ダイソー釣具からまさかの本格穴釣り用ロッドが登場!
その値段や、実際に釣りで使ってみた感想、気になるところ等について紹介します。
ダイソーの穴釣り用ミニロッドをインプレ!使った感想や気になるところは?
ダイソー釣具 穴釣り用ミニロッドの概要
こちらが今回ダイソー釣具から登場した穴釣り用ミニロッドです。
取り出してみるとこんな感じで、全長56cmと非常にコンパクトなサイズ感をしています。
手に持ってみると、より小さく見えます。
ガイドは全部で4つついていて
近くで見てみても、作りが結構しっかりしています。
穂先は先調子で、見た目の割に意外と固めです。
穴釣りでは錘が少し重めであることや、ターゲットとなるメバルやカサゴがサイズの割に引きが強いので、このくらいの硬さが使いやすい気がします。
リールシートはグリップの上部を回転するタイプで、スピニングリールであればどんなリールでもセットできそうです。
穴釣りはキャストをしないこともあり、ダイソーのスピニングリールでも十分使用できます。
カラーは黄色と青の他に、青とピンクの物があってかわいらしいデザインをしています。
グリップの素材はEVAで、滑りにくくて握り心地もいいです。
実際に釣りで使ってみた
外見はしっかりしていそうなことが分かったところで、本当に釣りで使えるのか実際に釣りで使ってみました。
穴釣りといえば海でカサゴやメバルを狙うイメージがありますが、今回到着したのは河川のテトラ帯
穴釣りは海でなくても成立するので、今回は身近なターゲットを狙ってみました。
穴釣りといえばブラクリが一般的ですが、今回のターゲットは口が小さいので今回はナス型オモリにこちらのダイソーの袖針を使用します。
さて、ミミズをセットして、足元の穴に落とします。
ロッドが56cmと非常に取り回しがいいので、このように足元の穴にもラクラク落とせて使い勝手がいいです。
竿先に「コツン」としたアタリが。
なかなか感度も良くて、小さなアタリでも手元に振動が伝わって使いやすいぞ。
小さなアタリでアワセてもフッキングしないので、本あたりを待ちます。
そして「グググッ!」と大きなアタリがあったので、アワセを入れると見事にフッキング!
そして上がってきたのは
可愛いサイズのブルーギルでした。
そう、今回の本命のターゲットこそがこちらのブルーギル。
いつもはブラックバスの外道という扱いですが、テトラの穴釣りのターゲットとしては優秀でゲーム性は抜群です。
今度は別の穴に入れて、アタリを待つと…
しっかりとフッキング!
ロッドが小さいからか、このサイズの魚でもダイレクトに引きを感じられてとにかく楽しい!
これは新しい釣りの楽しみを開拓してくれそうな気がします。
ブルーギルは餌をとるのが上手なので、しっかり合わせないとエサだけ取られてしまうのも面白いところ。
また穴にいればすぐにアタリがあってわかりやすい他、一度エサを取られても何度も食ってくるのでリベンジがすぐにできて中毒性がありますね。
ブルーギルのようないつもは外道扱いされてしまう魚でも、ダイソーの穴釣り用ミニロッドのおかげでエキサイティングなターゲットになって楽しいです!
気になるところは?
ここまでダイソーの穴釣り用ミニロッドの良いところについて紹介したところで、気になるところについても紹介します。
770円という値段を加味すると本当に欠点らしい欠点は見当たらないのですが、強いて言うのであれば携帯性があまり高くないところです。
こちらのロッドは56cmとロッドの中ではかなり小さいサイズをしているのですが、カバンに入れようと思うとなかなか入らないサイズをしています。
もし入るサイズのカバンが見つかったとしても、穂先が柔らかいのでカバンの中で折れてしまうことも考えられます。
持ち運び用に専用のロッドケースなどがあれば良いのですが、値段を抑えるために本体のみで販売しているので当然ありません。
もしツーピースになっていれば、グリップのとことに穂先を固定するようにして持ち運ぶこともできたのですが、ワンピースということでこの運び方も不可。
実際は他のロッドとセットでケースに入れて持ち運ぶか、ロッドをケースなどに入れず手で持ち運ぶのが現実的かなと思います。
ただ上でも述べた通り、ロッドとしての機能面は文句なしで770円という値段を加味すると、取るに足らない欠点かなと思います。
今回はダイソー釣具から新しく登場した穴釣り用ミニロッドについて紹介しました。
取り回しも良くアタリも取りやすく、穴釣り用ロッドとしてはかなりお買い得だと思うので、気になる方はダイソーで探してみてはいかがでしょうか?