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ルアーに果敢に襲い掛かる獰猛な性格や刀のように美しい見た目、そして何より食味の良さから多くの釣り人を魅了するタチウオ。
タチウオが釣れたら持ち帰って食べる方が多いと思いますが、どうせ持ち帰って食べるなら美味しく食べたいですよね?
そこで今回は、そんなタチウオの調理方法をサイズ別に紹介します!
【サイズ別】釣ったタチウオの美味しい料理法
小型編(指3本未満)
指3本未満の細くて小型のタチウオが釣れた時にオススメなのが、ぐるぐる巻きです!
脂の少ない小型のタチウオですが、ぐるぐる巻きにすることでチーズのコクや甘辛いタレの風味が加わり絶品料理になります!
それでは早速、作り方を紹介します。
タチウオのぐるぐる巻き レシピ
用意するものは以下の通りです。
タチウオ…数匹
スライスチーズ…1匹1枚程度
醤油…適量
酒…適量
砂糖…適量
竹串…適量
大葉…お好みで
まずはタチウオを3枚におろし、脇腹の骨を取り除きます。
続いて捌いたタチウオの身の上にチーズをのせます。
今回はスライスチーズがないので、ミックスチーズを使いました。
ここにお好みで大葉を巻き付けると香りが良くなります。
そしてタチウオの身をぐるぐると巻き付けて、串に刺します。
ここまで出来たら、続いてタレを作ります。
フライパンに醤油、みりん、砂糖、料理酒を入れます。
分量はお好みですが、醤油とみりんと料理酒を1:1:1で混ぜ合わせて、味見をしながら砂糖を足します。
あとは加熱して適度に水気を飛ばします。
グリルにぐるぐる巻きを入れて、タレをかけながら焼いていきます。
タチウオの切り身に火が通り、チーズがトロッと溶けてきたら
上からさらに追いダレをかけて完成です!
タチウオの淡白で上品で淡白な旨味にチーズのコクが合わさっていくらでも食べられてしまいます!
またふわふわとした柔らかい食感もたまらないですね。
小さなタチウオが釣れた時にはぜひ試してみて下さい。
中型編(指4本)
指4本サイズが釣れたら、やはりオススメなのが塩焼きです!
塩焼きの作り方はぶつ切りにして焼くだけとシンプルなので割愛しますが、タチウオは焼くことで旨味がギュッと濃縮されるので素材本来の旨味を最大限に引き出すことができます。
太さのある頭に近い部分は塩焼きにして、尻尾付近の細い部分はぐるぐる巻きにするといった合わせ技もできるので、気になる方はぜひ試してみて下さい。
大型編(指5本~)
指5本以上のタチウオともなれば食べ応えがあるので、いろんな食べ方が楽しめます!
大型の個体も塩焼きがオススメですが、塩焼き以外でオススメなのが炙りですね。
大型の個体になると脂ものってくるので、皮の部分をバーナートーチで炙ることで、口の中にいれた瞬間に脂がトロッと溶けてなんとも言えない幸福感に包まれます。
タチウオは火を通すことで旨味がぐっと増すのですが、炙りにすることで生の良さと火を通した時の良さを両方味わうことができるいいとこどりの調理法です。
大型の個体が釣れた時にはぜひ試してみて下さい。
番外編 骨せんべい
タチウオを調理した時に必ず出るのが中骨。
捌いたあとに内臓と一緒に捨ててしまう方もいるかもしれませんが、タチウオは骨まで美味しく食べることができるんです!
油を入れた鍋の中でそのままカラッと揚げて
こんがりきつね色になったら取り出します。
あとは上からパラっと塩をふってやれば完成です!
ザクザクとした食感はスナック菓子のように無意識に口に運んでしまうほどで、ビールのお供に最高です。
今まで捨てていたという方も、ぜひ試してみて下さい。
今回はサイズ別タチウオの調理法について紹介しました!
おかっぱりでタチウオを狙うとき、今や100均で一式揃う時代になっているので、おかっぱりからタチウオを狙ってみたいという方はぜひこちらの記事も参考にしてみて下さい。
また100均アイテムを使ってタチウオを釣っている動画もアップしているので、こちらも併せてご覧ください。