,000グラム、3レイヤー部分→100,000グラム
サイズ:M、L、LL、3L、4L
今回紹介するのはワークマンのXShelter断熱Ωプレミアム防水防寒スーツです。
値段は上下セットで15,000円とワークマンの中では高額商品の部類となっています。
こちらの商品の見どころはやはり生地に新素材のXShelter「断熱Ω」を使用していること。
実は今年は断熱Ωを使用したアイテムがいくつか登場しているんですけど、とにかく断熱Ωが従来の断熱α・βの明確な上位素材に位置付けられていて、保温率は断熱αの2倍もあるんですよ。

また防水防寒ウェアということなのですが
- 耐水圧:30,000ミリ
- 透湿度:2レイヤー部分→65,000グラム、3レイヤー部分→100,000グラム
と非常にハイスペックとなっています。(※ここは要実証が必要ですが)

僕は昨シーズンまでワークマンのXShelter断熱αイージス防水防寒プレミアムスーツを冬の釣りで愛用していたんですけど、この商品はその上位モデルにあたるそうなので、断熱αプレミアムとの違いについても触れながら紹介していきます。
暖かさの秘訣は新素材のXShelter「断熱Ω」
このウェアを語る上で外せないのが、新素材の「断熱Ω」を使用していること。
XShelterのシリーズも種類が多くなってきたので別の機会に詳しくまとめる予定ですが、現状は
- 断熱α:断熱性×軽さ
- 断熱β:断熱性×ストレッチ性
だったのが、今回登場した断熱Ωは「αとβのいいところを掛け合わせた上位素材」なのです。

生地単体での断熱性も-15度対応ですし、保温率は断熱αの2倍で、通気性の高い断熱αよりも透湿度で上回っています。
実際に断熱Ωをつかっていろいろ実験をしてきたのですが、氷水の中に足を入れても冷たさを全然感じなかったので、その断熱性は本物。
なので単純に、断熱Ωの素材を使って同じ商品を作るだけでも、断熱αプレミアムの上位商品なのです。
実際に着用してみた
それでは実際にエックスシェルター断熱Ωプレミアム防水防寒スーツを着用してみました!

僕は身長172cmで、今回はLを着用しています。
ワークマンは普段はMを着用することが多いのですが、少しタイトなデザインなので中に何か着込むならワンサイズ上でもいい気がします。
着用した感想ですが、めちゃくちゃ暖かい…

というか、これ寒冷地でない地域だと完全にオーバースペックです笑
生地自体は非常に厚手で、中綿の量も従来品の3倍入っているのだとか

動きやすさに関してはかさばりますし、生地も硬めでゴワつきはするのですが、保温性と冷気を遮断する力は今までのウェアとは段違いで、まさに雪国仕様という感じです。
ズボンの部分も、めちゃくちゃ綿が詰まっています。

着用した感じとしては、もはやスキーウェアです笑
僕は冬の釣りで使う予定なんですけど、北風くらいなら余裕ですし、このレベルなら冬のバイク乗りの方でも使えるレベルなんじゃないでしょうか。
とにかく、今年の断熱Ω製品はこれまでのワークマンの防寒アウターと比べて完全に暖かさの次元が違います。
人によっては動きにくいとか、ここまで暖かくなくていいと言う人もいると思いますが、個人的にはこういう尖った性能の商品は大好物です笑
しかもこちらのウェア、まだまだ暖かさの秘訣がありまして

なんとジャケットとパンツの部分をファスナーで接続できるんですよ
これの何が凄いかっていうと、ジャケットとパンツが別々の商品だとしゃがんだり屈んだ時に腰がめくれて冷気が入ることがあったんですけど、こちらのウェアはファスナーで接続することで

腰からの冷気の侵入を完全にブロック。

さらにファスナー部分よりも丈が長めに作られているので、ファスナーをしっかり覆うことで腰回りも暖かくなっています。
もちろん断熱αプレミアムのいいところはしっかり残っていて、インナー袖でつながっているので手首からの冷気の侵入もありません。

あと断熱Ωプレミアム防水防寒スーツには他にもこだわりポイントがあって、注目してほしいのが足首の部分。
足首のところにファスナーがあるので、ガバっと開ければ靴を履いたままでも着脱がしやすくなっています。

当然、ファスナーがある部分は冷気が入り込みやすくなってしまうんですけど、こちらのパンツはダブルフラップ構造を採用していて

内側のフラップでファスナーを覆いつつ、外からも大きめのフラップで覆ってくれるという安心感。
生地が強化されているだけでなく、構造面でも強化が図られていて、防寒性能で言えば完全に断熱αプレミアムの上位製品と言えそうです。
ワークマンの他の防寒ウェアと比較してみた
ここまで見て「他のワークマン製品のアウターとどっちがいいの?」と思った方もいると思います。
そこで今回のXShelter断熱Ωプレミアムと、ワークマンの防寒ウェアを比較してみました。
XShelter断熱αイージスプレミアム防水防寒スーツとの比較

