イマカツの人気羽根モノルアー「アベンタクローラーバゼル」
今までクローラーベイトはなんとなく釣れない気がして避けていたのですが、実際に釣り場でお会いした人からオススメされて、調べてみるとSNSやYOUTUBEなどでも「めちゃくちゃ釣れる」と話題なっているではありませんか…
いろんなバゼルの動画を見漁っているうちに、いつの間にかAmazonでポチっていましたw

数年前にSNSや動画でかなり話題になっていたので、見かけて気になっている方や、すでに購入したものの「思ったより釣れない」「どんな場所で使えばいいのか分からない」と感じている方も多いのではないでしょうか?
僕も初めは使い方がわからなかったのですが、使っているうちにだんだんとこのルアーの使いどころや魅力がわかってきたので、この記事ではアベンタクローラーバゼルを実際に使って分かった強みと弱点、釣れる状況やおすすめの使い方について詳しく紹介します。
購入を検討している方はもちろん、すでに持っているけれど使いこなせていないという方もぜひ参考にしてみてください。
アベンタクローラーバゼルのスペック

値段:2,310円(税税込)
サイズ:80mm
重さ:6.8g
標準フック:BKK SPERA20#8
今回紹介するのはイマカツのアベンタクローラーバゼルです。
値段は定価で2,310円ですが、あまりの人気商品なのでAmazonなどでは新品だと送料込みで2,700円程度。
昔は買えないくらい人気だったみたいなのですが、今はAmazonでも買えるようになっています。

サイズは80mmとワカサギを思わせるサイズ感・形状をしていますが、なんといってもその特徴はボディの両側についたウイング。

キャスト時にこちらが開くことでピチャピチャと水面で音を立てて泳いできます。
標準フックはBKKなのですが、有名どころのFANGSではなく細軸のフックが使用されています。
詳しい人に確認したところ、どうやらBKKのSPERA20という淡水用のフックでした。

刺さりは非常に良く、強度もしっかりしているので箱から取り出してそのまま使えます。
バゼルの「釣れるシチュエーション」
続いてみなさんが一番気になっているであろう、バゼルの釣れるシチュエーションについて。
パッケージには「瀕死のワカサギ」を演出してデッドスロー、時に早巻きがいいと書いていたのですが、個人的には
- テナガエビを意識したアフターのバス
- ハクなどのベイトを意識したタイミング
などがめちゃくちゃ強いです!

6月初旬にバゼルを使い始めたのですが、川バスのアフターでラージがボコボコでした。
たぶんエビパターンだったと思うのですが、他にも雨が絡むとめっぽう強く、ハクパターンなどのベイトを意識した状況でも高速巻きでガバっと食ってきました。

6月以降は時期的にも魚が水面を意識しやすい時期ですし、朝マヅメや曇天時の水面のプレッシャーが低い時期に強いです。
バゼルの釣れる動かし方
続いてバゼルの釣れるアクションについて。
僕もクローラーベイトはまともに使うのが初めてだったのでわからなかったのですが、実際に魚を釣って見て効果的だと思ったアクションを紹介します。
中速巻き
まずバゼルの使い方の中でも基本的なのが中速巻き。

単にただ巻きといってもバゼルのただ巻きは3種類あり、中速巻きがベースとなります。
「ギリギリ水しぶきを立てない速さ」をイメージしてください。
ポッパーやペンシルなどと違い、ロッドアクションなしのただ巻きで広範囲を効率よく探ることができます。
基本はこの中速巻きで魚が出るので、中速巻きで反応がない時に次を試します。
スロー
続いてスローです。
スローは中速よりもゆっくりで「モタモタと動き、少し波紋が出る程度」です。
中速巻きの水しぶきでアピールが強すぎる時に、スローにするとガバっと出てくることがあります。
高速巻き
続いて高速巻きですが、これは「完全にしぶきが出る」スピード。
ハクパターンなど、既に目の前でボイルが起こっているような時には、水しぶきを出す速さでパチャパチャと水面を滑るように巻くと、スイッチの入った魚がアタックしてくることがあります。
シェイク
続いてシェイクです。
着水後にかるく糸ふけを取って竿先を揺らすと、水面に波紋を出します。

