釣り人であれば、旅先で良さげな水辺を見つけた時に
「ここでルアー投げたら釣れそう…」
って思うことありますよね?
ガチな装備を持って行くと邪魔になりますし、家族からも嫌な顔で見られること間違いなしだと思いますが、そんな時に「カバンの中に入るコンパクトなロッドがあったら…」と思ったことのある方もいるはず。
そこで今回は、そんな旅先でも釣りがしたくなる方のために、とっておきのアイテムを紹介します笑
プロックス「ミニモバ7SE」とは?

値段:9,500円
仕舞い寸法:30cm
全長:182cm
適合ウェイト:3.5g~18g
継数:7本
対象魚:バス、カサゴ、メバル、小型青物など
今回紹介するのはPROX(プロックス)のミニモバ7SEというコンパクトロッド。
名前のとおりカバンにも入るコンパクトなロッドで、仕舞い寸法はわずか30cmほど。
ですが7本全てつなぎ合わせると182cmのロッドになります。
ルアーウェイトも3.5g~18gとある程度の重さのルアーまで投げることができ、僕が知る限りではパックロッドの中では割と重めのルアーまで投げれるすぐれもの。
ではこちらのロッド、果たして本当に使えるのでしょうか?
外観をチェック
まずは外観をチェックしていきます。
取り出した様子がこちらです。

もう、取り出してみるとめちゃくちゃコンパクト。
長さはわずか30cmほどで、リュックの中に入れても無理なく入るサイズをしています。

特にこのサイズ感が絶妙で、僕は一時期北海道に住んでいたのですが、飛行機にロッドを積む時には小型機だと「45×35×20cm以内、3辺合計100cm以内」という制限があり、手持ちのパックロッドでもギリギリ持ち込めない場合があったんですよ。
ですがこちらは仕舞い寸法が30cmとかなり余裕があるため、気にせずに持ち込めます。
あと持ち運び用にハードケースがついているのですが、こちらも丈夫で使いやすい。

サイズは37cmほどしかないので、ケースに入れた状態で機内持ち込みが可能なサイズ。

しかも持ち運び用にカラビナまでついているので、リュックなどにぶら下げて持ち歩くこともできます。

では実際にロッドを組み立ててみましょう。
ちょっと室内なので全長は写せなかったのですが、ロッドはコンパクトなだけあって手に持った感じは軽め。
竿を振るだけで、自重でヒュンヒュンと音を立ててしなります。

ロッドをしっかり曲げてみると

胴のあたりからしっかりと曲がります。
7本継ということであまり曲がらないのかと思っていたのですが、意外と曲がってくれるので、40cm程度の魚までなら問題なくキャッチできそうですね。

グリップの部分は、コルクがエンドの部分に使われていてオシャレな感じがします。
カバンに詰めてみた
続いて、ミニモバ7SEを実際にカバンに詰めてみました。

今回用意した釣具たちはこちら。
- メイホウ フック&シンカーケース
- ミニモバ7SE
- 中華のスピニングリール
- シーボンズ ヘッドライト
ルアーやスナップ、シンカーなどの小物はメイホウのケースに入れ、ミニモバ7Eとリールでタックルは完成。
シーボンズのヘッドライトがあれば、旅先で家族が寝静まったあと、ひっそりと夜釣りが楽しめてしまいます。
それぞれの詳しいインプレについては下の記事で紹介しています。
釣り用ライトの理想形!シーボンズ2WayヘッドライトSPEC.2をインプレ
【中華リール】これで7,000円!?TSURINOYAのスピニングリールを徹底インプレ
メイホウ「VS-318SD」をレビュー!フック・シンカー収納に便利な小物ケース
さて、これらを実際に詰めてみると

