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アンダー1万円とリールの中では比較的に手ごろな価格のナスキー。
そのナスキーがモデルチェンジによって、価格に見合わないハイコスパリールに生まれ変わったと話題になりました。
そこで今回は、実際に21ナスキー2500SHGを購入して使用した感想について紹介したいと思います。
21ナスキーの改造方法はこちら
21ナスキーを使ってみた感想
おすすめポイント
その① 滑らかな巻き心地
一つ目に紹介したいのが巻き心地の滑らかさ。
1万円以下で買えるリールとは思えないほど滑らかな巻き心地で、グリスやオイルを社外品に付け直さなくても快適に使用できました。
それもそのはず、この21ナスキーにはモデルチェンジによってガタツキや揺れを抑える「サイレントドライブ」という技術が使用されています。
本来は上位機種のみに使用される技術なのですが、21ナスキーはアンダー1万円ながらもサイレントドライブを使用しているのでコスパに見合わない巻き心地が実現されているという訳です。
巻き心地が滑らかなリールは使っているだけでも楽しくなります!
その② ドラグ性能
21ナスキーはドラグ性能も十分実用的なもので、実際に70cmのシーバスをかけてみてもドラグがしっかりと機能してくれたので安心してやり取りができました。
ドラグは魚と引っ張り合いになった時、糸が切れないようにラインを放出する機能ですが、これがしっかりしていないとせっかく魚をかけてもキャッチできないので、どれだけ安価に済ませたくてもドラグ性能は妥協しない方が良いと思います。
その③ 高級感のあるデザイン
価格の安いリールはどうしても見た目にも安さがでてしまいがちですが、21ナスキーは暗いシルバーを基調とした高級感のあるデザインです。
作りがしっかりしていて、どんなロッドにも合わせやすいです。
釣り具もかっこいいものを使っているとテンションが上がるので、この価格でこのデザインは嬉しいですね!
気になるところ
今まで良いところをお伝えしてきたので、次は気になる点を紹介します。
その① リールの重量
21ナスキーで気になったのはリール自体の重量。
同価格帯の中で突出して重いという訳ではないのですが、同じ番手の上位機種のリールと比べるとやはり重く感じてしまいます。
重いと言っても数十グラムの差ではあるのですが、されど数十グラム。
1日キャストし続けるとこの差は思いのほか大きく、軽いリールを使ってみたいという方には物足りなさを感じるかもしれません。
その② ベアリングが少ない
リールにおいて上位機種と差が付きやすいのがベアリングの数。
上位機種ほど回転を司る部分ではベアリングが使用されているのですが、安価な機種はどうしても費用を抑えるためにプラスチックの部品で代替されます。
21ナスキーも例に漏れず、ハンドルノブやラインローラーでベアリングの代わりにプラスチックの部品が使用されています。
確かに21ナスキーの巻き心地も滑らかなのですが、どうしても部品の差は埋められず上位機種と比べると見劣りしてしまいます。
ただし自己責任にはなるものの、ベアリングを購入して自分で付け替えることで使用感が改善しました。
詳しい改造方法は下の記事で紹介しています。
気になる方はぜひ試してみてください。
今回はコスパ抜群と評判の21ナスキーについて、使用感を紹介しました!
間違いなく価格よりもお得感のあるリールなので、これから釣りを始めようという方やコスパの良いリールを使って快適に釣りがしたいという方はチェックしてみてください。