タコのような見た目が特徴的なタコベイト。
マグロのはえ縄漁を始め漁具として使われているだけでなく、釣りでもジギングのフックに取り付けて使用したり、最近ではタイラバにも使われたりと密かに人気が高まっているアイテムですが、実は従来のタコベイトから進化した次世代のタコベイトが登場したのご存知でしょうか?
そこで今回は、そんな次世代のタコベイトの魅力や使い方などについて紹介します。
無名だけど釣れる!ニッコー化成のスーパータコベイトをインプレ!
ニッコー化成 スーパータコベイトの概要

商品名:ニッコー化成 スーパータコベイト
サイズ:1.5、2.3、3.5、4.5、6inch
値段:2.5inch→5個入り770円(税込)
素材:エラストマー
カラー:全9種類
その他:フレーバー入り、ケイムラ
今回紹介するのはニッコー化成のスーパータコベイトです。
ニッコー化成は知る人ぞ知るエラストマー製ワームのスペシャリストで、素材の特性を生かした高耐久・高浮力といった他の塩ビ製ワームにはない魅力的なワームを輩出しています。
ニッコー化成のワームのインプレは下の記事からご覧いただけます。
さて今回のスーパータコベイトもニッコー化成のワームということでエラストマーが使用されているのですが、タコベイトというワームにエラストマーの素材の特性が絶妙にマッチして、従来のタコベイトを超える次世代のタコベイトが誕生したのです!
用途はジグヘッドにセットして使ったり、ジギングのフックに付けて使用したり、最近ではタイラバのスカートとしての使用でじわじわと注目され始めています。
カラーもかなり豊富にあって
- アメジストパープル
- ケイムラ カブラグリーン
- ケイムラベイトフィッシュブルー
- シャインホワイトグロー
- ケイムラ シャインオレンジ
- コーラルピンクグロー
- ケイムラ クラシックレッド
- ケイムラ チャートイエロー
- コスモブラック
の全部で9色あります。

ではスーパータコベイトの詳細について紹介していきます。
外観をチェック
まずは外観をチェックしていきます。
取り出してみると見た目は一般的なタコベイトに見えるのですが

一般的なタコベイト(画像右)と並べてみると、ニッコー化成のスーパータコベイトは頭の形状や足の吸盤まで再現されており非常にリアルな見た目をしています。
3.5inchのものを取り出してみたのですが

測ってみると約9cm程度と、サイズ感はパッケージの記載通りでした。
従来のタコベイトとの一番の違いはその素材で、これは触るとすぐにわかるのですがとにかく耐久力が凄いです。
試しにタコベイトを手に持って引っ張ってみると

めちゃくちゃ伸びます笑
もとの3倍の長さになるほど引っ張ってもまだまだ余裕があるほど…
この耐久性が直接釣果に影響するわけではないのですが、魚のバイトがあってもなかなか千切れることがないので、ワームの中ではかなりコスパが良い部類です。
またエラストマーということで触ると全体的にペタペタとして、足同士がくっついてまとまってしまうのですが

水に浸けて軽くほぐすと水中でふわっと足が広がってくれます。

後ほど詳しく解説しますが、エラストマーの素材の特性のおかげで従来のタコベイトにはないナチュラルな動きを演出してくれるんです!
スーパータコベイトの凄さの秘訣
ここからはスーパータコベイトの凄さの秘訣について紹介します!
水中でのナチュラルな動き
一つ目は水中でのナチュラルな動きです!
ワームといえば金属やプラスチックのルアーに比べて柔らかくて生命感のある動きが強みですが、スーパータコベイトの動き一般的なタコベイトとは段違い。
では実際に両者の動きを見比べてみたいと思います。
まずはセリアで購入したタコベイトをジグヘッドにセットして泳がせてみたところ

足がヒラヒラと動いて悪くない動きなのですが、どこか足の1本1本に芯がありぎこちない動き。
一方、スーパータコベイトの水中での動きはというと

足の1本1本がふわっと漂い、滑らかに動いています!
エラストマーの弾力やしなやかさは、タコベイトのような水中でふわっとするタコの足の動きに絶妙にマッチしているという訳です。
またエラストマーは塩ビのワームと違い水に浮く性質があるので、完全に動きを止めると違いがよく分かるのですが

塩ビのワームは水に沈むため、動きを止めると足の部分も底についてしまいます。
ですがエラストマーでできたスーパータコベイトは

水に浮く性質があるので、動きを止めてもフワフワと足が漂って勝手にアピールしてくれます。
エラストマーのフワフワとして生命感のある動きは魚にとっても魅力的なようで、実際に使ってみても魚の食い付きはバツグンでした!
視認性抜群のケイムラ仕様!
2つ目の凄さが、ケイムラ仕様になっていること。
スーパータコベイトに限らずニッコー化成のワームは細かく作りこまれていて、こちらのスーパータコベイトは全てのカラーが紫外線を反射して光るケイムラ仕様となっています!
では実際にUVライトで光を当ててみると…