シェイクに関してはルアーを動かす必要はなく、その場で波紋を出すだけで大丈夫です。
着水後に魚に知らせるためにシェイクしてもいいですし、かけあがりに差し掛かった時にシェイクを入れると、1点で誘っている間にバクッと食ってくることがあります。
トゥイッチ
最後にトゥイッチです。
ただ巻きでもしっかりアクションしてくれるバゼルなのでトゥイッチは不要かと思っていたのですが、これが結構効きます。
ただ巻きよりもアクションが大きくなる他、ただ巻きよりも移動距離を抑えられるので、かけあがりや障害物周りを通過する時に、敢えて派手なアピール&ネチネチと誘うのがお気に入りです。
基本動作を組み合わせることで釣果アップ!
基本は先ほどお伝えした
- 中速巻き
- スロー
- 高速巻き
- シェイク
- トゥイッチ
の5種類を駆使して誘うのですが、バゼルの真骨頂はこれらを組み合わせてこそ。
例えばオープンエリアでは「着水後にアピールするためにトゥイッチを5回ほどした後、魚に気づかせた後に中速巻き」
かけあがりより先にキャストして「かけあがりに差し掛かる前にストップ、1瞬ポーズを入れてから巻き始める」といったアクションを加えると、ポーズから巻き始めた瞬間にガバっと食ってくることがよくあります。
他にも「ただ巻き→ストラクチャーの側を通過するタイミングでシェイク」といったように、これらの基本動作を組み合わせると、その変化に思わず魚が食ってくることが本当に多いです。
アベンタクローラーバゼルを実際に使ったインプレ
それでは実際にバゼルを使って釣りをしていきましょう。

雨が絡んだシチュエーションで狙っていきます。
増水の影響で普段はないところにかけあがりが出現しています。
こんなコンディションで狙うのはもちろん「岸際」

赤線のコースを丁寧に探っていきます。
他にもかけあがりの先に投げてみて、岸際に寄るベイトを演出。
引き波を立てながら岸際に近づけてみると

ちょうど足元でガバっと捕食音!

かけあがりを超えて、足元過ぎるヒットで完全に油断していました笑

そして上がってきたのは

ラージでした。
サイズは25cmほどしかないのですが、このサイズでも普通に食ってきます。
続いて良さげな沈み木を発見。

沈み木の右側を意識しながら通していると、何やらベイトが追われているではありませんか。
パチャパチャと水しぶきを立ててストラクチャーのそばまで近づき

シェイクをしてみると

シェイク中に上の赤丸のところでヒット!
バイトシーンが丸見えなのでめちゃくちゃ楽しいです!
そして上がってきたのは

30cmくらいのラージ。
先ほどより少しサイズアップしました。
時期は6月頃で、アフターのバスなのだと思います。
別の日のも雨パータンで
雨が降ったタイミングで、バゼルを持って突撃してきました。

河川のポイントなのですが、干潮で減水したタイミングにだけ現れる杭を狙っていきます。
ポイントに着いたらすぐ岸際に立たず、5m程度離れてキャスト。

杭は20m程度離れているのですが、2-3mほど杭の奥にキャストしていきます。
杭の近くはゆっくり誘いたかったので、トゥイッチを入れて移動距離をおさえて

通り過ぎたらただ巻きに切り替えます。
1投目では反応なし。
続いて再び同じコースに入れて、ただ巻きしていると…

杭を通り過ぎた頃にガバっと下からバイトが!

そのまま引き寄せて上がってきたのは

25cm程度のバスでした。
サイズはありませんが、このサイズのバスでも果敢に食ってきます。
別の日にも
別の日にもバゼルを使ってみました。
この日は曇ってはいるものの、7月頭の昼の11字頃。

バゼルをキャストして、杭の側をパチャパチャと通していきます。
速度はちょうど水しぶきがわずかに出る程度、すると杭の横のラインを通過した時に

ボフッと下から食いあげる形でヒット!
ストラクチャーが多いので、そのままゴリ巻きして引っ張り出すと

上がってきたのは30cmほどのラージでした。
バゼルは本当に”エビパターン”だった
実はこのバス、コンディションが良いので持ち帰って捌いてみたのですが

なんと胃の中から出てきたのはテナガエビ!
ちょうど触覚が口から飛び出す形で食われていたので、恐らくキックバックして浮いたタイミングで捕食されていたのでしょう。
バゼルがエビパターンに効くと言われていたものの、本当にエビパターンなのかと疑問に思っていたのですが、これで間違いなくエビパターンだと確信できました。
実は夜も釣れる
クローラーベイトといえば朝か昼のイメージがありますが、実はバゼルは夜でも釣れるのです。

