釣りに便利なアイテムや情報を紹介している「釣りの知恵袋」なるフィッシュです!
釣った魚を持ち帰って食べることも釣りの楽しみの一つですが、大きな魚を釣った時や、たくさん釣ってしまった時の魚の保管方法に困っている方も多いのではないでしょうか?
また釣りの経験が豊富になってくると、釣った魚を寝かせてから食べるという機会も増えるので、魚の鮮度を保ったまま保管するための知識やアイテムは欠かせません!
そこで今回は、そんな悩みを解決する“魚の鮮度を保って日持ちさせる神アイテム“について紹介します!
プロも太鼓判を押す、釣った魚の保管に最適な神アイテムとは?
プロも太鼓判を押す、魚の長期保管に必須のアイテムがこちら
こちらが魚の長期保管に便利な、ユニ・チャームのフレッシュマスターです!
肉や魚の鮮度を保持するためのアイテムなのですが、実はプロの料理人の方が食品の保管に愛用するほどで、プロの目から見ても食品の持ちが全然変わってくるんだとか…!
ではその仕組みや凄さについて紹介してきます。
フレッシュマスターで鮮度が保てるしくみ
魚の鮮度が落ちる理由
フレッシュマスターで鮮度が保てる仕組みについて紹介する前に、まずは魚の鮮度が落ちてしまう理由について簡単に説明します。
魚の鮮度が落ちる主な理由は、雑菌が繁殖するからです。
雑菌が繁殖すると味や見た目が悪くなるだけじゃなく、悪臭を放ったり、腐敗が進んだりして食べられなくなってしまいます。
釣った魚を持ち帰る時に、よく冷やして持ち帰る必要があるのは、魚を冷やすことで雑菌が繁殖しにくい環境を作るためです。
フレッシュマスターで鮮度が保てるしくみ
フレッシュマスターで鮮度が保てる理由は、ずばり“雑菌が繁殖する条件を整いにくくするから”です。
魚は時間が経つと切り身からドリップ(体液)が出て、その中に含まれる水分や栄養をエサに繁殖します。
ですがこのフレッシュマスターは、切り身から出たドリップを吸収することで直接切り身に触れないようにしてくれるので、切り身で雑菌が繁殖するのを抑制することができるんです!
またシート自体が抗菌成分を配合していることもあり、魚を熟成させる時にもキッチンペーパーなどで包むよりも安全に保管することができます。
他にも余計な水分を吸い過ぎることがなく、みずみずしさを保ったまま保管できるところも釣り人としてはポイントが高いですね!
フレッシュマスターの使い方
それでは実際にフレッシュマスターを使った魚の保管方法について紹介します!
今回はシーバスが釣れたので、こちらを数日寝かせてみましょう。
まずは通常の魚の下処理と同じく、表面のヌメリを洗い流します。
魚のヌメリの簡単な落とし方はこちら
続いて、三枚におろして切り身にします。
その後、切り身から余計な水分を抜くために全体に塩をまぶして10分放置します。
10分後、塩を冷水でできるだけ手早く洗い流したら、キッチンペーパーで水分をしっかり拭き取りましょう。
さて、ここで登場するのがフレッシュマスターです!
フレッシュマスターで切り身を包んでいくのですが、ここでポイントがありまして
実はこのフレッシュマスター、ドリップをうまく吸収するために複雑な構造になっているため、裏と表があり向きを間違えると上手に食材が保管できません。
今回のシートの場合、緑の面に切り身を乗せて包むようにします。
あとは切り身がなるべく空気に触れないように、フレッシュマスターの上からラップで包み、ジップロック等に入れて保管します。
出来上がった切り身がこちら
3日後、冷蔵庫から切り身を取り出した様子がこちらです!
全体的に余計な水分が抜けて、締まっているように見えます。
あとはこちらを切って刺身にすれば、完成です!
寝かせることでタンパク質がアミノ酸に変化して旨味成分が増える他、余計な水分が抜けた分だけ旨味が濃縮されるので、淡白な味わいの白身魚とは非常に相性がいいです!
また白身魚は青物などと違って腐りにくいので、自己責任ではありますが1週間くらいは冷凍しなくても刺身で美味しく食べられています。(ただ個人的には3日後あたりが一番好きですが)
フレッシュマスターの値段は?買える場所は?
フレッシュマスターの気になるお値段ですが、僕が使っている中のサイズはAmazonで1ロール1,500円程度で購入できます。
高いと思う方もいらっしゃるかもしれませんが50枚入りなので1枚あたり30円ですし、意外と使い切るのに時間がかかるのでコスパは良いと思います。
売っているお店をあまり見かけないのでネットで買うのがオススメですが、業務スーパーで売っているというお話も聞いたことがあります。
魚を寝かせて食べる場合、時間をかける分だけどうしても雑菌が繁殖するリスクが高くなるので、魚を寝かせて食べることが多い方はぜひチェックしてみてください!