近年人気が高まっている船タコ釣り。
タコは比較的釣りやすく、食べてもおいしいことから、「今年こそ挑戦してみたい」と考えている方も多いのではないでしょうか。
はい、僕もその一人です笑
そんな船タコ釣りですが、釣具店やインターネットで調べると専用ロッドが数多く販売されているものの
- 「本当に専用ロッドが必要なの?」
- 「手持ちのバスロッドやビッグベイトロッドで代用できる?」
- 「専用のリールは必要?」
と疑問に思っている方もいるのではないでしょうか?
ということで今回は、実際にバス釣り用のビッグベイトロッドとリールを使って船タコ釣りに挑戦してみました。
その結果、代用ロッドでも十分に釣りは成立した一方で、専用ロッドならではのメリットも感じる結果となりました。
今回は実釣経験をもとに、船タコ釣りに専用ロッドや専用リールが必要なのか、代用タックルでも楽しめるのかについて解説します。
今回使用したタックルはこちら
まず今回使用したタックルがこちら。

◆ロッド
商品名:メジャークラフト FIRSTCAST FCC-702X
値段:8,000円程度
長さ:7ft
適合ウェイト:10~84g
◆リール
商品名:シマノ アンタレスDCMD
値段:84,100円
ライン:PE2号
リーダー:6フロロ号
今回は手持ちのメジャクラのビッグベイトロッドと、同じくビッグベイトで使っているシマノのアンタレスDCMDを使用してみました。
一般的に言われるタコ釣りロッドに求められる性能としては
- ハリがあってパワーのある
- 5-7ft程度の短めで取り回しが良い
ということで、とにかくパワーがあって短めのロッドをチョイス。
ビッグベイトロッドで代用可能とも良く聞きますし。
またリールに関しては船宿に確認したらPE2号が巻けて、リーダーは8号なら問題ないとの返事が返ってきました。
釣り場についても浅場がメインとの印象があったので、これで大丈夫なはず!

エギもダイソーのタコエギを買ってきて準備は万端。
心配なのでタコエギにはちょっと手を加えて補強をしておきました。
詳しい補強方法はこちら
ダイソー タコエギ レビュー|実際に釣れる?強度やメーカー品との違いを検証
その他には
- 釣れたタコを入れる洗濯ネット
- オモリ(船宿のHPで確認した30号)
- タコエギ用のスナップ
を準備しました。
それではいざ、ビッグベイトタックルでタコエギ船デビューしてきます。
実際にビッグベイトロッドで船タコをやってみた

それではいざ、タコエギ船に乗ってポイントまで移動します。
周りを見渡してみると、専用のタコエギタックルを揃えた人がズラリ。
長さが5ftクラスがザラで、僕が持ってきた7ftのビッグベイトロッドは少し長い気がしてきました。
ただ船の先頭だったので横の人の邪魔になることはないはず。

ではオモリとタコエギを2つぶら下げて、キャストしていきます。

まずキャスト感なのですが、さすがはビッグベイトロッドということでかなり余裕な感じ。
30号のオモリとタコエギ二つということで合計180gくらいはあったのですが、アンダーキャストで狙ったポイントまでキャストできました。
長さやハリがある分、他の人よりも遠くを探れた気がします。
ただ開始してすぐに気づいたことがありました。
「ボトムの感触が分かりにくい…」

タコ釣りはボトムでコツコツとオモリの感触を確かめながら行う釣りなので、ロッドが長いと手元に感触が伝わりにくいのです。
慣れればやれないことは全くないのですが、タコエギ初心者がボトムを感じるためには短いロッドの方が圧倒的にやりやすく、経験者の方々が短いロッドを使っている中でこれは大きいなハンデだなと感じました。

あとタコエギはロッドをひたすらシェイクする釣りなのですが、ロッドが短い方がアクションを加えた時のレスポンスもいいので、誘いの面でも少しやりづらいです。
周りがタコを釣り上げて焦る中、少しずつ操作にも慣れてきたところでロッドに違和感が…
シェイクで今まで3cmくらい動かせていたところが、急に1cmくらいしか動かせなくなりました。
「もしやこれがタコのアタリか!」
そう思って思いっきりアワセてみると