チョイスしたのはこんな感じの、テトラがいい感じに沈んだところ。
沈みテトラの上、テトラの切れ目などを丁寧に狙っていると

まさかのシーバスがヒット!
セイゴサイズですが、シーバスも釣れてくれます。
その後は同じポイントを投げ続けていると

まさかの良型のギル笑
ギルばかりなので省略しますが、この日は良型のギルが立て続けに5匹釣れました。
夜に狙う場合は、デイと違って水しぶきを立てないスローとシェイクを主軸に組み立てると釣果が良いです。
アベンタクローラーバゼルの良かった点
アベンタクローラーバゼルの良かったところについて紹介します
見た目の割に意外と飛ぶ
重さ6.8g、空気抵抗の大きい羽物系ということで飛距離が弱点になるだろうなと思っていたのですが、こちらのバゼルはなぜか意外とよく飛びます。
基本はスピニング推奨らしいのですが、僕はPE0.8号、ベイトフィネスタックルでやっていて、飛距離を測ってみると27mほど飛んでいました。

これだけ飛べば、ストラクチャーの先に落とすこともできるので、飛距離の面で困ったことはいまのところはありません。
ちなみにベイトでバゼルを飛ばしたい方は、ロッドがKINGDOMのKO3というロッドと、リールがPURELUREのCSHEETAHというDCリールがオススメ。

ともにアリエクスプレスで売っていて、値段はそれぞれ1万円程度で買えます。
KINGDOM KOⅢ C662Mレビュー|国産級素材を採用した高感度チニングロッド
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食わせの力が凄い
こちらのバゼル、トップ系の中でも食わせの力がとにかくすごいです。
一体、魚からは何に見えているのかわからないのですが、水面をパチャパチャと引いてくるとバコっと食ってきます。

シルエットが大きいからか、個人的には他のトップ系よりもフッキングしやすい気がしますし、誤爆してもただ巻きしていれば2度、3度とアタックしてくることが多いです。
アクションが多彩
個人的に他のトップ系と違うなと思っているのが、アクションが多彩なこと。
上で紹介した通りただ巻きで3パターン、シェイクとトゥイッチを一つのルアーでこなせるので、「一つのキャストの中で組合わせられる」のが本当に強い。
羽があることで虫のようにも見えることから、着水時はまずシェイク、魚が見に来たらただ巻きにシフトといった具合に変化を加えると本当によく釣れます。
バス以外でも使える
これはまだ実験中なのですが、バゼルはどうもバス以外でも使えるっぽいです。
僕が試した限りでは
- バス(ラージ)
- シーバス
- ブルーギル
は少なくとも釣れていますし、この前試した時にはフッキングには至らなかったものの「チュパッ!」とした音の捕食音が2度もあり、恐らくチヌだと思うので、チヌトップで実験したいと思います。
アベンタクローラーバゼルの気になった点
バゼルを使ってみて、気になったところを紹介します。
風が強い日はアクションが破綻しやすい
一つ目は強風時に使えないところ。
実はバゼルを初めて使用したのは強風時だったのですが、その時は水面を泳がせてみても傾いてしまって真っすぐ泳がず「本当に釣れるのか?」と思ってしまいました。
その後、風のない日に試すと早巻でも問題なく動いたので、風のあるシチュエーションは苦手です。
流れのある場所は苦手
続いて流れのあるところも苦手。
こちらもきれいにバタバタと泳いでくれなくなり、バゼル本来のアクションが出せなくなります。
もし流れのあるところで使いたいなら、アップに投げて流れより早く巻くことをオススメします。
ピンキャストが苦手
3つ目はピンキャストが苦手なところ。
というのもこちらのルアー、軽くて風の抵抗を受けやすいので、キャストの後半に風の抵抗を受けて右や左にカーブするのです。
例えばオーバーハングや杭の周辺を狙っていると、急にカーブして木や杭に引っかかることが良くあります。
アベンタクローラーバゼルが釣れない理由は?
これだけネットやSNSで釣れると話題のバゼルですが、使っていて「バゼルは釣れない」と思ってこのページに行きついた人もいるのではないでしょうか?
バゼルは確かに良く釣れるのですが、ヒットパターンはどれも似ていて、バゼルの得意なシチュエーションというものが明確にあります。
地形を意識していない
一つ目が地形を意識していないこと。
これはバゼルに限らず全てのトップ系に共通していることですが、トップで釣りをする時に「水面」であればどこでも良いわけではありません。
むしろトップこそ
- かけあがり
- 沈みテトラ
- 杭
- オーバーハング
といった地形把握が必要な釣りなのです。
詳しいことはこちらの記事で紹介しているので読んでいただきたいのですが
意識するだけで釣果に差が出る!絶対にマスターしたい「食わせの地形」とは?
とにかく魚にとって水面とは、小魚やエサを追い込むのに便利な反面、鳥などから捕食されやすい危険ゾーンでもあります。
なので少しでも捕食成功率の高くなるような場所でバイトが起きやすいのです。
例えばその観点だと