UVライトを反射して発光しています!
せっかくなので水中でもUVライトに当ててみたのですが

怪しく光っていて、艶めかしい動きと相まってめちゃくちゃ釣れそう…!
紫外線は可視光線の届かない深場でも届くようなので、船釣りなどで深場を攻める時にもしっかり光で魚にアピールしてくれそうですね。
さらにこちらはグローホワイトシルバーのカラー限定なのですが、こちらは紫外線で光るケイムラに加えて暗闇で光る蓄光でもあります。

暗闇でボワッと光る様子が堪りません!
ちなみに僕が使った時はこちらのカラーが最も反応が良く、魚からも好評でした!
まさかのフレーバー入り
自然な動きにケイムラとこれだけでもお腹がいっぱいなのですが、なんとこちらのスーパータコベイトはフレーバーまで入っています!

筆者が知る限りフレーバー入りのタコベイトは見たことがないので、これは他のタコベイトとの大きな違いなのではないでしょうか?
フレーバーについてはカラーごとに違いがあるようです!
カラー | フレーバー |
---|---|
アメジストパープル | イカゴロ |
ケイムラ カブラグリーン | イカゴロ |
ケイムラベイトフィッシュブルー | フィッシュオイル |
シャインホワイトグロー | フィッシュオイル |
ケイムラ シャインオレンジ | イカゴロ |
コーラルピンクグロー | フィッシュオイル |
ケイムラ クラシックレッド | イカゴロ |
ケイムラ チャートイエロー | イカゴロ |
コスモブラック | イカゴロ |

実際に匂いをチェックしてみるとほんのり香る程度なので魚を寄せる力はないかとは思いますが、魚が近寄ってきた時や食いついた時は違和感を抱かせにくいのでヒットまで持ち込みやすいのではないかと思います。
実際に使ってみた!
それでは実際にニッコー化成のスーパータコベイトを実釣で使用してみました!
実はニッコー化成は担当の方とご縁があり、今回はありがたいことにメーカーの実釣テストにご一緒させて頂いております。
今回はタイラバのスカートとして使用してみました。

この日は12月中旬ということで急に水温が下がり、船長によるとかなり渋いとのこと。
ボウズも覚悟しつつ、仕掛けを投入していきます。

船長によると魚の活性が低くスローに巻いた方がよいとのことだったので、着底後にゆっくりただ巻きをして誘います。
ニッコー化成の方と「今日は渋そうですね」といった会話をしながら2-3投キャストをしていると…

ニッコー化成の担当の方に魚がヒット!
開始数分の出来事で大興奮です。
そして上がってきたのは

マダイでした!
サイズは30cm程度で鯛めしにちょうど良いサイズ!
カラーは薄暗い時間帯ということでアピール重視のケイムラチャートイエローを使用したとのことでした。
使用方法は着底後にただ巻きするだけと非常にシンプルです。
開始早々のヒットにワクワクしながらただ巻きしていると

竿先が「ググッ!」と引き込まれる感覚があり、アワセを入れるとしっかりフッキング!

慎重に巻きあげながら、上がってきたのは

25cm程度の良型カサゴ!
マダイに続き良型のカサゴと、開始早々で2匹の好調なスタートです。
実は先ほど、チャートで釣れたこともありカラーをシャインホワイトグローにしてみたのですが、カラーチェンジが功を奏したのかもしれません。
その後もすぐにアタリがあり、少しサイズアップしたカサゴをゲット。

カラーは同じくシャインホワイトグローです。
ここからはしばらくアタリが遠のいたのですが、ポツポツと拾い続け

ベラや

カサゴ

ホウボウ、ガンゾウビラメなどいろんな魚が釣れ、渋い日でありながら大満足の結果となりました。
そしてさすがはエラストマー製ということで、この日は同じワームで何匹も魚を釣ったのですが、フグに足を齧られてしまうことはあったもののワームが破損して交換するといったことは一度もなし。
お財布にも優しい釣行となりました。
スーパータコベイトの使い方は?
スーパータコベイトの使い方について紹介します。
タイラバのスカート
一つ目は上の釣行レポでも紹介したタイラバのスカートとして使う方法です。

実はタイラバのスカートとしてじわじわと注目を集めているニッコーのスーパータコベイト。
ネットで調べてみても、釣具屋のブログ等で使用されているのを見かけました。
使い方は簡単で、まずは同じくニッコー化成で取り扱っている固定パーツを用意して