なんか重い!
ズーんとした重みがロッドに伝わってきます
ひたすら同じ速度でリールを巻き続けていると

うおおおおおお!タコだ、タコ!
バラさないように船の上に抜き上げて

無事にキャッチできました!
重さは600g程度でしたが、人生初のタコということでめちゃくちゃ嬉しいです…!
とりあえずこれで、船タコ釣りはビッグベイトロッドで代用できることが分かりました。
その後もポイントを転々として2匹目

3匹目

その後も2匹追加して、合計5匹釣り上げることができました!
この日の釣果でも船中最大が7匹ということで、ビッグベイトタックルでも上々の出来栄えだと思います!
代用ロッドで感じた限界
ただ専用ロッドではなく、ビッグベイトロッドで感じた限界もありました。
長くて操作性が落ちる
まず一つ目は操作性が落ちること。
タコ釣りは手釣りでも成立するような釣りなので、ロッドが短い方がアクションがタコエギに正確に伝わって圧倒的にやりやすいです。

また船の真下でも反応があることもよくあり、船の真下を探る時には時に7ftという長さはどうしても邪魔に感じることはありました。
長時間誘い続けると疲れる
続いてビッグベイトロッドだと短いロッドに比べて疲れやすいです。
単純に長さがある分、ロッドも重くなりがちなので、誘い続けていると疲れを感じました。
おかげで釣りから帰った時には左手首はプルプルです笑
抜き上げ時に隣の人に邪魔になる
続いてこれも長さ関連ですが、釣り上げた時に隣の人に邪魔になる可能性があること。
タコはよほどのことがない限り抜き上げるのですが、その時にロッドを折らないように横に抜き上げるかと思います。

その時にロッドが長いと、隣の人の邪魔になってしまいそうだなと思いました。
今回は船の先頭だったのでスペースは十分にあったのですが、船によっては屋根がついているものもあるらしく、そういった時にも短い方が都合が良さそうですね。
ロッドの調子が微妙に違う
続いてロッドの調子が微妙に違うこと。
ビッグベイトロッドは基本的にレギュラーファーストになっているものが多いかと思いますが、タコエギ用のロッドは基本的には先調子。
これはタコエギの釣りがボトムの感触を確かめたり、タコが乗った時、根がかりした時の違いを見極めるなどの繊細な側面があるためで、恐らく調子の違いでこれらの見極めが甘かった可能性があります。

タコのアタリが分からずチャンスを逃すだけでなく、根がかり時にフッキングしてしまい何度もエギをロストしてしまったので、専用タックルならもう少し根がかりを回避できたのでは…と思っています。
リールは強度があれば何でもいい

ちなみにリールについてですが、これは「強度があって太糸が巻ければ何でもいい」との結論となりました。
というのもタコ釣りは
- そもそも水深が浅く、時には10m未満
- 魚のように急発進して暴れることがなくドラグも不要
なので、PE2号が100mも巻けば十分成立するのです。
ただし大物がかかった場合や、タコを障害物から引きはがすときにパワーが必要なので
- 最大ドラグ力が少なくとも5kg以上
- PE2号が100m以上
のスペックがあれば、専用のリールを揃える必要はないと感じました。
どんなロッドなら代用できる?
専用ロッドの方がやりやすいものの、タコエギ船で代用できそうなロッドについてまとめてみました。
特徴としては、
- パワーがあるロッド(必須)
- 理想は4-6ft程度
- 200g程度のウェイトが扱える(必須)
- できれば先調子
といった具合です。
候補としては
- ビッグベイトロッド
- 雷魚ロッド
- ジギングロッド
- 強めの船竿
- ハードロック用のロッド
あたりが候補になってくるかと思います。
年に数回なら代用でも十分
船タコ釣りをビッグベイトロッドで代用してみた感想についてですが、5~7ftクラスのロッドであれば十分代用は可能でした。
なので年に1-2回くらいしかしない場合だったり、とりあえず手持ちの道具で始めてみたい方にはちょうどいいと思います。
ただし専用ロッドの方がやりやすく、代用ロッドはハンデになりやすいので、失敗したくないなら初回はレンタルで様子見をするのも良いと思いました!
他にもダイソータコエギを船タコで使う注意点や、メーカー品との違いもまとめてみたので、気になる方はこちらも併せてご覧ください!