まず真っ先に思いついたのが、かつての冬の釣りでの最強アウター「XShelter断熱αイージスプレミアム防水防寒スーツ」
これは僕もここ2シーズンほど冬の船釣りやバチ抜けなどで愛用してきたのですが、比較してみるとこんな感じ。
| 比較項目 | 断熱α イージスプレミアム | 断熱Ω プレミアム |
|---|---|---|
| 価格(税込) | 9,800円(上下セット) | 15,000円(上下セット) |
| 耐水圧 | 30,000mm | 30,000mm |
| 透湿度 | 50,000g/㎡/24h | 65,000~100,000g/㎡/24h(部位による) |
| 防寒グレード | 4 | 5+ |
| 生地の硬さ・ゴワつき | 多少感じる | 強めに感じる |
印象としては単純な防寒性においては断熱Ωプレミアム防水防寒スーツの方が上なので、暖かさを最重視する環境では断熱Ωプレミアムの方がいいと思います。
ですが正直なところ、断熱Ω製品は暖かすぎるので、積雪地域などの寒冷地でなければオーバースペック。
中にライトダウンやニットなどを着こむことを前提にするなら、寒冷地以外では断熱αプレミアムでも十分暖かいと感じています。
断熱Ωプレミアム防水防寒スーツは暖かい分、生地が重くて硬くなりがちなので、暖かさがそこまで求められない地域では、動きやすくて値段の安いエックスシェルター断熱αイージスプレミアム防水防寒スーツでもいい気がしました。
XShelter断熱αイージスプレミアム防水防寒スーツの詳しいインプレについては下の記事で紹介しています。
【2026年新作】ワークマン「XShelter断熱αイージスプレミアム防水防寒スーツ」が進化!旧モデルとの違いを徹底比較
エックスシェルター断熱Ωギガパフハイロフトダウンとの比較

続いて同じく今年に登場したXShelter断熱ΩGIGA PUFFハイロフトダウンとの比較です。
特徴を比較するとこんな感じ。
| 比較項目 | 断熱Ω プレミアム防水防寒スーツ | 断熱Ωギガパフハイロフトダウン |
|---|---|---|
| 価格(税込) | 9,800円(上下セット) | 15,000円(ジャケットのみ) |
| 耐水圧 | 30,000mm | なし(耐久撥水) |
| 防寒グレード | 5+ | 5+ |
| 生地の硬さ・ゴワつき | 強めに感じる | かさばるけど軽くて動きやすい |
どちらも断熱Ωを使用していて暖かいのですが、単純比較すると暖かさは断熱Ωギガパフハイロフトダウン。
綿の量も多いですし、-30度の環境下で実証試験をしているだけあって、さすがはワークマン最強防寒着です。
ただこの二つを比べる上で注目したいのが「防水性」と「生地の硬さ・ゴワつき」
釣りでは雨や波を被ることがあるのですが、断熱Ωギガパフハイロフトダウンは防水ではなく”耐久撥水”なので、雨や波などの濡れる環境下での使用は想定していないため、濡れる可能性がある場合は断熱Ω プレミアム防水防寒スーツを選んだ方がいいと思います。
一方で、着心地の軽さやゴワつきの面では間違いなく断熱Ωギガパフハイロフトダウンです。
どちらも厚手でしっかりしたウェアなのですが、防水性を求めるほど生地が硬く・重くなってしまうもので、断熱Ωギガパフハイロフトダウンは敢えて防水を捨てて”耐久撥水”にすることにより着心地の軽さや柔らかさを実現しているので、雨の心配のないドームのワカサギ、晴れた日のおかっぱりなどでは断熱Ωギガパフハイロフトダウンの方がいいと思います。
エックスシェルターギガパフハイロフトダウンの詳しいインプレは下の記事で紹介しています。
【ワークマン史上最暖】XShelter断熱Ωプレミアムハイロフトダウンをレビュー!本格雪国仕様の実力は?
気になるところ・注意点
ここからはXShelter断熱Ωプレミアム防水防寒スーツの気になるところ・注意点について紹介します。
重くてゴワつく
やはりなんといっても、重くてゴワつくこと。
これは防寒性能の高さをトレードオフなのですが、購入前に覚悟しておいた方がいいです!
やっぱり綿の量もワークマンのアウターの中ではかなり多いのでかさばりますし、防風性能を高めるためにも生地が硬い方がいいんですよね。
もしXShelter断熱αプレミアム防水防寒スーツと同じくらいの動きやすさを期待して買うと、失敗しやすい部分かなと思います。
あとウェア全体の重さもしっかりあって、1日着ると肩凝りなどを感じる可能性はありそうだなと思いました。
寒冷地以外ではオーバースペック
続いて寒冷地以外のところでは暖かさの面で完全にオーバースペックです。
例えば東京などで着た場合、着れたとしても12月ごろではまだまだ早すぎますし、着れたとしても1-2月の厳寒期の短い間だけ。
しかもインナーさえ暖かければ、インナーの上から直で着れるくらいだと思います。
東京の釣りだとスキーウェアを着てやるようなものなので、本当に寒い地域以外では従来の断熱αプレミアムで十分です笑(最高の誉め言葉)
購入方法・販売時期について
最後にエックスシェルター断熱Ωプレミアム防水防寒スーツの購入方法と販売時期について紹介します。
まず販売時期についてですが、既に発売を開始しています。
10月7-8日に実施された展示会に合わせてオンラインと店舗販売を開始したとのことなので、早い店舗だと店頭にも並んでいるとの噂も。

ちなみに購入方法についてですが
- 店頭販売
- ワークマン公式オンラインストアの予約販売
の2つあります。
が、僕が調べてみたところ執筆時点で全サイズで予約販売が終了しているので、店頭販売のみのようですね。

ワークマンの人気商品はシーズン本番になると品切れになるので、欲しいからは今からワークマンの店舗を探してみてください。
今回はXShelter断熱Ωプレミアム防水防寒スーツについて紹介しました!
実は僕も予約販売をしていて、実物が届き次第詳しいレビューを追記する予定なので、気になる方はぜひ続報をお待ちください。
他にも断熱Ω製品のレビューをしているので、気になる方はこちらも併せてご覧ください!