こんな感じで余裕で収まりました。
今回はロッドのハードケースも使用しましたが、中身だけならもっとコンパクトに収まります。

釣り場で使ってみた
それでは実際にミニモバ7SEを釣り場で使ってみました。
まずは飛距離をチェック

まずはミニモバ7SEのキャスト感をチェックしていきます。
ルアーウェイトは3.5g~18gとそこそこ幅広いルアーを扱えることになっています。

ですがパックロッドということで
- 「まともにルアーを飛ばすことができるのか」
- 「キャスト時に折れないのか」
っていうのは購入前に確かめておきたいじゃないですか。
そこでここからは、実際にルアーをいくつかキャストして飛距離を測定してみました。
ちなみにスピニングではないのですが、同じく3.5g~18gのルアーをキャストできる6.6ftのベイトロッドも一緒にキャストして、キャスト感を確認していきます。
3gのワーム
それでは3gのワームをキャストしてみます。

まずはミニモバ7SEでキャストしてみると

少し軽い感じはしますが、ロッドを曲げてキャストすることができました。
グリップエンドが短く両手でキャストできないため、軽量ルアーでは片手でキャストするのが良さそうです。
飛距離を測定してみると

18.4mでした。
その後、追加で2度ほどキャストしてみても18.5m程度だったので、3gのワームは18.5mほど飛ばせるようです。
5.4gのミノー
続いて5.4gのミノーです。

恐らくこのロッドが旅先でよく使うサイズ感のルアーだと思いますが、果たしてその投げ心地はいかがなものなのでしょうか?
ではキャストしてみると

片手でキャストした感じ、ロッドを軽く縦に振っただけでスーッと飛んでいきました。
継数は7本でロッドがうまく曲げられるか不安だったのですが、パックロッドにしてはなかなかいいですよ。
少なくとも軽量ルアーのキャストについては結構扱いやすいです。
飛距離を測定してみると

23.5m
やはり2ピースのロッドには及びませんが、それでも十分よく飛んでいますよ。
14gのメタルバイブ
続いて14gのメタルバイブです。

こちらはルアーをセットした感じ、ルアーの重みでロッドが入ってしまうため少し不安だったのですが、キャストしてみると

飛距離は33.1mほど。
グリップエンドがないため引手の力が使えず、この重さになると投げにくさを感じてしまいますね。
ただ飛距離に関しては思ったよりも飛んでいるので、これだけ飛べば堤防などでサバやカマスなどの回遊があった時にも届かせることができる気がします。
18gのメタルジグ
それでは最後、18gのメタルジグ。

ロッドウエイトの上限で、そろそろフルキャストが怖いのですが、いざキャストしてみると

キャスト自体はできますが、やはり14gのメタルバイブと同じくロッドがルアーの重量に負け気味で、投げにくさは感じますね。
ただ飛距離に関しては

38mは飛ばせているので、快適ではないものの普通にキャストできると思います。
2ピースのロッドと比べてみた
ここまでミニモバ7SEのルアーの飛距離を測定してみましたが、では2ピースのロッドとどれだけ違うのでしょうか?
用意したのは6.6ftのバスロッド。
スピニングではなくベイトですが、同じルアーをキャストした結果を表にまとめてみました。
| ルアー重量 | ミニモバ7SE | KINGDOM KOⅢ |
|---|---|---|
| 3g | 18.5m | 20.9m |
| 5.4g | 23.5m | 22.5m |
| 14g | 33.1m | 30.4m |
| 18g | 38.0m | 39.8m |
結果をまとめると、面白いことに3gと18gのルアーでは2ピースのベイトロッドの方がよく飛んでいるものの、5.4gと14gではミニモバ7SEの方がよく飛んでいるという結果となりました。
もちろんベイトとスピニングの違いはあるものの、7ピースだから全く飛ばないという訳ではなく、適合ウェイト内であれば普通に釣りが楽しめそうです。
また使ってみた感じとしても、5.4gのルアーが扱いやすい感じがしたので、このルアーの最も快適に投げられるゾーンは5g~10gくらいだと思われます。
魚をかけたらどうなる?
それでは実際に魚を釣って使用感を確かめてみましょう。
今回、やってきたのはとある河口。
この日は電車釣行だったのですが、このコンパクトさだとロッドがカバンにすっぽり収まるので、電車やバスでも場所をとることがなくとても便利です。

