ダイソー釣具から販売されているミノーワーム。
塩入りで形状も本格的なので釣れそうに見えるのですが、果たして本当に釣りで使えるのでしょうか?
そこで今回は、実際にダイソーのミノーワームを釣りで使った感想や、有名ワームと釣り比べた結果を紹介します。
【ダイソー釣具インプレ】ミノーワームを有名ワームと徹底比較
ダイソー釣具 ミノーワームの概要
今回紹介するのはダイソー釣具のミノーワームです。
取り出してみるとこんな感じで
ストレートワームのような細長いボディに、尻尾の部分には水噛みの良さそうなテールがついています。
またボディ全体にリブが入っていて、これが110円とは思えないくらい本格的ですね。
サイズは76mmとのことですが、テールの部分まで合わせると80mmくらいありました。
実際にフックをセットしてみた様子がこちら。
今回はキャン★ドゥで売っている#4のオフセットフックと合わせてみたのですが、これくらいのサイズがワームの動きを殺さずしっかりアクションしてくれそうな気がします。
先ほどのリブが針先を隠してくれるので、根がかりもかなり軽減されそうですね!
また最近のダイソーワームは塩入りが当たり前の時代となっていて、こちらのミノーワームについても塩入りとなっています。
有名ワームと比べてみた
さて、ここまでダイソーのミノーワームの概要について紹介したところで、ここからは有名ワームと比較してみたいと思います。
似ているワームはたくさんあるのですが、僕が今回比較用に用意したのがゲーリーヤマモトのレッグワーム2.5インチ。
実際に並べてみるとこんな感じで
サイズはレッグワームが若干小さいのですが、形状としては結構似ているのではないでしょうか?
質感としてはゲーリーのレッグワームがかなり柔らかいのに対して
ダイソーのミノーワームの方が弾力があり、耐久性が高そうな気がします。
ゲーリーのレッグワームはよく釣れるのですが紙耐久で有名なので、もしダイソーのミノーワームも同じくらい釣れるのであれば差別化ができそうですね!
実際に釣り比べてみた
それでは実際にダイソーのミノーワームと、ゲーリーヤマモトのレッグワームを釣り比べてみました。
セッティングはダウンショットリグで、シンカーには同じくダイソー釣具のダウンショットシンカーを使用しています。
ダイソーダウンショットシンカーの詳しいインプレは下の記事で紹介しています。
同じフィールドで釣り比べる場合、圧倒的に先行有利ということで、まずはダイソーのミノーワームから投げてみます。
まずはダイソーミノーワームをキャストして、ズル引きしてみると…
キャスト、ぐるぐる
キャスト、ぐるぐる
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と、何度キャストを繰り返しても、全然アタリがありません。
浅場で動きを確認してみてもしっかり泳いでいるように見えるのですが、今日は魚がいないのでしょうか…?
ということで、続いてゲーリーヤマモトのレッグワームのターンです。
こちらは実績のあるワームということで、同じようにキャストしてみると
フォール中にグンっと引っ張るようなアタリ。
ズル引き中にもコンコンッとした鋭いアタリ。
うんうん、やっぱり魚はいるよな。
ギルということでなかなかフッキングが難しいのですが
ご覧の通りワームが引っ張られてフックから外れていたり
テールの部分が切られたりと、ダイソーのミノーワームでは起こらなかったことが起きています。
恐らくギルのアタリだとは思うのですが、魚からのアタリがあるのとないのとでは大違いなので、ダイソーのミノーワームとゲーリーのレッグワームで、食わせの力にかなり差がありそうです。
この日はレッグワームでもフッキングしなかったのですが、別日だと
ギルの口にもバッチリとフッキングしました。
やっぱり有名ワームのゲーリーは釣れますね。
ダイソーのミノーワームも同じような形と動きをしているのですが、全くアタリがなかったということで、ワームの質感や形状の細かい差が釣果に現れていそうですね。
今回はダイソー釣具のミノーワームのインプレや、有名ワームと釣り比べた結果について紹介しました。
結論としては見た目や動きは似ているものの、
- ダイソーのミノーワーム:アタリなし
- ゲーリーのレッグワーム:アタリ多数
と、魚からの反応には大きな差がありました。
今回は使い方やターゲットの問題もあるかもしれませんが、いくら安いからと言っても魚からの反応が全く得られなかったので、ダイソーのミノーワームについてはわざわざ使うほどの物でもなさそうですね。
総合評価
総評:★☆☆☆☆
値段:★★★★★
耐久力:★★★★☆
食わせの力:★☆☆☆☆
コメント:実戦での使用は難しい