スーパータコベイトを裏返し、中にセットします。

後はセットした固定パーツの穴にアシストフックを通して

アシストフックをタイラバのヘッドに通せば完成です。

実はこちらのスーパータコベイトをタイラバのスカートにするのには釣果以外のメリットもあって、セッティングが非常にラクなんです。
通常のタイラバだとスカートやネクタイの交換に専用の道具が必要ですが、ニッコーのスーパータコベイトなら素手で交換することができます。
またカラーも豊富なので、ネクタイなどを変える感覚でタコベイトをチェンジできるのは嬉しいですね。
メタルジグのアシストフックに取り付ける
二つ目はメタルジグのアシストフックに取り付ける使い方です。

こちらは通常のタコベイトで試されている方が多いかと思いますが、ニッコーのスーパータコベイトでも同じ使い方ができます。
僕はまだ試したことがないのですが、恐らくジグをしゃくった時にふわっと足が広がってカモフラージュしてくれるかと思うので、ぜひ今後使ってみたいと思っています。
アシストフックにセットするのであれば、1.5inchのサイズが使いやすそうですね。
ジグヘッドにセットして使う
3つ目はジグヘッドにセットして使う方法です。

こちらはニッコーの担当の方に聞いたのですが、どうやらニッコーのスーパータコベイトはジグヘッドにセットしても使えるとのこと。
ボートシーバスの穴打ちで使用したところ、ただ巻きでシーバスが良く釣れたとのことでした!
シンプルなワームだからこそ使い方は幅広く、他にも
- アキアジ釣り
- トローリング
- ジグサビキ
- フリーリグ
など、様々な使い方が楽しめそうですね!
もし他にも新しい使い方が開拓できれば、ぜひ更新したいと思っています!
気になるところは?
ここまでニッコーのスーパータコベイトの良いところをお伝えしたところで、気になるところについても紹介します!
エラストマー特有の扱いにくさ
一つ目はエラストマー特有の扱いにくさです。
エラストマー製のワームは塩ビのワームにはないクセがあるので、今まで塩ビしか使ってこなかった方には扱いにくさを感じるかと思います。
というのもエラストマー製のワーム、弾力が強すぎてセットするのが大変なんです。
たとえばジグヘッドにセットする時も、フックにスーパータコベイトを通そうとすると

弾力で押し返されて、ワームキーパーのところまで刺さらないなんてことがあります。

ただし扱いにくさを感じるのも初めのうちだけ。
エラストマーのワームが上手く刺せないのはだいたいだ無意識に力を加減しているからで、手加減をせずにグッと押し込んだり引っ張ったりすれば上手にセットすることができます。
初めはワームを目いっぱい引っ張ることに抵抗があるかもしれませんが、エラストマー製ワームは壊そうと思ってもなかなか壊れないくらい頑丈なので、壊すくらいの気持ちで扱うと上手にセットすることができます笑
動きによるアピールが小さいこと
二つ目は動きによるアピールが小さいことです。
ケイムラやフレーバーといった色や匂いでアピールをするニッコー化成のスーパータコベイトですが、足の形状はスラっとして水の抵抗が小さいため、波動によるアピールは小さめ。
スレた状況では効果的かもしれませんが、波動によって魚に気が付かせたい時にはヒラヒラ系のネクタイを使った方が効果的なので、もしリクエストできるのであればヒラヒラ系のバージョンもぜひ出して欲しいなと思っています。
塩ビのワームと一緒に入れると溶ける
3つ目は塩ビのワームと一緒に保管すると溶けることです。
どちらが溶けるかは試してみないとわからないのですが、エラストマー同士なら良いのですが、塩ビのワームと一緒に保管するとどちらかが溶けて大変なことになってしまいます。
なので面倒なのですが、他のタイラバの仕掛けと一緒にするのではなく、スーパータコベイトを保管するなら専用のケースや袋を用意した方が良さそうですね。
ラインナップを紹介!
最後にスーパータコベイトのラインナップを紹介します!
サイズは1.5inchから6inchまでの5種類あり、値段や個数はサイズによって異なるので表にまとめてみました。
サイズ | 個数 | 値段 |
---|---|---|
1.5inch | 5個 | 600円 |
2.5inch | 5個 | 700円 |
3.5inch | 4個 | 850円 |
4.5inch | 4個 | 950円 |
6inch | 2個 | 1,000円 |
固定パーツ | 5個 | 440円 |
今回はニッコー化成のスーパータコベイトについて紹介しました!
エラストマーの素材特性が活きた従来のタコベイトにはない良さがあるので、ぜひタイラバやジギングで使用してみてはいかがでしょうか?