ミニモバ7SEで、こちらの13.5gのメタルバイブをぶん投げていきます。

キャストした感じは、やはりこの重さはルアーの重さにロッドが負けがちで、快適にキャストできているとは言えないのですが、それなりに飛んでいます。
この日は沖にキャストしても反応が得られなかったので、岸際に狙いを絞ってキャストを繰り返していると

ググっと竿先が引き込まれる感じがして魚がヒット!
魚が走ってもロッドが追従してくれるので、衝撃を吸収してくれてる感じがします。
手前まで寄せて上がってきたのは

35cm程度のクロダイでした。

その後も同じパターンでメタルバイブをキャストし続けていると

ゴンと重い手ごたえとともにヒット。

こちらはスレですが、40cmほどのクロダイでした。
次は沖にキャストしている時にまたもやヒット!

ロッドが曲がって気持ちがいいですね。
そして上がってきたのは

30cmほどのクロダイでした。
この日は合計でクロダイを4本キャッチしたのですが、35cm以上だと少しパワー不足を感じたものの、巻かれるような根が少ないところなら無事にキャッチすることができたので、40cm程度のクロダイまでなら問題なく使えそうです。
ミニモバ7SEの気になるところ・注意点は?
ここからはミニモバ7SEの気になるところ・注意点について紹介します。
2ピースほどの扱いやすさを求めてはいけない
これはパックロッド全般に言えることですが「2ピースと同じ快適さを求めてはいけない」ということ。
そもそもパックロッドの強みはコンパクトでカバンなどにも入れられるサイズ感なので、例えば2ピースほどキャストが快適ではないとか、感度が、パワーが、などとたくさん求めるのは無茶というもの。
使ってみた感じ、ハリはやや弱めでメタルバイブなどを操作している時も、ロッド操作でルアーを跳ね上げてボトムを切るといった繊細な操作は出来なかったので、感度やパワーなどは2ピースロッドに劣ることが多いです。
グリップエンドがないので、キャストに少しコツがいる
続いてグリップエンドがほぼないので、キャストにコツが要ります。

本来、キャストする時には画像のコルクのグリップ部分を引くようにしてキャストするかと思いますが、このロッドはグリップエンドがほぼないので引手が使えないんですよね。
なので15gくらいのルアーをキャストする時には、どうしても投げにくさを感じてしまいます。
ただこのロッドは長さ的にも小場所用で、遠投はあくまでおまけ的な感じなので、もし投げる時は「35mくらい飛ばせればいいや」といった感じで使うのがいいと思います。
ジョイント部分が緩い?
これは僕が使ったものだけかもしれませんが、キャストしている時にジョイント部分からスポッと抜けて飛んで行ってしまったことがあります。
1度であればたまたまだと思うのですが、これが同一釣行で2度ほどあったので、もしかしたらジョイント部分が少し緩いのかもしれません。
こちらについてはジョイント部分にロッドフェルールを塗るとすっぽぬけなくなったので、もし緩さを感じた時はロッドフェルールワックスを使った方が良さそうです。
ベイトモデルがない
個人的に気になっているのが、スピニングのモデルしかなくベイトがないということ。
スピニングも使いやすいのですが、旅先に持って行くときにスピニングはベールの部分が歪みがちで、コンパクトなのはベイトリールなので、ベイトモデルも取り扱ってもらえると嬉しいなと思っています…!
【まとめ】ミニモバ7SEはこんな人におすすめ!
今回はミニモバ7SEのインプレということで紹介しました!
使ってみた感じとしては、やはり仕舞い寸法30cmというのが非常に便利で、旅先の釣りでは本当に快適に使えました!(この時は釣れませんでしたがTT)
- 旅先で釣りをしたい方
- 電車釣行で荷物をスッキリさせたい方
- バス釣り等でサブのフィネス用ロッドを持ち歩く方
といったスタイルの方にはとてもよく合うロッドだと思うので、気になる方はぜひ試してみてはいかがでしょうか?
他にも旅先の夜釣りで便利なヘッドライトも紹介しているので、興味がある方はこちらも併せてご覧ください。


