このかけあがりは絶対狙いたいポイントですし

このラインで引けば、杭の際を通り過ぎる時と、かけあがりを通過する2回のチャンスがあります。

このコースも沈み木とかけあがりが絡むので絶対に通しておきたいポイント。
このような視点で見てみると、近くの釣り場でも「ここにいるかも…」という風に見えてきませんか?
逆に言えば、捕食のチャンスもなければ、魚が身を潜めるための場所がないオープンエリアの水面では、よほどベイトに反応していない限りはバイトに持ち込めません。
ベイトがいない
続いてベイトがいないところで投げていないかということ。
バゼルは優秀なルアーではありますが、ベイトとなる生き物がいないところではさすがに厳しいです。
ベイトとなる生き物のの代表的なものはテナガエビ

6月頃から河川に遡上する、アフターのバスのベイトになっています。
続いてハク

ボラの幼魚で、水面をピチャピチャしながら泳いでいます。
ハクが追われている時のピチャピチャが、バゼルの出す波紋にそっくりなのではないかと思っています。
バゼルが釣れずに悩んでいる人は、まずはこれらのベイトがいる場所を探してみましょう。
そしてこれらの獲物を追い込みやすい地形を見つけることが重要です。
水際に不用意に立たない!
これ、めちゃくちゃ重要なんですけど、水際に不用意に立たないでください!
水際って思ってたよりも魚がついていますし、ベイトを追い込みやすいポイントなので、水際を攻める前に立ちこむとせっかくのやる気のある魚が逃げてしまいます。

バゼルに限らず、トップで釣りをする時は初めの一投は5m以上離れてキャストし、徐々に近づくようにしましょう。
アベンタクローラーバゼルはこんな人におすすめ
アベンタクローラーバゼルがオススメな人をまとめてみました!
トップウォーター初心者
使ってみて思ったのが、これはぜひ「トップウォーター初心者」の方に使って欲しいということ。
よく釣れるのも当然そうなのですが、アクションがポッパーやペンシルと違ってただ巻きだけで釣れるアクションが出せるのは手軽でした。
効率よく探りたい人
バゼルを使って感じたのが、とにかく広範囲を探れるところ。
ただ巻きなのでテンポがいいですし、アピールも大きめので、オープンエリアではかなり効率がいいです。
梅雨のバス釣りを楽しみたい人

バゼルは雨の時期にめっぽう強いです…!
パチャパチャとしたアクションも、雨が降っている時や濁りがある時は魚の警戒心が下がるのでグッと釣りやすくなります。
テナガエビパターンを攻略したい人
テナガエビパターンを攻略したい人は本当にオススメです!
なんでかわからないのですが、テナガエビの絡む場所や時期でバゼルは本当によく釣れてます。

個人的にですが、テナガパターンで使うときはクリア系のカラーの実績がいい気がします。
オススメのカラーは?

ルアーを買うときに気になるのがカラーですが、結論から言うとバゼルに関してはカラーはぶっちゃけなんでもいいです笑
なにせトップなのでそもそも半分は水に浮いていますし、波動で寄せる釣りなので、どのカラーでも気にせず使って大丈夫だと思います。
一応、上でも書きましたが、個人的にはクリア系のルアーはテナガエビにも似ていますし、他のトップ系ルアーでもクリアが良く釣れる気がしているので、困ったらクリア系を選んでおけば無難に対応できると思います。
まとめ
今回はアベンタクローラーバゼルのインプレや、釣れる使い方について紹介しました!
雨の時期には本当に良く釣れるルアーなので、テナガエビやハクが絡むところで釣りをする方や、トップで魚を釣ってみたい方はぜひ試してみてはいかがでしょうか?


