フグ料理といえば「刺身」や「てっちり」が定番ですが、せっかく自分で釣ったフグなら
- 刺身
- 唐揚げ
- 一夜干し
- みりん干し
などなど、いろいろな料理で味わってみたいじゃないですか。
そこで今回は、釣ったサバフグとショウサイフグを資格を持つ船宿で適切に処理してもらい、刺身・唐揚げ・みりん干し・一夜干しの4種類の料理で食べ比べてみました。
この記事では、実際に作って食べたフグ料理の感想や、サイズごとに適した料理、フグの種類ごとの味や食感の違いを紹介します。
【重要】釣ったフグを食べる際の注意点
当たり前のことかもしれませんが、フグには猛毒のある部位があり種類によって食べられる部位も異なります。釣ったフグを自己判断で処理するのは大変危険です。

もし釣ったフグを調理して食べたい場合は、ふぐの調理資格を持った船宿で釣れば、内臓などの有毒部位を下処理してくれます。
【比較表】釣ったフグはどんな料理で食べるのがおすすめ?
持ち帰って作ったフグ料理の評価を、比較表にしてまとめてみました!
| 料理 | 使用したフグ | おすすめサイズ | 食感 | コメント | おすすめ度 |
|---|---|---|---|---|---|
| 刺身 | サバフグ | 中~大型 | やや水っぽい | 水っぽく、ショウサイフグより旨味が薄い。やや酸味がある | ★★☆☆☆ |
| 刺身 | ショウサイフグ | 全サイズ | 弾力が強い | 薄切りでも満足のある弾力、旨味が強く絶品 | ★★★★★ |
| 唐揚げ | ショウサイフグ | 小型 | モチモチ | 鶏肉を思わせるモチモチ感と、後味に強い旨味があってとても美味しい | ★★★★☆ |
| みりん干し | サバフグ | 中型 | 程よい弾力 | アジやホッケに似た旨さがあるが、旨味も強くクセも少ない | ★★★☆☆ |
| 一夜干し | サバフグ | 中型 | 実食後追記 | アジやホッケに似た旨さがあるが、旨味も強くクセも少ない | ★★★☆☆ |
上の表は随時追加予定です!
フグは種類ごとに身質や味わいが異なるので、適した調理法を選ぶのがポイント。
またサイズによってもオススメの調理法があるのですが、意外と小型でもアバラ骨がないので身がしっかりと取れますし、味もしっかりしているので、サイズ問わずまずはフグの美味しさが一番わかる刺身で食べてみてほしいです!
フグは種類によって味や食感が違う
同じフグでもたくさんの種類があり、種類によって味わいが違うもの。
実際に食べ比べてみると、その旨味の強さや弾力、身の質に大きな違いがありました。
簡単に特徴をまとめるとこんな感じ。
サバフグの味は?

- 身は水っぽい
- 旨味はショウサイフグより薄いが、アジなどの一般的な魚と比べると強い
- クセがない
ショウサイフグの味は?

- サバフグより明らかに弾力が強い
- 旨味もサバフグよりも明らかに強い
- 噛めば噛むほど旨味を感じる
- 醤油がなくてもいいくらいの旨味
- 高級魚と言われるのも納得の味
どれも一般的な魚と比べると十分美味しいのですが、同じフグでもこれだけ違いました汗
こちらの表も随時、更新予定です。
| 種類 | 旨味 | 弾力 | クセ | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| サバフグ | ★★☆☆☆ | ★★☆☆☆ | 少ない | わずかに酸味があり身質は水っぽい。フグの中では旨味が薄い |
| ショウサイフグ | ★★★★★ | ★★★★★ | 少ない | 噛むほど強い旨味。薄造りでも食べ応えあり |
釣ったフグの料理を比較!オススメの料理は?
ここからは釣ったフグで作った料理と、それぞれのオススメ度について紹介します!
刺身|フグ本来の味を楽しむならコレ!

まず釣ったフグを初めて食べるなら、ぜひ食べてみてほしいのが刺身!
特にショウサイフグの刺身は絶品で、とにかく旨味がヤバい。

僕は今でスズキ、マダイ、マゴチ、サクラマス、ブリ、サワラ、タチウオなどの有名どころの刺身は食べてきたのですが、旨味の強さに関してはぶっちぎりで一番です。
噛めば噛むほど旨味が染み出てきます。
あと弾力も強くて、薄切りにしても満足感のある噛み応え。
今回試した個体は12cmほどの小型の個体だったのですが、旨味がしっかりしていますし、身もしっかりとれるので、これはサイズ問わずぜひ作ってみてほしいなと思います。
下処理の終わった身をそのまま3枚におろして刺身にしてもいいのですが

おすすめなのは、三枚おろしにした後に塩締めをすること。

詳しい手順は下の記事で紹介していますが、塩を切り身に振ることで、余計な水分を抜いて旨味を凝縮することができるんです。
今までこれほど旨味の強い刺身を食べたことはないですし、旨味が濃すぎて醤油もいらないレベル。
高級魚と言われるのも納得の味なので、フグを釣った時にはぜひ一度は試してみてほしい料理です。
ちなみにサバフグに関しては、水っぽく、味も薄いと言われているので刺身向きではないとされています。

確かに食べてみると、他のフグよりは旨味が薄くて水っぽい感じ。
あとわずかに酸味も感じます。
ですが!マダイやスズキなどの一般的な刺身と比べると、旨味に関しては十分濃いです!
他のフグに比べると刺身向きではないかもしれませんが、十分美味しいと感じました。
唐揚げ|小型のフグとの相性抜群

続いて唐揚げ、これもマジで旨いです。
作り方は簡単で、醤油、みりん、酒をそれぞれ1:1:1で混ぜ合わせ、ショウガとニンニクチューブを入れて1時間ほど漬けおきます。

あとは片栗粉をまぶして

油でこんがり揚げれば完成

できあがった唐揚げなんですけど、これがマジで旨いんですよ。
正直、唐揚げなんてどの魚で作っても似たような味になるだろと思っていたんですけど、フグの唐揚げに関しては別物。
まず一口食べて感じたのが圧倒的な弾力。
まるで鶏肉を思わせるほどのモチモチ感と、その奥にあるフグの旨味が抜群に美味しいです。
あまりの旨さに、家族にふるまったところ一瞬でなくなってしまうほど。
僕も2切れしか食べられていないので、次も絶対作ると思います。
みりん干し|サバフグと相性抜群

続いてみりん干しです。
これはどのフグでも美味しいと思うのですが、ぜひサバフグで作ってほしい料理。
作り方は少し手間がかかるのですが、みりん、しょうゆ、料理酒を1:1:1で混ぜ合わせた液に1時間ほど漬けこみ

その後、ゴマを振りかけます。

この状態で、冷蔵庫で一晩寝かせます。
あとはグリルで焼けば

こんがり焼けたみりん干しの完成です!
醤油ベースのほんのり甘いタレと、フグの旨味がギュッと凝縮されて本当に美味しい。
特にみりん干しは水分が抜けるので、身が水っぽいサバフグでも美味しく食べられます。
今回は自分で釣ったフグ料理と、それぞれのオススメ度について紹介しました!
自分で釣ったフグの味は想像以上で、今まで食べてきた魚の中でも個人的にはトップレベルだと感じました。
今後もさまざまな種類のフグや料理を実際に試し、美味しい食べ方が見つかればこの記事に随時追加していく予定なので、適切に処理されたフグが手に入った方はぜひ試してみてはいかがでしょうか?
