シーバスを釣った際に切り身やカマを食べる人はいても、内臓を捨ててしまう人が殆どではないでしょか?
ですが実は、浮袋は食べてみると捨てるのがもったいないくらい美味しいんです!
そこで今回は、そんなシーバスの浮袋を使った絶品ポン酢和えのレシピを紹介します。
シーバスの浮袋は絶品!簡単で美味しいポン酢和えのレシピを紹介
用意するもの
用意するものは以下の通りです。
- シーバス:1匹
- ポン酢:大さじ1杯
- 刻みネギ:適量
作り方
それではシーバスの浮袋のポン酢和えの作り方について紹介します。
まず用意するのは新鮮なシーバスです。
今回はボートで沖のシーバスを釣ってきました。
シーバスを持ち帰ったら、うろこを落とし、表面のぬめりを取るといった基本的な下処理を行います。
ちなみにシーバスの鱗を落とす時には、がまかつのうろこ取りがあるとシンクや壁に飛び散らないので本当に便利です。
シーバスの旬は夏というだけあって、お腹を捌いてみると
内臓脂肪がたっぷり詰まっています。
この内臓脂肪で見にくいのですが
こちらの浮袋の部分を丁寧に取り出します。
エラや胃袋、卵巣などの内臓を取り出した後に指で丁寧に剥がすようにして取り出します。
取り出した浮袋の様子がこちら。
この状態ではまだ食べられないので、中身を包丁やハサミなどで切って開いて
中の赤みやぬるぬるしたところを水で洗い流します。
水で洗い流したら、お湯で茹でます。
サッと火を通すだけでいいという方もいますが、寄生虫の不安もあるので今回は1分ほど熱湯でしっかり火を通しました。
火を通した浮袋がこちら。
加熱前はふにゃふにゃとしていたのですが、加熱後は感触が少し硬くなっています。
こちらを包丁で細切りにします。
後はお好みのお皿に、ネギを乗せてポン酢で和えれば
シーバスの浮袋のポン酢和えの完成です。
さて魚の浮袋の味は全く見当がつかないという方も多いのではないでしょうか?
では一口、浮袋を口に入れてみると…
くにゅくにゅとした食感と独特のコクで、ポン酢がよく合うアッサリとした味わいです!
浮袋単体ではあまり味はなく、脂っぽいようなコクのみが感じられるのですが、ポン酢やネギなどの薬味と合わせることで箸が止まらない絶品料理になります。
あまりの旨さに、あっという間に空っぽになってしまいました。
これを一度味わってしまうと、今まで捨てていたことを後悔すると思います。
作成時間も浮袋を取り外してからは10分もあれば作ることができます。
今回はシーバスの浮袋を使ったポン酢和えの作り方について紹介しました。
1匹のシーバスからとれる量はそれほど多くないのですが、非常に美味しいのでシーバスを持ち帰って食べる時にはぜひ試してみて下さい。