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魚を釣るためには魚の目の前にルアーを通すことが重要ですが、魚の目の前にエサやルアーを通しても魚に捕食スイッチが入っていなければ見向きもされないなんてことが良くあります。
そこで今回は、そんな魚の捕食スイッチが入るきっかけを5つ紹介したいと思います!
魚の捕食スイッチが入るきっかけ5選
①潮が動き始めた時
まず初めに紹介するのが「潮が動き始めた時」です。
潮止まりの時刻では何をやっても釣れなかったのに、潮が動き始めてからアタリが連発するということが良くあります。
特にカレイの投げ釣り、うなぎ釣りなどをしている時は1日の釣果が潮が動き始めた時に集中していたなんてことが良くありました。
潮が動き始めると、潮が止まっているときよりも水中に酸素が取り込まれやすくなるので、魚の活性が上がりやすくなります。
またエサとなるプランクトンなどが流れによって運ばれてくることで小魚が活動を始め、その小魚を追って大きな魚も捕食スイッチが入りやすくなります。
海や汽水域で釣りをする際には、潮汐表をチェックして潮が動く時間を確認すると良いと思います。
②風が吹き始めた時
風が吹き始めた時も魚の捕食スイッチが入るきっかけになります。
風が吹くことで水と水がぶつかり、水中に酸素が溶け込みやすくなって魚の活性が上がりやすくなります。
また風が吹くことで水面が波立ったり、濁りが入ることで魚の警戒心が薄くなりバイトが連発することも!
僕が通っていたフィールドでは「風が吹いていないと釣れない」とまで言われていましたし、風が吹いたタイミングでバイトがあったことも経験しているので、風が吹き始めるタイミングを狙って釣りをするのもアリだと思います。
⓷他の魚が捕食している時
他の魚が捕食を始めたことがきっかけで、別の魚の捕食スイッチが入ることがあります。
ルアーを魚が追ってきた時に、複数の魚が一つのルアーを追ってきたことはありませんか?
恐らくその状況は初めの1匹が捕食モードに入ったことがきっかけに、そのルアーを奪い合う形で別の魚も捕食スイッチが入ったものだと思われます。
また魚は捕食中が無防備になるため、その隙のある状態がきっかけでより大きな魚の捕食スイッチが入ることがあります。
バス釣り用のホッパーはバスの捕食音を演出していますし、アマゾンでは木の棒で水面を叩いてナブラを演出して魚を寄せることもあるようです。
④マヅメ時
朝マヅメや夕マヅメは言わずと知れた、魚の捕食スイッチが入りやすいタイミングです!
意外とその理由までは知られていないのですが、水中の植物プランクトンが関係しています。
朝マヅメには昼行性のプランクトンが、夕マヅメには夜行性のプランクトンが活動を始めるため、それらを捕食するために小魚などの生き物が活動を始めます。
その小魚などを狙って、より大きな魚たちの捕食スイッチも入るというわけです。
朝マヅメ、夕マヅメのタイミングは潮汐表で確認できるので、その時間に合わせて釣行スケジュールを組んでみてはいかがでしょうか。
⑤不自然な挙動
エサとなる生き物が不自然な挙動をした時にも、魚の捕食スイッチは入りやすくなります。
エサやルアーを回収しようと早巻きした瞬間に魚が食いついてきたことはありませんか?
今まで動いていたものが止まったり、止まっていたものが動き出したり、急に泳ぐスピードが上がったりしたことをきっかけに魚の捕食スイッチが入ることがあります。
これらをトゥイッチやジャークなどのロッドワークによって意図的に演出することも効果的なので、ただ巻きで反応しない時にはオススメです。
今回は魚の捕食スイッチが入る瞬間を5つ紹介しました!
捕食スイッチが入るきっかけを知れば、その状況を意図的に作り出すことができたり、魚の捕食スイッチが入りやすいタイミングで釣りをすることができるようになるので、よければ参考にしてみて下さい。